ビートたけしさん(74)が週刊誌『週刊ポスト』の取材で、司会を務めているニュース・情報番組の“Nキャス”こと『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系 土曜22時)からの降板を発表し、TBSもたけしさんが来年3月をもって番組を降板するのは事実だと認めました。
ただ、TBSはビートたけしさんが降板後も番組は継続し、司会の安住紳一郎アナウンサー(あずみ・しんいちろう 48歳)は降板せずに引き続き出演するとしており、後任については現在調整中といい、後任を立てるかどうかもまだ決まっていないとのことです。
<↓の画像は、『新・情報7daysニュースキャスター』司会のビートたけしさん、安住紳一郎アナの写真>
また、ビートたけしさんは『新・情報7daysニュースキャスター』以外にも、『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)、『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)、『レベチな人、見つけた』(テレビ東京系)、『たけしのその時カメラは回っていた』(NHK)といった複数のレギュラー番組を持っていますが、現時点では他の番組も降板するといった情報はなく、来年春以降も出演を継続するとみられています。
そして、ビートたけしさんの番組降板発表を受けて、“相方”を務めている安住紳一郎アナは15日放送のニュース・情報番組『THE TIME,』でこの話題を取り上げ、「(Nキャスがスタートしてから)14年目になりました。たけしさんも昭和22年生まれですから、75歳ということです。寂しいなという気持ちです」
と心境を明かしていました。
また、「土曜日の放送で、私も詳しくたけしさんにお話聞くつもりでいますけど、私自身もこの記事を読んで知ることなどがありました。」「私が今後どうするかについても書かれているんですけども、この辺は私が知らないようなことも書かれていた」「これを受けまして今日、この番組終わりで(TBSの)8階で私、編成の人と話し合いをすることになっております」
と語り、番組の今後に関する話し合いはこれから行うことを明らかにしています。
安住紳一郎アナが生放送でこのような発言をしていた理由について、『東京スポーツ』(東スポ)記事ではテレビ関係者が、「たけしさんの降板は極秘裏に進められ、安住さんにも正式には伝わっていなかった。番組で“8階”を連呼したのは、ネタ半分、マジ半分といったところ。安住さんは昨年出世して現在『局長待遇』という重役。それでありながら、スポーツ紙で知ることの方が多いという状況に納得いかないようです」
と語っています。
これらの報道を受けてネット上では、
- 安住アナには事前に話すのが筋では?TBSの編成や上層部の配慮が必要だったと思う。
安住アナは仕事量を少し抑え、健康面も気を付けこれからもお茶の間に長く顔を見せてほしい - Nキャスを安積さんが降板できなかったのは、ビートたけしの存在でしたよね?
だったら4月から一緒に降板させないと、ただでさえ負担の大きな仕事をTBSはさせているんだから。 - たけしさんと安住さんとのやり取りは面白かった。高齢になりたけしさんのキレが次第に衰えきた感じ。
安住さんが働きすぎで身体が心配だし、「Nキャス」も終了してもいいんじゃない… - 安住さんは局アナだから、上からの指示には逆らえないのだろうけれど…長らく一緒にやっていた相方が降板するのに、自分だけ残るのを良しとするような人ではないと思う。
- 番組が続く安住アナは続投になったとしても、たけしの後任の新司会者が慣れるまでの引き継ぎ期間で安住アナの降板は既定路線だろうな。
安住アナだけに負担を強いるわけには行かないし、それを続けていてもアナウンサーは育たない。 - これこそ番組終了のチャンスじゃないか?何を安住起用に拘っているんだ、一旦終わりにしてリセットだよ。
当初 安住×たけしの化学反応が狙いだったんだし、安住が1人でテレビをやると進行に徹するから、予定外の面白みはほぼ無くなる
などの声が上がっており、安住紳一郎アナの番組降板を求める声も少なくありません。
安住紳一郎アナは現在、10月からスタートした『THE TIME,』で月~木曜の総合司会を担当しているほか、『新・情報7daysニュースキャスター』、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(金曜20時57分 ※土曜に隔週収録)、ラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ 日曜午前10時)といった番組を持ち、『輝く!日本レコード大賞』や『音楽の日』など、様々な特番の司会も担当しています。
これによって安住紳一郎アナは、昨年「アナウンスセンター局長待遇エキスパート」に昇進後も仕事は増え、現在は週6日勤務になっていて、土曜夜から日曜午前にかけては『新・情報7daysニュースキャスター』と『安住紳一郎の日曜天国』の生放送があるため、以前から身体を気遣う声が多く上がっていました。
しかし、TBSとしてもエースの安住紳一郎アナを番組から外すことは出来ないという考えのようで、現時点では『新・情報7daysニュースキャスター』は今後も安住アナが司会で継続の方向となっています。
『新・情報7daysニュースキャスター』は、直近の11日放送回の世帯平均視聴率が11.6%、4週間の世帯平均視聴率は13.7%と、同時間帯トップの好視聴率を記録している人気番組で、ビートたけしさんが降板後も番組を継続するのは当然だと思いますが、たけしさんの降板を機に、安住紳一郎アナの負担を少しでも軽減するような対応もとってほしいですね。