フジテレビの永島優美アナウンサー(33)と椿原慶子アナウンサー(39)が、3月をもって退社することが10日に発表され、中居正広さんの女性トラブルを発端とした一連の騒動との因果関係を疑う声も上がる中で、また新たに若手有望株の岸本理沙女性アナウンサー(きしもと・りさ 25歳)が、フジテレビからの退社を決断したと週刊誌『週刊文春』が伝えています。
週刊文春は8日に永島優美アナと椿原慶子アナが退社するとの情報を伝え、この報道を巡って一連の騒動との関係を疑う声も上がっていましたが、10日にそれぞれコメントを発表し、永島アナは昨年10月、椿原アナは昨年11月時点で退社を決意、フジテレビにも退社の意向を伝えていたと説明し、一連の騒動との関係をやんわりと否定しています。
しかし、週刊文春の取材に対してフジテレビ関係者は、「2人とも表向きは『子育て』に専念したいとのことでしたが、椿原アナは産休から復帰したばかりで、永島アナに至っては育休中での決断となりました。それぞれの発表によると、退社の意向を告げたのが昨年の10月と11月。偶然なのか、一連の問題が報道される直前だったこともあり、『子育て』だけが理由ではないのではと社内で噂されています」
と語っています。
週刊文春がさらに取材を進めたところ、入社4年目の“リサパン”こと岸本理沙アナも退社を決断していることが分かったとしています。
<↓の画像が、岸本理沙アナの写真>
岸本理沙アナは1月24日放送の『めざまし8』で、前日に行われたフジテレビの社員向け説明会の様子を語り、「3年目という立場で恐れながら申し上げると、“不安でしかない”説明会でした」「不安に思ったことは2つあり、1つが『組織体制の見直し』。この問題が今後2度と起きてはいけないと思っていて、そのためにどうすればいいのかというと、問題が起こってしまったことに対する原因究明や、なぜそういうことが起こってしまったのかという経緯を含め、そこの説明責任というのは果たすべきであったかなと思う。もう1つは、27日に社長と会長がこれから行うという記者会見。そこで信頼回復できるのかというところが正直不安。視聴者の皆さま、各スポンサー、関係会社、すべての信頼が加速度的に失われている中で、果たしてこの信頼を取り戻すことができるのか。」
などと語り、上層部の対応を見て強い不安を感じていることを率直に明かしていました。
また、2月19日放送の『奇跡体験!アンビリバボー』で“内部告発”に関する話題を取り上げた際には、「近年でも鹿児島県警や兵庫県知事のパワハラ問題、内部告発が話題になることが多くなっています。そして、フジテレビも同様の問題に直面しています。問題発覚後の向き合い方、そして闇に葬られることなくクリアになっていくことの必要性を一社員として痛感しています」
とコメントしていました。
そんな岸本理沙アナが、フジテレビを退社するとの情報をキャッチした週刊文春は、フジテレビに事実関係の確認をしたところ「社員の個別事案に関しては、お答えしておりません」とコメントしたとのことです。
そして、岸本理沙アナのフジテレビ退社報道を受けてネット上では、
- 岸本さん全女子アナの中で声や仕草まで含めて一番かわいいと思ってたのに……残念すぎる……
- そらそうよ 残る方が変に疑われるまである
- フジテレビは何かある度に蒸し返されるだろうから早く逃げた方がいいよな
- 上納文化がある以上女子アナはフジテレビでは働けない
- フジにいること自体がリスクだからな
- めざまし8で上層部批判した粛清だろ
- 岸本理沙アナは天然キャラの陽気そうなアナウンサーだったのにな 裏では真剣に考えてたんだな
- まじかよー めざまし8でいちばん人気ある女子アナなのにもったいないな セントフォースに移籍してアナウンサーは続けてほしい
などの声が上がっています。
新たにフジテレビ退社が報じられた岸本理沙アナは、6歳までアメリカ・ニュージャージーで過ごした帰国子女で、千葉県立船橋東高校から慶應義塾大学経済学部へ進学し、大学時代には大手芸能事務所『スターダストプロモーション』に所属しており、音声配信サービス『Voicy』の英語ニュースチャンネルでパーソナリティーを務めるなどしていました。
2022年にフジテレビ入社後は、情報・報道番組『Live News イット!』のフィールドキャスター、『めざまし8』の金曜MC、バラエティ番組『ぽかぽか』の進行を担当し、アニメ『Go!Go!チャギントン』でタレント・つるの剛士さんと共にナビゲーターも務めています。
まだ入社3年ながら複数の番組を担当している若手有望株の1人なので、このタイミングで辞めるというのがもし事実とすれば、一連の騒動との関係が疑われます。
ちなみに、昨年8月にフジテレビを退社した渡邊渚さんも慶応大学経済学部出身で、2人は大学の先輩後輩という間柄でもあります。
<↓の画像は、昨年8月にフジテレビを退社した渡邊渚さんの写真>
渡邊渚さんは一連の騒動が起きる前にフジテレビを退社しましたが、退社後のインタビューではフジテレビに対する不満、不信感などを語っており、そして中居正広さんが起こした女性トラブルとの関係も疑われていることから、岸本理沙アナが退社を決断した理由とも関係しているのではとも考えてしまいます。
また、第三者委員会による調査終了前に退社が報じられたこと等から、岸本理沙アナも接待要因として飲み会に参加していたのではないか、何か不適切な行為をさせられていたのではないかとの憶測も飛び交っていますが、このように一連の報道であらぬ疑いもかけられるほど、フジテレビのイメージは悪化してしまっているので、フジテレビ退社がもし事実だったとしても全く不思議ではないですね。
しかし、現時点では岸本理沙アナの退社を報じているのは週刊文春のみで、これを裏付ける確かな情報などが出ているわけではないのため続報を待ちたいところです。