TBSのアナウンサーで、“アンディ”の愛称で親しまれている安東弘樹アナウンサー(あんどう・ひろき 50歳)が、3月末をもってTBSを退社し、フリーアナウンサーに転身することを9日付の『スポーツ報知』が報じています。
安東弘樹アナはTBSを退社後に芸能事務所『キューブ』に移籍するとみられており、同事務所には俳優の生瀬勝久さん、古田新太さん、藤木直人さん、女優の中越典子さん、三倉茉奈・佳奈さん(マナカナ)、タレント・いとうせいこうさん、3人組グループ『いきものがかり』などが所属しています。
安東弘樹アナは現在「TBSアナウンス部次長」を務めており、後輩アナウンサーたちの指導やスケジュール管理などの業務を行っているそうなのですが、退社を決意した大きなきっかけは、昨年10月に50歳の誕生日を迎えたことだったそうです。
関係者によると、昨年50歳になった安東弘樹アナは今後もTBSに勤め続けていくのか、現場にこだわるのかどうかで悩んだ末、中途半端な状態にするのは避けたいと考え、もっと視野を広げていきたいという思いなどから退社を決意したようです。
TBS退社後の移籍先は芸能事務所『キューブ』になるとみられているのですが、『キューブ』が移籍先になった理由は、安東弘樹アナは2005~2007年にかけて古田新太さんとラジオ番組でコンビを組み、『キューブ』の設立7周年、10周年、20周年パーティーで司会を務めるなどし、『キューブ』とは以前から良い関係を築いていたとのことです。
『キューブ』は俳優・女優を中心に、『いきものがかり』などの音楽グループも所属しているのですが、フリーアナウンサーは1人も所属しておらず、安東弘樹アナが事務所第1号のアナウンサーとなります。
安東弘樹アナは成城大学法学部を卒業後の1991年にTBSへ入社し、これまでに情報・バラエティ番組、スポーツ番組、ニュース・報道番組など幅広く担当してきた実績があるほか、大の車好きとしても知られており、国内の乗用車の中から年間を通じて最も優秀なものを選ぶ自動車賞『日本カー・オブ・ザ・イヤー』の選考委員も務めており、今後はこれらの強みを生かした仕事にも取り組んでいくのではないかとみられているそうです。
<↓の画像は、車好きで知られる安東弘樹アナの写真>
ちなみに、安東弘樹アナはプライベートで2005年9月に、タレント・川幡由佳さん(かわはた・ゆうか 42歳)と結婚し、2006年7月7日に第1子となる長男(11)、2010年2月9日に第2子の次男(8)が誕生しています。
<↓の画像は、安東弘樹アナと妻・川幡由佳さん、子供たちとの写真>
そんな安東弘樹アナがフリーアナウンサーに転身することに対してネット上では、
- 今、フリーアナウンサーが溢れかえってるからな…よほどキャラや生かせる分野ないと辛いと思うな
- 現場にこだわりたいって気持ちはよくわかる。ただ、これといって売りがないだけにどうかねえ。
- アンディはフリーになるより局アナのままの方が良かった思うけどなぁ。
- 安東アナは需要あるの?そのままTBSに在籍していた方が良いのでは…。
- 50歳からフリーか。定年まで我慢できんかったのかね。なんかもったいない。フリーの仕事あるのか?
などと、フリー転身後を心配する声や否定的な声が多く上がっています。
フリーの男性アナで現在も活躍している方というと、元日本テレビの羽鳥慎一さん、徳光和夫さん、福澤朗さん、元テレビ朝日の古舘伊知郎さん、元NHKの堀尾正明さん、元テレビ東京の小倉智昭さん、元ABC朝日放送の宮根誠司さんらが挙げられますが、女性アナと比べると入れ替わりが少なく、ある程度強い個性がないと厳しいとみられるので、安東弘樹アナはフリー転身後に苦戦を強いられそうな気がします。
ちなみに、TBSの男性アナの中でトップの人気を得ている安住紳一郎アナ(44)も、かねてからフリー転身の噂が囁かれていますが、安住アナは男性フリーアナたちの姿を見た上で、フリー転身よりも局アナの方が仕事や収入も安定しており、自分の性にも合っていると思い、TBSに残っているとも言われています。
安東弘樹アナは現在「TBSアナウンス部次長」というポジションに就いており、局からの信頼も厚いとみられ、このまま勤務し続けた方が良いのではないかと思いますが、すでにTBSを退社することで決定しているそうなので、これからどのような活動をしていくのか見守っていきたいですね。