元フジテレビでフリーの“カトパン”こと加藤綾子アナウンサーが、2019年からメインキャスターを務めている夕方の情報・報道番組『Live News イット!』(フジテレビ系)に、打ち切り説が再浮上しているようです。
『東京スポーツ』(東スポ)によれば、『Live News イット!』の打ち切り説が浮上した背景には、今年春から『情報プレゼンター とくダネ!』の後番組としてスタートした『めざまし8』があるとしています。
ある制作会社関係者は『めざまし8』について、「あの時間帯は、テレビ朝日の『羽鳥慎一 モーニングショー』が圧倒的な強さをみせていますが、『めざまし8』も善戦している。日本テレビの『スッキリ』に肉薄する日もあったりする。やはりあの時間は主な視聴者が主婦なので、主婦受けの良い谷原さんの起用が見事にハマったというところ」
と語っています。
<↓の画像は、『めざまし8』のメインキャスター・谷原章介さん&永島優美アナの写真>
一方の『Live News イット!』は、放送から2年が経った現在も視聴率獲得に苦戦しているとし、「谷原さんを起用すると決まった時、フジの局内でも『いよいよ加藤斬りに本腰を入れるんじゃないか』と囁かれました。というのも谷原さんと加藤さんは、同じ事務所の所属。テレビ業界では『こっちを立てるからこっちを切る』と、バランスを取るときも多いですから」
と語り、番組打ち切り説が浮上しているとしています。
続けて、「谷原さんの『めざまし8』が好調なので、余計に加藤さんの『イット!』の低視聴率が目立つようになった。昨年の秋には枠を拡大したけど、視聴率的にはほとんど変化は見られなかった。この春の打ち切りはなかったけど、いつ終わってもおかしくないと言われていますし、それどころか『いつまで続けるんだ』という雰囲気にもなり始めてきた」
と明かしています。
テコ入れ後も視聴率が改善しない要因として、加藤綾子アナが持つキャラクターが挙げられているといい、「加藤はアナウンサーとしての力量や、番組をうまく回す腕前はトップクラスと言われている。ただ男性からの人気はあるけど、主婦受けがよくない。フジのアナウンサーだった時は、『めざましテレビ』が高視聴率を取っていたが、早朝の時間帯は会社に行く前のサラリーマンが主な視聴者層。でも夕方の時間帯は、いくらテレワークが主流になったとはいえ主な視聴者は主婦。主婦受けがいまいちな加藤で視聴率を上げるのはなかなか難しい」
と、フジテレビ関係者が語っています。
東スポはこのように、『Live News イット!』の打ち切り、加藤綾子アナのクビ切り説を報じているのですが、これに対してネット上では、
- カトパンは綺麗で独身で生活感がない、そりゃ主婦には受けが悪い
- 自局のアナウンサーを据えて、民放横並びの報道バラエティをやめて硬派なニュース番組にした方いいと思うけどね。
- 主婦受けが良くないのは始まる前から分かっていたこと。いつまでも低調なのは当然。
こんなところで週5拘束されて他の仕事がしにくくなり、田中みな実にポジションを奪われて完全に損した感じ - アナウンサーとしての力量があるように思えない。そもそもニュース番組のアナウンサーに向いて無いと思う。口癖が多くて軽すぎる。
TBSもフジの加藤パンニュースより良い感じ。カトパンはあくまでもバラエティ番組向き。 - せっかくフリーなんだし、もっと他の局の番組にたくさん出ればいいのに。
イットって加藤さんの良さが発揮されてない気がする。フジテレビには既存の女性アナウンサーがたくさんいるだから。 - カトパンが辞めてもいいように、榎並アナが加入したのかなと思った。
他に佐々木アナみたいなベテランも出てるけど、産休で復帰した人とか、局アナを積極的に使ってあげてほしい - 独身の綾子には夕方のニュースは合わない。そもそも、元ギャル姉ちゃんの感じが強すぎる。
また、他のコメントのように産休明けのアナウンサーとか積極的に起用しろよと思う。主婦が視聴メインなんだから。
などの声が上がっています。
『Live News イット!』は昨年秋の改編期に番組がリニューアルされ、放送時間が1時間拡大して3時間超えの放送となり、メインキャスターとして新たに加藤綾子アナの同期・榎並大二郎アナが加入しました。
<↓の画像は、加藤綾子アナと榎並大二郎アナの写真>
しかし、『Live News イット!』の世帯平均視聴率は民放の中では同時間帯最下位(テレビ東京を除く)で、この時間帯は『news every.』(日本テレビ系)がダントツトップで10%以上の数字を安定して獲得しています。
2位は『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)で平均10%前後、3位は『Nスタ』(TBS系)で8%前後、4位の『Live News イット!』は5%前後で推移し、個人視聴率も同様の順位となっています。
ただ、フジテレビなど民放各局が現在重要視している「キー特性」(13~49歳)の視聴率を見ると、『Live News イット!』は『news every.』に次いで2位に入ることもあります。
『Live News イット!』は、スポンサーに好まれる50歳以下の視聴者獲得に力を入れており、それが数字に結果として表れていることから、番組の打ち切り話は無くなるだろうとも言われています。
ですが、キー特性の数字も『news every.』がダントツトップで5~6%の数字を獲得している一方、『Live News イット!』などは2%以下で推移しており、差はわずかとなっています。
また、フリーの加藤綾子アナはギャラが高く、それに見合った数字を取れていないことから、かねてより番組打ち切り、降板説が流れており、コロナ禍で番組制作費の削減も行っていることから、このままだとかなり厳しいとも言われていますが、このまま番組を続けることは出来るでしょうかね。