元フジテレビでフリーの“カトパン”こと加藤綾子アナウンサー(かとう・あやこ 35歳)が、“女帝化”していることを15日発売の週刊誌『週刊文春』が報じています。
週刊文春によれば、加藤綾子アナが現在メインキャスターを務めている情報・報道番組『Live News イット!』(平日15時45分)は、秋の改編で番組をリニューアルし、放送開始時間を1時間以上繰り上げて3時間番組にし、新たに加藤綾子アナと同期の榎並大二郎アナ(35)をメインキャスターに抜擢したものの、平均視聴率は現在もリニューアル前と変わらず3~4%台で推移しているといいます。
<↓の画像は、『Live News イット!』メインキャスターの榎並大二郎アナ、加藤綾子アナの写真>
依然として他局に大きな差を付けられているにも関わらず、フジテレビの報道幹部や編成は「内容が良くなった」などと自画自賛しているといいます。
『Live News イット!』の番組関係者は、「加藤はスポーツ界での人気が高いので、東京五輪を見据えての抜擢でした。しかし、夕方にニュースを見る主婦層にはなかなか受けず、視聴率が1~2%の時も多々あります」
と明かし、こうした低迷ぶりから番組降板説が以前から囁かれているものの、フジテレビ内部ではそうした動きは無いといいます。
その理由について同関係者は、「亀山千広元社長が『フリーになってもフジの看板アナに変わりはない』と明言するほど加藤を気に入っており、上層部ウケも良い。さらに局アナ時代、過密スケジュールをこなしてくれた恩義もあり、今後も“夕方のフジの顔”として確保し続けたいようです。そればかりか、彼女の意向を番組の人事まで反映させるようになりました」
と内情を明かしています。
『Live News イット!』は、昨年4月に『プライムニュース イブニング』の後番組として放送がスタートし、メインキャスターは報道番組初挑戦の加藤綾子アナのほか、前番組『プライムニュース イブニング』などを担当していた木村拓也アナ(30)、元外務官僚でフジテレビ解説委員の風間晋さん(61)の3人でした。
<↓の画像は、風間晋さん、加藤綾子アナ、木村拓也アナの写真>
しかし、秋の改編で風間晋さんは番組を降板、木村拓也アナは話題の現場から中継する「アクティブキャスター」に“降格”し、2人に代わって加藤綾子アナと同期で、『バイキング』などを担当していた榎並大二郎アナがメインキャスターに抜擢されました。
メインキャスターが交代になった理由について別の番組関係者は、「実は改編前、加藤さんが番組プロデューサーに『榎並アナとやらせて欲しい』と、要求していたというのです。榎並さんとは同期で『綾ちゃん』『大ちゃん』と呼び合うほど仲が良いので分からなくもないが、風間さんには自らニュースの読み解き方などのアドバイスを請うていただけに意外でした」
と明かしています。
続けて、「榎並さんの抜擢は主婦層に人気があることや、『バイキング』での坂上忍さんからのパワハラ問題などもあり、上層部の思惑と一致した面もあるが、加藤さんの意見が影響しているのは明白」
としています。
他にも、秋からはデスククラスの女性局員が、加藤綾子アナの専属担当として付くようになったそうで、これまではニュース毎にどのようなコメントをするかを加藤アナがディレクターに相談し決定していたものの、番組リニューアル後は加藤アナ専属の女性局員がプロデューサーとの間に入り、コメント内容や方向性などを手取り足取り考える役目を担っているとのことです。
こうした状況からフジテレビ局内では、「安藤さんが降板したことで『次の女帝はカトパンだな』とも囁かれています」
と前出の番組関係者が語っています。
そして、週刊文春はこれらの真相を確かめるため、フジテレビに取材を行ったところ、「番組出演者のキャスティングは制作の専権事項であり、加藤綾子さんが関わった事実は一切ございません。」
とキッパリ否定したとしています。
『Live News イット!』は昨年4月のスタート以来、視聴率低迷が続いているにも関わらず、主婦ウケがあまり良くない加藤綾子アナの起用を続け、今後も「夕方のフジの顔」として確保していくというのは理解し難いものがありますね。
また、フジテレビ真偽のほどは定かではありませんが、加藤綾子アナの意向を番組の人事に反映させ、アナウンス能力が高いとは言えない榎並大二郎アナをメインキャスターに起用したというのが事実だったら少々驚きで、これでは今後も番組の数字は上がることなく、大コケを続けるのではないかと思います。
週刊文春によれば、フジテレビ内の会議では加藤綾子アナが「自分の言葉で発信する機会を増やすことが重要」との議題が上がっていて、加藤アナもそれを意識し、番組では時に厳しい意見を述べるようになったそうです。
ただ、その程度で加藤綾子アナの評価や番組の視聴率がアップしていくとは思えないですし、三田友梨佳アナのように自分の意見をバシッと述べ、絶賛されるような存在になるのはかなりの時間がかかりそうですが、様々な部分の変化が今後番組の数字にどれほどの影響を与えるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。