人気バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(ABC朝日放送テレビ)で4代目秘書を務め、ダウンタウン・松本人志さんと共演中の増田紗織アナウンサー(ますだ・さおり 26歳)らが、情報番組『おはよう朝日 土曜日です』の撮影中に大事故が発生し、一時は意識を失った状態で救急搬送されていたことが明らかとなり物議を醸しています。
ABC朝日放送テレビの発表によると、11日午前11時15分ごろに和歌山県田辺市内でマリンスポーツ『フライフィッシュ』の体験取材を実施したそうです。
このロケには、『おはよう朝日 土曜日です』でリポーター等を務める増田紗織アナと、エレクトーン演奏やリポーター担当のミュージシャン・小椋寛子さんが参加し、浮き輪ボートに乗って空中に高く飛び上がるフライフィッシュに挑戦したといいます。
<↓の画像は、マリンスポーツ・フライフィッシュのイメージ写真>
2人が乗ったボートが風に乗って上がったタイミングで、風に煽られたことで約2メートルの高さから海に落下し、海面に体を強く打ち付ける形になったようで、事故発生直後は2人とも意識を失っていたため、病院に救急搬送されたそうです。
2人のケガの程度について局は、小椋寛子さんが「右側腹筋挫傷、右大腿部皮下血種」、増田紗織アナは「右骨盤・左ひざ・右肩の打撲、右頬骨打撲傷皮下出血」と説明し、2人とも入院せずに帰宅し、現在は病院に通って治療を受けているとしています。
<↓の画像左が小椋寛子さん、右が増田紗織アナ>
こうした事故の発生を受けてABC朝日放送テレビは、「小椋寛子さん・増田紗織アナウンサーが負傷された事態を重く受け止め、お二人をはじめ関係各位に深くお詫びいたします。一日も早い回復をお祈りするとともに、今後の治療等につきましても誠意をもって対応してまいります。」
との謝罪コメントを出しています。
また、増田紗織アナは曜日レギュラーを務めるラジオ番組『ABCミュージックパラダイス』にコメントを寄せ、「マリンスポーツのロケ中に事故で意識を失い救急搬送されました」と報告した上で、「本当に奇跡的に骨は折れておらず、全身打撲等の診断を受けました。しっかり歩けていますし、近々、業務にも復帰予定です。丈夫な体に生んでもらい、ダンスで鍛えていたおかげで起こった奇跡なのかなと思っています」
などと、明るくロケ中の事故について語っていました。
『日刊スポーツ』によると、増田紗織アナは15日放送の『おはよう朝日 土曜日です』は元々休みで、17日からスタートする『おはよう朝日です 祝日版』には出演し仕事復帰する予定とのことです。
一方の小椋寛子さんは、15日放送の『おはよう朝日 土曜日です』に出演し、仕事復帰するそうです。
そして、このトラブル発表を受けてネット上では、
- 俺の寛子に何してくれてんねん!
- 後遺症残らなきゃいいけど
- 叩きつけられて意識なくなったってこと?めちゃくちゃ危ない遊びじゃん
- 水に落ちるのはコンクリートに落ちるのと同じっていうからな
- 騎手の落馬事故みたいな怪我だもんね、この診断結果
- 一般人が普通に遊ぶ施設やろ?これで事故なら施設廃止やん
- これは下手したら死ぬやつ 海面から浮いたらそのまま叩きつけられるリスクめっちゃあるだろ
- 撮影だから張り切ってスピード出したか、スタッフが撮れ高のために落ちるように激しくしてとか言ったんじゃない
- 危なすぎるだろ 水面に全身打ち付けて二人とも気絶って死んでても全くおかしくないわ
などの声が上がっています。
フライフィッシュは重傷事故も発生していて、2012年には海面から5メートルの高さに浮いたボートが横転し、この事故で男女3人が肋骨骨折などの重傷を負い、その後も毎年のようにフライフィッシュなどのマリンスポーツで同様の事故が発生しているため、海上保安庁は保護具の着用などを呼び掛けています。
ボートが空中に高く舞い上がることから、他のマリンスポーツに比べてもリスクはかなり高い部類とみられますが、テレビの画的にインパクトがあるものをということで2人が挑戦することになったのかもしれないですね。
それぞれ骨折ほどの大ケガは負っていないというものの、一時的に意識を失うほどだったとのことから、決して無理はせずに徐々に活動を再開させていってもらいたいですね。