ATV青森テレビの元報道記者で、FBC福井放送の工藤遥アナウンサー(くどう・はるか 29歳)が車で帰宅途中に人身事故を起こし、被害者の高齢女性が亡くなり、FBC福井放送が公式サイトで謝罪コメントを発表しました。
各報道によると、工藤遥アナは16日20時5分ごろに、福井市高木中央2丁目の市道で軽自動車を運転中に、道路を横断していた86歳の女性をはねたそうです。
女性は頭などを強く打ち、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認されたとのことです。
事故発生現場は、見通しの良い片側1車線の直線道路ですが、横断歩道が無く、街灯も少ない場所で、警察は工藤アナから話を聞くなどして事故が起きた原因を調べているとしています。
<↓の画像が、事故報道の写真>
そして、FBC福井放送は公式サイトで【当社社員による交通死亡事故について】と題して、自局のアナウンサーが起こした事故により、歩行中の高齢者が亡くなったことを報告し、故人への哀悼の意と遺族に対する謝罪の言葉を綴ったうえで、「交通法規を率先して遵守すべき報道機関の社員がこのような事故を起こしたことは誠に遺憾であり、警察による調査に当社としても誠実に対応してまいります。また、こうした事が二度と起こらないよう、改めて交通法規の遵守、安全運転の徹底を図ってまいります。関係者の皆様にはご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。」
と謝罪しています。
<↓の画像が、FBC福井放送の謝罪コメント全文>
工藤遥アナが起こした人身事故、FBC福井放送のコメント発表を受けてネット上では、
- 運転手が逮捕されていないのに名前が出るのは珍しい
- くどはる、サバサバした可愛らしいアナウンサーです。やっぱりもう表には出られないんだろうな。
車に乗るって怖い。自分も被害者や加害者になるかもしれないから気をつけて運転しないと。 - 好きなアナだったからショック……。同じ歳で、可愛い顔なのにバッサリ切るようなサバサバしたコメントが好きでした。
工藤アナのメンタルも心配ですが、被害者様のご冥福を心よりお祈りします。 - 街灯もない夜道で横断歩道がない道路を横断しないでくれ 正直、今までたまたまそのような場面に遭遇していないだけで同じ場面になったら事故を起こさない自信はない。
- 暗い道で、横断歩道でもないところを渡って…..運転手さんが気の毒
- 事故の状況はわからないが、車がやっぱり悪いんだよね。でも、逃げなかったのは偉い。
- 明日は我が身…一層気を付けて運転しないといけない
などの声が上がっています。
工藤遥アナは青森県出身で、地元の県立弘前高校から兵庫の関西学院大学へ進学し、2018年にATV青森テレビへ入社後は報道記者を務めていましたが、1年で退社して2019年9月にFBC福井放送へ中途入社しました。
入社後は、平日夕方のローカル情報・報道番組『おじゃまっテレ ワイド&ニュース』の中継やリポーター、情報番組『ふれあい若狭』のリポーター、土曜朝放送の情報番組『にじパレ』のMCなどを務めており、2ヶ月前に20代最後の誕生日を迎えたばかりでした。
事故の原因は現時点では不明ながら、現場は街灯が少なく、そして横断歩道もない場所ということで、被害者の女性がいきなり道路に飛び出してきたり、目立たない服を着ていて発見が遅れたということも十分考えられます。
そうした可能性も考慮したうえでネット上では、工藤遥アナに対して同情の声も多く上がっているのですが、工藤アナの前方不注意による事故の可能性も十分あるため、事故の詳しい原因が明らかになっていない現状では何とも言えません。
いずれによせ、被害者の女性が亡くなってしまっていることから、工藤遥アナは過失運転致死や道路交通法違反(安全運転義務違反など)の罪に問われる可能性が高く、そしてこのままアナウンサー職を続けることはかなり難しいとみられますが、今後の捜査の行方に注目したいですね。