元TBSでフリーの小林麻耶アナウンサー(こばやし・まや 40歳)と結婚し、昨年6月から夫婦で芸能事務所『生島企画室』に所属、芸能活動も行っている整体師・國光吟さん(くにみつ・あきら 芸名=あきら。 36歳)が、4月1日から“遠隔施術”なるものを始めたことで注目を集めており、週刊誌『週刊文春』が遠隔施術を体験した主婦に取材も行っています。
國光吟さんは1日にインスタグラムやブログを更新し、「コロナ対策でテレワークで働いている方も多いので、僕もしばらく遠隔施術をメインにしていこうと思います。」
として連絡先のメールアドレスを記し、「◎フルネーム ◎ご住所 ◎電話番号 ◎全身写真(前後)一人暮らしの方は鏡越しでもかまいません。痛みの箇所を写真で送っていただきます。 ◎30分 ¥7500です。」
と案内していたほか、無料で占いも受け付けると記していました。
それから約1週間後の7日には、複数の希望者に遠隔施術を行ったことを明かし、「お役に立てて嬉しく思っています 『初めてのことで驚きました』『痛くなくなりました』『歩くのが楽になりました』など感想いただきました」
と綴り、改めて遠隔施術の希望者を募っており、価格も通常は1万5000円のところ期間未定キャンペーンで、半額の7500円にしていることもアピールしていました。
<↓の画像は、國光吟さんのインスタグラム投稿写真>
このように綴っていた國光吟さんは、かつてはダンサーとして活動し、25歳でセラピストとなり、リラクゼーションサロンや整体院で働き、その後はヨガインストラクターの資格を取得、それから不思議体験を繰り返すようになったそうで、國光さんの施術は「宇宙のパワーとリンク」する「宇宙ヨガ」と呼ばれており、いわゆるスピリチュアル・ヒーリング系の整体師です。
國光吟さんは患部に手をかざすだけで、症状が回復するという触れ込みで施術を行っており、そうしたスピリチュアルな活動で小林麻耶アナとも意気投合、結婚に至っています。
<↓の画像は、國光吟さんと妻・小林麻耶アナの写真>
そんな國光吟さんの遠隔施術を受けたアラフォーの主婦・A子さんに週刊文春は取材を行い、施術内容の一部始終を聞いたそうで、遠隔施術を受けようと思った理由についてA子さんは、「何気なく携帯を見ていたら國光さんのインスタが目に入り、全身が怠かったのと体の節々が痛かったので施術を受けてみようと思いました」
と説明しています。
半信半疑ながら名前、住所、電話番号、写真などをメールで送ったところすぐに返信があり、そこには施術料の振込先や施術予定日が記されていて、お金を振り込んだところ、「〇月〇日〇時から施術させていただきたいと思います。横になってリラックスしていて下さい。カラダを動かしたくなりましたら、動かして頂いてもかまいません。トイレに行きたくなったら、行ってください」
という説明の返信があったそうです。
そして、施術日当日にA子さんが自宅のベッドで横になって待機していると、開始10分前に國光吟さんから何時より施術を始めるというメールが届いたそうなのですが、「施術中は仰向けで横になって目を閉じていました。國光さんと電話で会話をしたり、メールで何か指示があるのかな、と思っていましたが、10分が経過しても何もない。身体に変化もなく、ただ横になっているだけ。それで、あっという間に30分が過ぎました。遠隔で『気』を送ってくれていたということでしょうか。私には全てがよく分かりませんでした」
とA子さんは語っています。
施術終了時間から10分後には國光吟さんから再びメールが届き、遠隔施術を行った結果【痛みの原因は幽霊】という診断内容が書かれていたといい、「痛みを感じていた部分を中心に施術したという報告でしたが、メールの最後に『幽霊が付いていましたが、30分で浄化できました』『幽霊も痛みの原因です』と書かれていました。遠隔施術というのは、気功整体の一種だとばかり思っていましたが、こんなオカルトっぽいものだったとは……」
とA子さんは驚いたことを明かしています。
A子さんは霊感などもなく、原因が幽霊と言われて気持ちが落ち着かなかったと語り、「幽霊の存在を信じているわけではありませんが、幽霊が原因と言われたら、それは気分が悪いです。それに、時間が経つにつれて他の心配事も出てきました。私は國光さんに携帯の番号や自宅住所を送ってしまったのですが、あれが何のために必要だったのかがわからない。個人情報を渡してしまったことが今でも引っ掛かって、せっかく気晴らしになると施術を受けたのに、逆にストレスを感じています」
としています。
國光吟さんの説明によれば、遠隔施術の効果は徐々に現れてくるとも書かれていたそうなのですが、A子さんはその後も身体の痛みは改善されず、効果を特に感じなかったといい、國光さんからは月1回の遠隔施術を勧められたものの、施術料が1回7500円ということもあり、アロマオイルマッサージを受けた方が効果が得られる気がすると語っています。
こうした体験記を聞いた週刊文春は、國光吟さんにどのような施術をしているのか、個人情報がなぜ必要なのかなどについて質問を行ったそうですが、期日までに回答を得られなかったとした上で、「痛みの原因を『幽霊』だとして継続的な施術を勧めるなど、これは新手の“心霊商法”と言えるのではないか。」
と指摘しています。
その後、國光吟さんは10日に自身のブログを更新し、【僕の想い】と題して記者から問い合わせが来たことを明かしており、「もちろん、こうなる事はわかっていてブログやインスタグラムに書いた事です。またきっと酷く書かれるのでしょう。」
とした上で、「僕は宇宙ヨガインストラクターではないのです。そして、僕は結局『胡散臭い』という言葉はついてきてしまうかもしれませんが、普通の人とは違う方法で施術ができます。施術という言葉も無理矢理施術という表現をしているだけで、なんという言葉で表したら良いかわからないのです。」
などと綴っています。
そして、國光吟さんの遠隔施術などに対してネット上では、
- 病気で気持ちまで弱っている人につけ込むよくある手口
- 怪しい…どうしたのよ、この旦那…というか夫婦。。大丈夫かな?
- 小林麻耶さんが広告塔に利用されていなければ良いのですが、それよりも警察沙汰にならないか気にかかります。
- 麻耶さん、大丈夫かな。弱っている時に結婚されたから、何かあったのかな。。
信じている人にとっては、効果があるように感じてしまうのだろうけど、これでお金をとるのは人としてどうなんだろう。
これが違法でもなく通用するなら、SNSって本当に恐ろしいと思いました。麻耶さん、大丈夫かな、、本当に心配。 - 麻耶だけならまだしも、こんな胡散臭い旦那まで生島企画室で面倒を見る必要があるのか?と思う
- 麻耶さんは旦那さんがこんな事をしようとするのをなぜ止めれなかったのでしょう…。
自分がお客だったならば、この人ヤバくない?って思ったはず。 夫婦になってしまったので麻痺してしまっのかな…。
これは問題が起きないとは言いきれない内容ですね。 - あり得ない…。カウンセラーとかなら分かるが、整体なんて触れてなんぼでしょ?
それを遠隔って、整体の定義そのものを否定しちゃってるような??ましてや原因が幽霊って…。
整体師じゃなくて霊媒師じゃん。軽蔑に値する。
などのコメントが寄せられています。
國光吟さん自身も世間から、「胡散臭い(うさんくさい)」と言われていることは分かった上で、自身のブログやインスタグラムなどで遠隔施術希望者を募ったようですが、1回7500円とそこそこの価格設定となっている上に、施術には特に関係の無い住所などの個人情報を取得、終いには幽霊が憑いていたことで不調をきたしていると言われ、全く効果も感じられなければ、普通の人だったら様々な疑問や不満を抱くと思います。
小林麻耶アナも以前からスピリチュアルに傾倒しており、ブログなどでは自身も不思議体験をしたことを明かしており、東京・明治神宮で写真を撮った際には、「エメラルドグリーンの不思議な光が見えた」などと綴っていました。
また、自身も「数秘術」という占いの資格も取得し、数秘術用のインスタグラムアカウントも開設していました。
小林麻耶アナ自身もスピリチュアル界隈の有名人と繋がり、親交を深めているようなので、國光吟さんの遠隔施術などにも特には疑問を抱かず、胡散臭いなどとは一切思っていないとみられ、小林アナも國光さんから大きな影響を受けて、今後怪しい活動を本格的に始めてしまうのではないかと心配になりますね。