25日の放送を最後に報道番組『報道ステーション』を降板し、3月をもってテレビ朝日を退社する富川悠太アナウンサー(とみかわ・ゆうた 45歳)が、『トヨタ自動車』に再就職することが29日に正式発表されました。
富川悠太アナのトヨタ入社は、テレビ朝日の早河洋会長(はやかわ・ひろし 78歳)が29日に行った定例会見で正式発表し、2月に本人から直接報告を受けたといい、「通常アナウンサーが独立する場合は、他局や類似番組への進出が多いんですが、世界的な日本企業への転身という話を聞きまして正直驚きました」
と語っています。
<↓の画像は、“テレビ朝日のドン”こと早河洋会長兼社長の写真>
トヨタに入社後の業務内容など詳細に関しては「承知していません」とし、「私からは『思い切った挑戦だと思う。新天地で活躍することを祈ってますよ』という激励を致しました」
としています。
富川悠太アナのテレビ朝日退社は2月25日に発表され、富川アナは今後について、「私はニュースの現場が大好きです。報道ステーションを テレビ朝日を その現場の全てを愛して生きてきたこと。感謝と誇りを持って、私はこれからもニュースの現場に立ちます。」
とコメントし、フリーアナウンサーに転身とみられていました。
しかし、この発表から間もなくニュースサイト『NEWSポストセブン』は、年収約2,000万円という富川悠太アナがテレビ朝日を退社後、トヨタに再就職するとの情報を伝え、記事ではテレビ朝日のベテラン社員がトヨタへの入社が決まった経緯について、「実は彼の父親はトヨタの重役を務めた方だったので、その縁や思い入れもあったのかも」
と語っています。
また、トヨタに入社後の業務内容については、「トヨタ社内メディアである『トヨタイムズ』で仕事をするのではないかとも言われています。ただ、トヨタでの仕事をしながら、ほかの番組に出演するというのはまったく問題ないはず。もしもトヨタに“入社”したとしても、“トヨタ所属のフリーアナウンサー”というポジションも可能」
としています。
そして、富川悠太アナのトヨタ入社発表を受けてネット上では、
- コネオブコネ
- コネでテレ朝入ってコネでトヨタ入り 親ガチャ凄い
- テレ朝はフリーのアナばっか優遇してるから、しょうがない
- フリー多すぎて生き残れないもんな コネでも入れるんだからいいんじゃね
- フリーになるのは嫁が許さなかったか
- コネでもなんでも使える物はなんでも使うべきだと思う
- トヨタイムズ専属アナウンサーになるのか
- なんならこれ栄転だよな。タレントじゃなくビジネスマン選ぶのは賢い
- きっと活動の場は外向けの広報だと思うけど英語とかできるんかな。あとイベントの司会者でも重宝されそうだしええな
- コロナのときのテレ朝の対応が酷すぎたからな。それまで報ステのメインキャスターだったのに、休養中に他のやつにポジションを追いやられた
コロナに感染するのは悪くないはずなのに、ああいうやり方は酷すぎる - コロナが無ければ、今でも報ステキャスターで毎日出演していただろうにねぇ
富川本人も、まさかコロナ発生の2年後に転職するなんて夢にも思わなかっただろ
などの声が上がっています。
富川悠太アナは2016年4月に古舘伊知郎さんの後任として、『報道ステーション』の2代目キャスターに起用されるほど局内での評価は高く、大きな期待が寄せられていましたが、2020年4月に新型コロナウイルスに感染し、番組関係者から複数の感染者が出たことで騒動となり、その後さらに家庭内の問題を週刊誌『週刊文春』に報じられイメージが悪化し、仕事量が減少していました。
そのため、このタイミングでのテレビ朝日退社に対しては理解を示す声も多く、トヨタ入りは栄転との声も上がっています。
NEWSポストセブンは、富川悠太アナのトヨタ入社が決まった裏側について、父親がトヨタの重役だったことも関係しているのではないかと伝え、富川アナの父親に関して情報も飛び交っているのですが、名字が同じで重役とのことで、『カナダトヨタ』や『トヨタ部品東京共販』の社長を歴任した富川謙司さんの名前が挙げられているものの、父親の名前などは公表されていないので真相は不明です。
<↓の画像は、カナダトヨタの元社長・富川謙司さんの写真>
富川悠太アナは親のコネでトヨタに入社し、今後はトヨタイムズで活動するのかも分かりませんが、富川アナと同じく愛知県出身で、2020年末にテレビ東京を退社した元アナウンサー・森田京之介さん(35)は昨年1月にトヨタへ入社、渉外広報本部に配属されてトヨタイムズの記者に転身しています。
森田京之介さんは現在、トヨタイムズのイメージキャラクターを務めている俳優・香川照之さんと共に、様々な現場で取材活動を行っています。
富川悠太アナは知名度も高く、これまでに数多くの報道番組を担当し取材経験も豊富なことから、トヨタイムズの記者は適任だと思いますし、トヨタ入社後の活躍にも期待したいですね。