テレビ朝日のベテランアナウンサーで、かつて『「ぷっ」すま』などの番組を担当していた大熊英司アナ(おおくま・えいじ 56歳)が、6月末をもってテレビ朝日を退社、フリーアナウンサーに転身することが明らかになりました。
これは『スポーツ報知』や『日刊スポーツ』の報道で判明したもので、テレビ朝日の広報部は取材に対して「(大熊英司アナは)30日付で退社します」とコメントしています。
スポーツ報知の取材にテレビ朝日関係者は、大熊英司アナがこのタイミングで退社する理由について、「定年も近づき、自分の新しい可能性を試したくなったのでは」
と語っています。
大熊英司アナは一橋大学経済学部を卒業し1987年にテレビ朝日へ入社、同期は現在フリーの渡辺由佳アナ(56)です。
テレビ朝日に入社後は、ニュースからバラエティまで幅広く番組を担当していました。
大熊英司アナがこれまでに担当した主な番組は、『さんまのナンでもダービー』、『炎のチャレンジャー』、『やじうまワイド』、『「ぷっ」すま』、『ワイド!スクランブル』、『ANNニュース』、『スーパーJチャンネル』、2006年には『トリノ五輪』の一部種目で実況を担当するなど、スポーツ実況でも活躍していました。
2つ上の先輩・寺崎貴司アナ(57)は大熊英司アナについて「色々なところによく気がつく。気がつき過ぎる」と語り、後輩の平石直之アナは「どんなことでも納得がいくまで戦う、正義の人」などと人柄を絶賛し、実直な人柄によって局内での評判も良かったようです。
人柄の良さに加えてアナウンサーとしての実力も高いことから、あるスタッフは大熊英司アナの今後について、「『ぷっすま』のおかげでジャニーズファンからの知名度もかなり高いアナウンサー。フリーでも仕事に困らないのでは」
と語っています。
そして、大熊英司アナのテレビ朝日退社、フリーアナウンサー転身報道に対してネット上では、
- 昼前のニュースで話し方に安定感あり、信頼して見ることできたのに残念
- この方の読むニュースは声も滑舌も本当に聞き取りやすかったです。お疲れさまでした。
ニュース番組からこういう上手なベテランの方がいなくなるのが個人的にはすごく嫌です。 - そういえば最近見かけませんでした。Amazonプライム・ビデオに出るかな?
2人も待っていると思うが、定年までもう少しなのに何か思うことあったのでしょうか - アマプラの『なぎスケ』で、ユースケさんが何度も「大熊さん来てくれねえかな」も言ってますからね。フリーになるということは期待ですね。
- これで、いよいよ、『ぷっすま』が完全復活出来そうですね。エガちゃんが『ゲスト』に出ると、さらに良し。
- なぎスケ合流への布石でしょうね。大熊さん自体、ぷっすまの打ち切りに納得していなかったでしょうし、なぎスケも番組進行にアナウンサーを置かなかったのも大熊さんへの思いもあったと思うので、双方の思いが今回の結果になったと思います。
- 大熊さん新たな道おめでとうございます!どんなフィールドでもいけそう。
ニュース読みも聞きやすいですし、バラエティ番組のアテンドも折り紙付き。活躍楽しみです
ぷっすま。ファンとしては、なぎスケ出てくださるの楽しみにしときますね笑 - 現役で活躍されている局アナの中では数少ない実力者の一人だと思う。
アナウンスで噛むことがなく、淡々とニュースを伝えたかと思ったら、バラエティでは出しゃばりすぎず、しっかりとメインの出演者を引き立たせるなどなど、持ち味しっかりと持ったアナ。
フリーになられてからの活躍を楽しみにしたい。
などの声が上がっています。
民放局のエース級・女子アナたちのフリー転身が相次いでいる中で、ベテランや中堅の男性アナのフリー転身も注目を集めており、2018年にはフジテレビの田中大貴アナ(40)、TBSの安東弘樹アナ(52)、2019年にはフジテレビの笠井信輔アナ(57)、今年4月には『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)で司会を務めているCBCテレビの石井亮次アナ(43)が退社し、フリーに転身し話題になりました。
局を退社しフリーに転身した経緯、理由はそれぞれ異なり、仕事の幅を広げたいとの思いでフリーに転身した方や、定年や別部署への異動を機にフリー転身を決意した方もいます。
大熊英司アナは実際のところ、どのような理由でフリー転身を決めたのかは不明ですが、大熊アナはニュースの原稿読みにも定評があり、『「ぷっ」すま』など様々なバラエティ番組でも活躍し、テレビ朝日の男性アナの中では知名度・好感度が高い方だと思いますので、フリー転身後の活躍に期待したいですね。
ネット上では特に、『「ぷっ」すま』で共演していた草彅剛さん、ユースケ・サンタマリアさんが出演のネット配信番組『なぎスケ!』(Amazonプライム・ビデオ)への出演に期待する声が多く上がっていますが、番組では過去にも2人が「大熊さん呼びたいな」「大熊さんテレ朝辞めてくれねーかな」などと語っていたことがありました。
<↓の画像は、『「ぷっ」すま』出演当時の大熊英司アナ等の写真>
大熊英司アナ自身も、2018年3月末をもって『「ぷっ」すま』が打ち切り終了を迎えた際にブログ上で、「今も、これで終わりのような気がしないのです。またどこかで、草彅さん、ユースケさん、いや“彅スケ”と一緒に仕事ができるんじゃないか。……そう思い続けていようと思います。そして、またその時に、みなさんにお目にかかれれば最高です。」
などと綴っていました。
大熊英司アナのフリー転身によって、『なぎスケ!』での共演が実現すれば大きな反響を呼ぶのは間違いないでしょうし、番組がさらに盛り上がること必至なので、3人の共演が実現することにも期待したいですね。
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- https://hochi.news/articles/20200620-OHT1T50312.html
- https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202006210000732.html
- https://www.tv-asahi.co.jp/reading/kumanosuke/8825/