関ジャニ∞の渋谷すばるさん(36)が15日、グループから脱退しジャニーズ事務所も12月31日付で退所することを正式に発表し、同日行った記者会見にはケガで負傷したという安田章大さんを除く5人のメンバーも出席した上で、このような決断を下した理由などを明かしました。
35歳を過ぎた頃から人生の半分ぐらいに来たのかと思い、関ジャニ∞脱退とジャニーズ事務所からの退所を考え始め、今年1月ごろにその意志が固まり、2月15日に事務所側へ「音楽を追究するために海外を拠点に生活していきたいので、事務所を辞めたい」と申し入れたとのことでした。
その後、慰留のためにメンバーやスタッフたちとの話し合いが行われ、メンバー全員で2度ほど協議を行ったものの、渋谷すばるさんの意志が固く、このような形になったそうです。
<↓の画像は、15日に会見した渋谷すばるさんの写真>
そして、メンバーとデビュー前から交流がある元読売テレビでフリーの宮根誠司アナウンサーが、同日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)や16日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、渋谷すばるさんの脱退についてコメントしていたほか、メンバーから聞いた情報を明かしていたのですが、宮根アナに対してネット上では批判的な声が多く寄せられています。
発表によると、渋谷すばるさんは7月15日からスタートする5大ドームツアーには参加しないそうですが、関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)は6月27日放送分まで収録済みで、その分は予定通り放送すると発表し、今後収録する分に関しては「現時点で未定です」としています。
こうした発表を受けて宮根誠司アナは15日放送の『Mr.サンデー』で、「退所は12月なのに、なぜツアーに出ない?」と疑問を投げかけ、そこからあくまでも自身の推測だとした上で、「おそらく6人での関ジャニ∞を早くファンのみなさんに見せて、ある意味安心させたいっていうのが彼らの総意だった」「だからあえて渋谷くんの希望もあるし、関ジャニ∞の他のメンバーも、6人でもう一回スタートする新しい関ジャニ∞を一刻も早くファンに見せたいっていうのが彼らの中にあって、渋谷君は12月までいるけどツアーに参加しない」
などと語っていました。
しかし、渋谷すばるさんは15日に行った会見で、なぜツアーが終わるまで関ジャニ∞としての活動を継続しなかったのか、このタイミングで脱退する理由は何なのかという質問に対して、「(ジャニーズ事務所側に辞める意思を)お伝えした時には、もうアルバムの制作だったり、ツアーの制作が始まっていた段階だったので、その段階で自分が把握している全ての仕事はやらせて頂きますという意思でお話させて頂きまして、あとは事務所の判断もそうですし、実際活動していくのは6人のメンバーなのでそこはお任せしますという話をしました」
と事務所側の判断だったことを明らかにしており、6人でコンサートを行うことに対しては「僕はもう全て受け入れて、自分に残されたやるべきことを責任持ってやらさせていただきたいなという気持ちです」と話しています。
そのため、宮根誠司アナは会見で語った内容を全て把握せずに発言していたものとみられ、ファンからは「的外れな推測ばかりでイライラする」「すばるくんは参加したかったって言ってたじゃん!」などと批判の声が上がっていました。
さらに、16日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』でも渋谷すばるさんの脱退・事務所退所を特集し、宮根誠司アナは会見後に横山裕さんと電話で話したり、村上信五さんとメールで連絡を取ったことを明かした上で、そこで聞いた情報を明らかにしました。
宮根誠司アナは会見で涙を見せていた横山裕さんに電話をかけ、メンバーも同席するという形の会見を行った理由を聞いたところ、「全部ファンの皆さんに正直にしゃべろうなって。みんなで渋谷くんが辞めることをみんなでしゃべって、ファンのみなさんにお伝えする」ために、ジャニーズ事務所としては異例のスタイルでの会見となったそうです。
<↓の画像は、関ジャニ∞のメンバー写真>
また、誰から聞いた話なのかは明かさずに、「みんなで必死で止めたんですって。必死で止めて、『じゃあ、1年間休養していいよ』『アメリカで音楽勉強してきていいよ』と、そこまで(メンバーは)言った。だけど、彼(渋谷すばるさん)は『そうなると逆に迷惑かけるから。やめる』と」
という話を聞いたことを明らかにしました。
これは会見でも明らかにはされていない宮根誠司アナがメンバーから聞いた独自の情報で、各スポーツ紙のWeb版などが番組の内容を取り上げているのですが、宮根アナに対してネット上では、
- この人は口が軽すぎて信用できない。
- そういうのベラベラしゃべるのって印象悪いよ
- 言っていいか分からないけど、みたいなこと言ってたけど、言っていいか分からないなら言うなよと思ったわ
- ワイドショーのネタのために、許可も得ずにペラペラ喋る人とは関わりたくないですね。
- 自分の番組でのネタ作るために、こんな大変なときに本人たちに連絡するのはどうかと思う。彼らから連絡が来たというなら別だけど、そうじゃないし…迷惑だろ…
- 宮根誠司といい小倉智昭といいジャニーズと仲がいいですアピールが逆に鼻に付く
- 本当は連絡なんて取ってないようにも思える。こいつは『Mr.サンデー』でもだけどテキトーな事言い過ぎ
などと批判的な声が多く上がる事態になっています。
宮根誠司アナは情報・ワイドショー番組で司会をしているという身でもあり、独自の情報を伝えたいという思いも理解できなくはないですし、メンバーともプライベートでも親交があり、これまで色々と面倒を見てきたこともあり、様々な話をしたいというのも分かります。
ですが、メンバーたちも出席した会見でこれまでの経緯やそれぞれの思いなどを明かした後に、第3者の宮根誠司アナがメンバー同士のやり取りなどを番組でペラペラと喋るのは印象が悪く、事前にメンバー側から許可を取っていたとしても、このタイミングで余計な話をするべきではなかったのかもしれませんね。