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宮根誠司アナがジャニー喜多川の性加害問題スルーを反省が物議。視聴率優先で起用、性的虐待問題を知りながら放置し…

宮根誠司がジャニーズ忖度を懺悔、メディアの沈黙反省にフジテレビ困惑か。ミヤネ屋打ち切り危機でぶっちゃけ発言連発?

フリーの宮根誠司アナウンサーが司会の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)や『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で、ジャニー喜多川さんの性加害問題について語り、これまで沈黙を続けていたメディア側の責任に言及し、その発言内容に世間から称賛の声が上がる一方で、業界関係者たちは困惑を隠せないようです。

週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によると、宮根誠司アナはこれまで「嫌いなMCランキング」のトップを独走するほどお茶の間に嫌われていたものの、『24時間テレビ』が終了直後の8月30日に再発防止特別チームが会見を開き、それを受けて宮根アナは、「本事案の背景として『マスメディアの沈黙』があった」「あえて触れなかったじゃないですか、みんな。証拠はないんですよ。証拠はないけど、あえて触れなかったんですよ」と、テレビ業界のジャニーズ忖度を明かしました。

続けて、「テレビ局はもう一回、マスメディアも含めて襟を正して、こういうことはちゃんと報じなければいけないんだなというふうに思いますけどね」と語り、他の番組に先駆けてメディア側の責任について語っていました。

宮根誠司アナはその後も『ミヤネ屋』で特集を組んだ際に、ジャニー喜多川さんの性加害を1980年代から告白していた元『フォーリーブス』の北公次さんの貴重な告発VTRをオンエア後に、「あえて触れなかったじゃないですか。マスメディアはそう言っちゃったほうがいいと思いますよ」「だって、最高裁の判決も出てるし、週刊文春も報じてるし。いろんなところであったけど、忖度かどうかわかんないけど、何となくみんな流されちゃったんです、きっと。僕も含めてね」と語っていました。

このように自身も含めてメディア側の問題について語り、視聴者からは「よく言った」との声が上がる一方で、大阪のテレビ局関係者はフライデーの取材に、「宮根さんは、これまでにないほど……いや初めてネットで称賛されていることでテンションが上がってしまっているんです。あの日も、リポーターの菊池真由子さんは明らかに困惑していました。自分が用意していたコメント以上のことを求められると、芸能リポーターの皆さんは言葉に詰まってしまうことが多い。宮根さんは『菊池さんだって知ってたでしょ? 知ってたんだったら今すぐ謝りなさい』ぐらいの勢いだった。言葉に詰まってしまった菊池さんはネットで叩かれ、本当に気の毒でした」と語っています。

宮根誠司アナはその後も『Mr.サンデー』で、「テレビとかは魅力あるジャニーズのタレントさんに出てもらいたいわけで、視聴率を取りたいわけです。だから、誰もそういう噂があってもあえて追及はしませんでした。これは本当に猛省しなければならない。スポーツ新聞の記者とか芸能リポーターの方も、『取材させてもらえないかもしれない』というところがあって、踏み込めなかったところもあって、やっぱり、マスメディア全体が猛省しないといけないと思います」と、ジャニーズ事務所を責めるだけでなくメディア側も反省が必要だとしています。

決して間違ったことは言っていないように感じますが、業界内では宮根誠司アナの急なジャニーズやメディア批判に付いて行けない共演者、スタッフも多いそうです。

また、「フジテレビとしては、まだジャニーズ事務所との付き合いを今後どのようにするか決まっていないのに、宮根氏の独断とも言うべきコメントに頭を抱えている」と制作会社スタッフは語っています。

前出の大阪のテレビ局スタッフは、宮根誠司アナが突然メディア側の問題に言及したり、性加害問題に対して厳しい姿勢を見せ始めたのには大きな理由があるといい、それはズバリ番組の視聴率アップによる打ち切り終了回避とのことです。

2ヶ月前にミヤネ屋を制作する読売テレビの社長が会見で、「人気番組も特別扱いせず、聖域なき見直しをする」「すべての番組を白紙に戻しており、『ミヤネ屋』も例外ではない。ある番組だけを特別扱いするつもりはない」といった発言をしており、これに宮根誠司アナは危機感を抱いたといいます。

そうした中でジャニー喜多川さんの性加害騒動があり、ジャニーズやメディアの問題について語っているのですが、それに対して番組スタッフは、「宮根本人も芸能界の忖度によって仕事をしてきたのに…。あまり調子に乗りすぎるとネットに揚げ足を取られかねないので程々にしてほしいのですが…」と語っています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

宮根誠司アナは「マスメディア全体が猛省しないといけない」として、ジャニーズ事務所に忖度し問題に踏み込まずスルーしていたことへの反省を口にし、決して間違った発言はしておらず、これが問題視されたら状況は何も変わらないですし、ハッキリとジャニーズ事務所に対する忖度を認めた上で、反省して改善をしていくことは重要だと思います。

ただ、宮根誠司アナも自身の不倫や隠し子など、様々な女性スキャンダルの後追い報道をテレビ局側の忖度で回避しており、どの口が言うんだと、正義面をするなといった批判の声が上がるのも仕方がないかと思います。

最近では先月に、妻との離婚を『女性セブン』にスクープされましたが、これに関しても『ミヤネ屋』では一切言及せずにスルーし、今もなおこの件には触れておらず宮根誠司アナも忖度による恩恵を受けてきた側なので、業界内から冷ややかな反応が上がるのは当然かもしれません。

忖度によるメディアの沈黙にツッコんだ限りは、今後はあらゆることに対して忖度せず報道していってもらいたいですし、他のワイドショー番組との違いを見せてほしいものです。

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