日本テレビの上田まりえアナウンサー(29)が、来年1月末に日本テレビを退社することが明らかとなりました。
上田アナは退社後に、お笑いコンビ・ますだおかだ、タレントの堀ちえみさんらが所属する大手芸能事務所『松竹芸能』に所属することもすでに決定しているそうで、司会業を中心に女優や歌手など幅広くマルチタレントとして活動していく意向とのこと。
『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じている記事によると、上田さんが独立を考えるようになったのは今年に入ってからで、30歳を目前にして仕事が限定されてしまう局アナではなく、色々な事に挑戦したいとフリーになることを希望し、親しい芸能人仲間にも相談して決断したそうです。
そして、上田アナは同局広報のIR部を通じてコメントを発表し、「小学校3年生のときから、アナウンサーになることが夢でした。その夢をかなえてくださり、育ててくださった日本テレビには、本当に感謝しています。今後はタレントとして活動していこうと思っております。3年ほど前から幅の広い“表現”に挑戦したいという気持ちが生まれ、悩んだ末の決断です。人に恵まれて、ここまできました。関わった全ての皆様に、感謝の気持ちをお伝えするべく、新たなスタートを切り、人生をかけて表現の仕事と向き合っていきたいと思っております。本当に、本当に、ありがとうございました」と話しています。
上田アナは、専修大学文学部日本語日本文学科卒業後の2009年に日本テレビに入社し、2010年3月末~2011年9月にかけて早朝の報道・情報番組『Oha!4 NEWS LIVE』で月曜・火曜メインキャスターを担当、昨年10月から今年10月までの1年間は情報バラエティ番組『PON!』で水曜~金曜日のアシスタントを務め、2013年6月からは報道番組『真相報道 バンキシャ!』のニュースコーナー、深夜バラエティ番組『月曜から夜ふかし』でリポーターを務める等しています。
そんな上田アナは、女子アナ嫌いを公言している女装家でタレントのマツコ・デラックスさんに地味で飾らない人柄を絶賛されており、「女子アナらしからぬ漁師みたいな女子アナ。この女子アナはすごい」と言わしめるほどの異色のアナウンサーで、実家は漁港で有名な鳥取・境港市の元イカ釣り漁船の網元、趣味は手芸屋ミニ四駆などのモノ作りや野球で、大学生時代には週3回バッティングセンターに通い詰め、高校生時代から野球グッズの収集も趣味で、集めた野球関連書籍は400冊を超えるといいます。
<↓の画像は、上田アナを絶賛していたマツコ・デラックスさんの写真>
また、1人居酒屋や1人カラオケが大好きだとい、かなり個性的なキャラをしている上田アナなのですが、タレント転身に対してネット上では、
- 間違っても元日テレの脊山麻理子と同じ道には歩まないようにね
- マツコのお墨付きと言うだけでは正直厳しい気はしますが…まあ頑張ってください
- 後輩の水卜麻美の存在が大きかったんじゃないの。日テレ退社後にフリーで活躍しているのって、最近だと夏目三久ぐらいだし、厳しいと思う。あの西尾由佳理でさえも、フリーになってからは存在感がないし…。
- 移籍先がアナウンサーが多く所属しているセントフォースじゃないところがいい。好感が持てるわ
- 正直,マツコが推したそのキャラは女子アナだからこそ際立つものなんじゃないか。後悔することになりそう
- ナウンサーの中でも読みも正確で、知識も豊富だから辞めるのは勿体ない気もする。でも、仕事の幅も広がるだろうから楽しみ。
- 前途多難だと思う。局アナとしても存在感無かったし・・・。
などのコメントが寄せられていました。
テレビ局のアナウンサーがフリーに転身する場合、アナウンサーやキャスター等が多く所属している大手芸能事務所『セント・フォース』に所属することが多いのですが、お笑い芸人が多く所属している松竹芸能に移籍するというのが何とも上田アナらしく、大手の事務所であることから今後の活躍にも期待できるかもしれないですね。
フリーに転身している局アナは多く、日本テレビでは夏目三久さん、西尾由佳理さん、脊山麻理子さん、馬場典子さん等がおり、転身後に成功している方はごく僅かで、結果を残さなければすぐに干されてしまうという厳しい世界となりますが、タレントとして成功できるようにこれから頑張ってほしいと思います。