競泳女子の池江璃花子選手(18)が12日に白血病を患っていることを公表し、同日放送の情報ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系 平日13時45分)でこのニュースを伝えた際、司会の安藤優子さん(60)が不適切な発言をしていたとしてネット上では大炎上状態となり、フジテレビにクレームが殺到していたことを週刊誌『女性自身』が報じています。
安藤優子さんは12日放送の『グッディ』で、白血病を公表した池江璃花子選手に対して、「可愛らしさと全てを持ってらっしゃるなと思ったんですけど。神様がちょっと試練を与えたのかな、という風にも思います」と語り、笑顔をのぞかせる場面があったことから不謹慎という声が殺到しました。
フジテレビ関係者は、「今回の安藤キャスターの池江選手への配慮に欠けた発言に対して、局には謝罪や訂正を求める電話やメールが相次ぎました。クレームはふだんの3~4倍で、社内でも目立っていました」
と明かしています。
<↓の画像が、池江璃花子選手の白血病を伝えた際に、安藤優子さんが笑顔を見せていた場面の写真>
同関係者はさらに、ここ最近は安藤優子さんの発言が問題視されるケースが増えてきたといい、2017年9月に女優・斉藤由貴さんと開業医の不倫スキャンダルが出た際には、「大人の恋っていうのは許されないんですかね?」と不倫を擁護するような発言をしていたことによって、「不倫していた人が偉そうにコメントするな」などのクレームが寄せられたそうです。
また、昨年8月には番組内で3人組ユニット『Perfume』の名前が挙がった際に、「えぇーーー!?すんごい昔の人でしょ、それ」と発言し、これに対して三田友梨佳アナは「今、大人気ですよ!」と素早く指摘、さらに曜日レギュラーのトレンディエンジェル・斎藤司さんも「どうしちゃったんですか、安藤さん」とツッコミを入れ、スタジオでは笑いが起こったのですが、こうした安藤優子さんの発言に視聴者からは非難の声が上っていました。
安藤優子さんは昨年、『週刊文春』がアンケート調査をもとに発表した『好きな・嫌いなアナウンサーランキング』で、前年の4位から2位にまで浮上しており、1位の元フジテレビでフリーの加藤綾子アナ、3位の水卜麻美アナらは、好きな女子アナランキング上位にランクインしている一方、安藤さんは20位圏外となっており、ただただ嫌われているという結果になっています。
<↓の画像が、『週刊文春』発表の「好きな・嫌いな女子アナランキング」TOP20の写真>
安藤優子さんの好感度の低さも影響しているのか、『グッディ』は視聴率的に苦戦しているのですが、番組関係者によると、2015年に番組がスタートして以来、安藤さんの相方を務めている俳優・高橋克実さん、三田友梨佳アナらが安藤さんの度重なる問題発言にフォローを入れ、軌道修正を図ってきたといいます。
制作関係者は安藤優子さんについて、春の改編では安藤優子さんの続投は決まっているものの、「平成最後に伴い、今年は報道番組全体で大きな“リニューアル”を行います。早ければ安藤キャスターが夏の改編で降板する話が上がっています」
と語っています。
<↓の画像は、『直撃LIVE グッディ!』司会の安藤優子さん、高橋克実さん、三田友梨佳アナの写真>
さらに別の制作関係者は、「(安藤優子さんの)夫がフジを退職した今となっては、フジの別の帯番組のメインキャスターに移る可能性は限りなく低いです。7月の参院選など、本人が希望する不定期の報道特番、もしくはコメンテーターとして登場していただく方向でも探っています」
と話しているとのことです。
ちなみに、『グッディ』は春の改編で三田友梨佳アナを平日深夜の新報道番組『Live News α』のメインキャスターに起用し、『グッディ』には宮澤智アナを起用することを26日に発表しています。
<↓の画像は、4月から『直撃LIVE グッディ!』担当の宮澤智アナの写真>
こうしたテコ入れが行われる中で、ここ最近は体調不良も続いている安藤優子さんが夏にも番組降板する説が浮上しているというのですが、『女性自身』は22日朝に安藤さん本人に直撃取材を敢行しています。
まず、炎上騒動に発展した池江璃花子選手に対する発言に関して質問すると、「うーん、それについてはコメントしません。ごめんなさい」といい、謝罪の気持ちはあるのか問うと「ああ、そうですね。確かにそれは……」と答え、改めて池江選手に何か一言をと求めると、「すみません、私は本当に、他意はなかったんです。ただ本当に池江さんには良くなっていただきたい、そう思っていただけなので……」と話したとのことです。
また、フジテレビ広報部にも安藤優子さんに対する批判について聞くと、「視聴者の皆さまからの貴重なご意見は常に番組づくりの参考にさせていただいております」と答え、今年夏での降板説や番組終了については、「番組編成の詳細についてはお答えしておりません」という回答だったそうです。
この報道を受けてネット上では、
- 60歳までよく頑張ったと思う でももういいんじゃないかな
- 自分らはズケズケと人のプライバシーも人権も蹂躙していくのに、自分がインタビュー対象になったらコレだよ。
- この人の物言いは上から目線で何様だと思う事が多い。降板するべき
- 歳取って感性が鈍ってきたのかなという気がする。もういい加減潮時かもしれないと思う。
- 自分が生きるか死ぬかの病気に突然かかったら、「神が与えた試練」なんて余裕こいて言われたら、どんな気持ちになる?
- 今回に限らず、苦境に立っている者の気持ちに寄り添えない人と思う。クールとは違う、同情心が欠けている感じ。
- この人はいつも薄ら笑いしてるのが、印象良くないよね。18歳という若さで癌になることが、どんなに深刻なことなのか、それがわかっていたらあんな発言も表情もできないと思う。
- もう不要な人材かな。生放送で的確な言葉を選べない事は致命的。
この時間帯は高橋さんと三田アナメインでコメンテーターの頭数を増やして視聴者の反応、視聴率を様子見するべきかなと。 - 安藤優子は浅田真央への発言でも批判殺到してたし、スポーツ選手を下に見る傾向があるよな。
三田アナが夜のニュース番組に移動するらしいし、次にどの女子アナが来るか知らないけど三田アナみたく上手くフォローしてくれるとは限らないし、安藤優子の降板はあるかもね。
などのコメントが寄せられています。
安藤優子さんの不要論は、『グッディ』がスタートする前からネット上などでは数多く上がっていたのですが、池江璃花子選手への思いやりが感じられない発言、その他様々な失言によって再び不要だという声が増えている様子で、視聴率にも悪影響を与えているようであれば降板が妥当ですね。
『グッディ』は当初、安藤優子さんの夫で元フジテレビの情報制作局制作担当局長・堤康一さん(60)が製作総指揮を務めていたのですが、番組開始から間もなくフジテレビの子会社で番組制作プロダクション『NEXTEP(ネクステップ)』へ人事異動し、同社の社長に就任したことによって安藤さんは後ろ盾を失ったと言われています。
そうした中で、フジテレビの宮内正喜社長は22日に行った定例会見で、「今年は元号が変わるタイミングであり、しかも開局60年と重なる。わが社としては良い機会と捉え、今までの組織を白紙にする気持ちで新時代のテレビ局へ変化をさせていきたい。今年を新たなる開局と位置づけてさまざまな施策を打ち出していきたい」
などと語り、再び報道番組をリニューアルすることを発表しました。
現時点で『グッディ』は三田友梨佳アナが宮澤智アナに交代することだけが発表されており、『女性自身』によれば安藤優子さんは続投となるようですが、安藤さんはメイン視聴者の主婦層からのウケが悪く、ここ最近は以前のようなキレも無くなっていて、さらにはギャラも高いという噂があるので、『グッディ』の司会降板は時間の問題かもしれませんね。