平日午後の情報・ワイドショー番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系 平日13時55分)の司会者で、フリーアナウンサーの宮根誠司アナウンサー(54)が23日に開催されたワールド女子プロレス・ディアナ主催『CRYSIS興行 第3弾』(東京・品川プリンスホテル・クラブex)に出場し、プロレスラーデビューを果たしました。
宮根誠司アナは、極悪ユニット『CRYSIS』のメンバーであるジャガー横田さん(55)、TARUさん(52)と組み、長与千種さん(52)、越中詩郎さん(58)、AKIRAさん(51)と対戦しました。
<↓の画像は、CRYSISのジャガー横田さんらの写真>
(左からKAZUKIさん、ジャガー横田さん、TARUさん、藪下めぐみさん)
今回の試合に宮根誠司アナが参戦することになったのは、今年でデビュー40周年を迎えたジャガー横田さんに「セコンドか、プロデュースか、試合をするの中から選んでくれ」と言われた際に、宮根アナが試合に参戦すると答えたことで実現したといいます。
ジャガー横田さんは試合前の会見で、プロレスデビューする宮根誠司アナについて、「すごい根性で練習を進めているし、何か見せてくれると思う」と期待を寄せ、3ヶ月前から練習を見ていたTARUさんは「一度リングに足を踏み入れたら魔物がいる。電流爆破も経験させてやろうかな」と、今回だけでなく引き続き試合に参戦させる意向を示していました。
また、プロレスデビューにあたって宮根誠司アナは「子供のころからプロレス大好き少年だった私が54歳でリングに上がります。一生懸命やりたいと思います」とコメントしていました。
そして、23日に開催された30分1本勝負のメインイベントに出場した宮根誠司アナは、「ファイティングキャスター」というコールで登場すると、スーツとネクタイを脱ぎ捨てて黒のショートパンツ一丁の姿になり、試合ではヘッドロックから首投げ、トップロープからのボディプレスを披露し、会場を沸かせていたとのことです。
<↓の画像が、プロレスデビューを果たした宮根誠司アナの写真>
(※当サイトで画像の一部を加工しています。)
しかし、長与千種さんのバックドロップ、パイルドライバーでダメージを受け、最後はサソリ固めを決められてギブアップし、デビュー戦は約19分で終了となりました。
試合後に宮根誠司アナは、「全部、痛かった。次はわからない」「長年の夢にお付き合いいただき、ありがとうございました」とあいさつし、デビュー戦は終了となったとのことなのですが、宮根アナのプロレスデビューに対してネット上の反応を見てみると、
- 素人が上がる場所ではない。何やってんの?
- プロレス実況を真面目にやったアナウンサーは試合をしない。古舘しかり、福澤しかり。レスラーにリングに上がらせられたり、ちょっかいを出されたりはあるけど
- コミック試合も技量の裏付けがあってこそ。素人が簡単にリングに上がれるなんて、違和感しかない。
- こんなの上げるからプロレスは芸とか本気じゃないとか言われる。
- 本気でプロレスやってる人への冒涜
- せめて身体作ってからリングに上がってほしいな。ただの50代のおっさんがリングでほたえてるのは見たくないよ。
などと批判的な声が上がっているのですが、その一方では、
- プロレスの人気が落ちつつある今の世に、少しでも話題になる出来事があれば個人的には嬉しい。もちろん、『そんな話題はいらない!』という方もいるだろうし、こんな事で人気に火がつかないであろうこともわかるが、何も話題にならないよりかは全然いいと思うんだが・・・。
- ある程度知名度のある人のほうが見てくれる人も多いだろうし、プロレスファンには申し訳ないが、こっちのほうが団体も儲かるのでは。
- お客さんが満足したならいいんじゃない? うちはレスラー同士の激しい勝負がウリですっていう団体で、不意打ち的に宮根が出てきたらそりゃあかんだろうけど。
- プロレスってエンターテインメントでしょ?見た人が楽しいと思ったんなら良いと思うけどね。批判してる人はそのパフォーマンスを見た上でクソって判断してるならいいが、大半が宮根誠司だから叩いてると思うと胸糞悪いね。
- 素人上げないと、客があつまんないんでしょ。コアなファンだけじゃ、成り立たないってことだよ。
- WWEとかでも結構プロレスラー以外がリングに上がる。ショーもあり、真剣勝負もありの総合エンターテイメントがプロレス。批判してる人達は、きっとプロレスファンじゃない。
などのコメントも多く寄せられています。
今回は宮根誠司アナがプロレスデビューを果たしましたが、過去にはタレントのLiLiCoさん、鈴木奈々さん、ビッグダディこと林下清志さん、ビッグダディの元妻・美奈子さん、元日本テレビのアナウンサー・脊山麻理子さん、元光GENJIの山本淳一さん、泰葉さん、インリン・オブ・ジョイトイさんらがデビューしています。
プロレスは真剣勝負の面白さだけでなく、エンターテインメントとしても楽しめる格闘技だと言われており、宮根誠司アナのプロレスデビューについても、興行が盛り上がれば良いのではないかと思う部分もあるのですが、やはり数ヶ月練習した程度の芸能人がリングに上がることに対して、批判的な声が上がるのはしょうがないことかもしれないですね。
また、多くの批判が寄せられた大きな原因として、宮根誠司アナが世間からあまり良いイメージを持たれていないこともあるかと思うのですが、今回だけでなく今後またリングに上がるのかに注目したいところです。