平日午後放送の情報・ワイドショー番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系 平日13時55分)の司会・宮根誠司アナウンサー(54)が、来年3月末をもって番組を降板すると週刊誌『週刊文春』最新号に報じられたことを受け、19日放送の番組内でこの疑惑について言及し、来年4月以降も『ミヤネ屋』の司会を務めると明言しました。
宮根誠司アナは19日放送の番組に生出演し、囲碁における人工知能(AI)の進化についてのニュースを取り上げていた際に、前触れもなく突然「文春さん見たら、ミヤネ屋3月で降板させられるって。3月で辞めさせられるって出てる」と切り出し、「ミヤネ屋がAI屋になるっていう」とボケをはさんだり、番組スタッフとやり取りを交わすなどして、最後には「4月以降もやらさせていただきますので、よろしくお願いします。しばらくは“人間”で頑張っていきます」と、番組続投を明言していました。
ちなみに、『週刊文春』の報道による反響はかなり大きかったそうで、宮根誠司アナは本当に番組を降板するのかどうかを確認する電話などが、朝から多く寄せられていたとのことです。
そして、ミヤネ屋出演継続宣言に対してネット上では、
- もし文春のネタが本当だとしたら、すっぱ抜かれて話が流れた可能性も。後は、裏で情報を垂れ流した内部関係者の犯人探しかな。
- 文春のフェイクだったのかそれともフジとの交渉が不調だったのか。それともギャラ交渉中にリークして有利に契約する為のブラフに文春が利用されたのかも
- 全国ネットのミヤネ屋をやめて、東京ローカルのみんなのニュースに移るわけないじゃん。夕方ワイドって関西準キーを筆頭に各ローカル局の激戦区だから、東京で発信してもコーナーの差し込みでしか全国に放送されないのに。文春の記事書いた人って東京でしか暮らしたことないのだろうね。
- 文春砲も不発か。宮根も東京で勝てる自信があったら行くやろうけど、まだ時期尚早と思ったんやろうね。彼が毎日東京でワイドショーやっても色が合わんような気がする。
- 反応を見て思いのほか反応が悪かったんでやめたのかね。ミヤネ屋を続けてる方が本人のキャリア的にはいいと思うよ。フジはやめたほうがいい。
などのコメントが寄せられています。
このような騒動を起こした『週刊文春』の記事では、宮根誠司アナが来年3月末をもって『ミヤネ屋』を降板、4月からはフジテレビ系で新たにスタートする平日夕方の報道番組の司会を務める予定だとしていました。
番組を降板する理由について宮根誠司アナや所属事務所『テイクオフ』側は、「視聴率が下がり追い込まれるまでに辞めて、キャスターとしての商品価値をキープしたい」という考えからとのことでした。
なお、『週刊文春』の取材に対して『ミヤネ屋』を制作する読売テレビ、新番組をスタートさせるという話が出ているフジテレビともに「そのような事実はございません」と完全否定しています。
また、15日深夜に『週刊文春』の直撃取材を受けた宮根誠司アナは、「辞めないです」とミヤネ屋降板説をキッパリと否定し、フジテレビで番組をやるという話についても、「全然、全然、全然! 違います。すいません」、東京進出という噂も「ああ、ないです。全然」と否定しています。
しかし、フジテレビ関係者は「報道だけでなく編成、営業も新番組に向けて動き出している。宮根さんが司会を務める22日の選挙特番に3年目の宮司愛海アナが起用されますが、これは2人の相性を見る予行演習だと言われています」と語っています。
この他にも、宮根誠司アナが『ミヤネ屋』の内容に対してマンネリを感じ、「子供の教育には東京がいいな」といって、来年子供2人も一緒に東京へ引っ越すという話も出ています。
仕事では、ワイドショーではなく報道番組をやりたい気持ちがある様子で、「俺はおしゃべりだけではなくニュースも読める」と豪語しているといいます。
宮根誠司アナは今回、番組降板の噂を完全否定していたのですが、『ミヤネ屋』の視聴率が低迷し始めたことで、モチベーションが下がっているのは間違いないとみられます。
TBS系で放送の『ゴゴスマ GO GO! Smile!』の視聴率が徐々に上がっており、10月4日放送分では関東地区の平均視聴率が『ミヤネ屋』を抜き、一方『ミヤネ屋』は関西地区で相変わらず数字が伸びずに5%以下になることもあるという状況です。
このまま続けていても視聴率がさらにダウンする可能性はあり、イメージが悪化する前にどうにかしたいという思いがあるのは間違いないとみられます。
それが『ミヤネ屋』のテコ入れなのか、フジテレビの番組への移籍となるのかどうかは分かりませんが、今回のような話が出たということは今後何か大きな動きがある可能性はあるので、引き続き注目していきたいですね。