元テレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(おがわ・あやか 37歳)が、2019年6月からメインキャスターを務めている報道番組『news23』(TBS系)を降板するとの情報を、8日発売の週刊誌『週刊ポスト』が伝えています。
小川彩佳アナは、2011年4月~2018年9月にかけて『報道ステーション』のサブキャスターを務め、結婚を機にテレビ朝日を退社後の2019年6月から、元TBSの雨宮塔子アナ(51)の後任として『news23』のメインキャスターに就任、選挙特番の司会も務めており、10日19時57分から放送の参院選特番『選挙の日2022 私たちの明日』(TBS系)でも総合司会に起用されています。
<↓の画像は、『選挙の日2022』出演の小川彩佳アナ、爆笑問題・太田光さん等の写真>
そんな小川彩佳アナが9月をもって、『news23』を降板するとの説を週刊ポストが報じており、記事ではTBS関係者が、「9月の秋の番組改編期に降板になるというのです。前任の雨宮塔子アナ時代には視聴率が振るわず、テコ入れとして鳴り物入りで移籍した小川アナだけに、3年で降板するというのは早すぎる気もしますが……」
と語っています。
ただ、『news23』は小川彩佳アナがメインキャスター就任後も視聴率低迷が続いていたため、TBSの社長も会見で不満を口にしており、かねてから番組降板が囁かれていました。
TBS関係者によれば、2020年時点で小川彩佳アナ降板の具体的な時期の話も出ていたそうですが、同年7月に小川アナが第1子を出産、さらに実業家男性との離婚騒動もあったため、番組降板はウヤムヤになったとのことです。
そして、離婚から1年経って再び番組降板説が浮上しているそうですが、週刊ポストがTBSに小川彩佳アナの降板について問い合わせたところ、「ご指摘のような事実はございません」とキッパリ否定したといいます。
小川彩佳アナの『news23』降板説が再浮上した背景には、テレビ局内の事情もあるといい、コロナ禍で広告費の減少が続いていることで、民放各局は番組制作費のさらなる削減を行い、報道番組などでは出演者のギャラを抑えるため、局アナの起用を増やしているとのことです。
実際に、フジテレビでは『Live News イット!』のメインキャスターを今年10月から、フリーの“カトパン”こと加藤綾子アナから局アナの宮司愛海アナに変更、TBSでは昨年秋に、元日本テレビの夏目三久さんが司会を務めていた『あさチャン!』が終了し、安住紳一郎アナを起用した『THE TIME,』の放送をスタートさせました。
それに続いて『news23』も局アナに変更するのではと囁かれていて、気になる小川彩佳アナの後任について前出のTBS関係者は、「山本恵里伽アナや、『ひるおび』の中継キャスターなどを務める野村萬斎の娘・野村彩也子アナの名前が挙がっているようです」
と明かしています。
<↓の画像左が山本恵里伽アナ、右が野村彩也子アナ>
小川彩佳アナが『news23』のメインキャスターに就任してから早3年が経ちましたが、番組の視聴率は相変わらず低く、昨年8月末には番組をリニューアルしました。
それまでサブキャスターを務めていた山本恵里伽アナ(28)がフィールドキャスターとなり、国山ハセンアナ(31)が新たに加入し、小川彩佳アナと並ぶツートップのような形となりました。
<↓の画像は、『news23』の顔を務める小川彩佳アナ、国山ハセンアナの写真>
こうしたテコ入れにより、視聴率にどのような変化が起こるのかに注目が集まりましたが、同時間帯に放送の『news zero』(日本テレビ系)が世帯視聴率9%前後、個人視聴率4~5%ほどで推移している一方、『news23』は世帯視聴率が3~4%、個人視聴率は1~2%程度で、倍以上の差を付けられています。
各テレビ局が今重要視しているコア層(13~49歳男女)の視聴率も、『news zero』が3%台で推移している一方で、『news23』は1%台となっていて、惨敗状態が続いていることによって、TBS内では番組を終了させた方がいいのではとの声も上がっているとの報道もあります。
このように様々な情報が飛び交う中で、再び小川彩佳アナの番組降板説が浮上し、週刊ポストによると高いギャラも大きな要因とのことですが、一部報道によれば小川アナの1本あたりのギャラは90万円とも言われており、制作費削減のためには小川アナの降板はマストながら、たった3年で番組の顔を変えるのか否か、今後の動向に注目したいですね。