『報道特集』『Nスタ』『みのもんたの朝ズバッ!』『たまむすび』などの番組を担当していた元TBSアナウンサーで、2016年3月に心身の不調を理由にTBSを退社し、表舞台から姿を消した小林悠さん(こばやし・はるか 38歳)が、「アンヌはるか」の名前でモデル、AEAJ認定アロマセラピスト、メイクスキンケア講師として活動を再開し、約8年ぶりにメディア復帰を果たしました。
小林悠さんは4日に、お悩み相談アプリ『Flora(フローラ)』の記者発表会に出席し、同アプリのイメージキャラクター就任やCM出演を発表し芸能活動を再開しました。
フローラの運営会社『DreamTeam株式会社』の会長は小林悠さんの夫で、小林さんは同社の役員も務めているそうです。
<↓の画像が、芸能活動を再開した現在の小林悠改めアンヌはるかさんの写真>
小林悠さんは記者発表会でメディア復帰の経緯について、「経営陣の1人として、もしCMをやるとしたらどういった方に出ていただくか、色々アイデアを出していた。ある日、周りの方から『なぜ、はるかさんがやらないんですか?』『理念のことも分かっているし、自分の言葉で説明できるのだから、はるかさんがやればいいのに』と言っていただきました。」「今回、身内の人間として言うのも、おこがましいのですが、本当によいサービスなので、多くの方に知っていただきたいと思い、このように戻らせていただきました」
と説明しています。
TBS退社後の活動や近況については、「アロマセラピー、メイクの先生の仕事をさせてもらっています。どういったモノを取捨選択したらいいかなど相談を受けたり、メイクやコスメを通じておしゃべりを楽しんでいます」
と語っています。
そして、小林悠さんの表舞台復帰、芸能活動再開に対してネット上では、
- ナタリー復帰おめでとう!応援してますよ!
- 元気になったのなら何より。スーさんと玉さんのラジオには出て欲しいな
- ラジオで聴いていた彼女が突然休職し、そして退職した騒動は今でも思い出す。お元気そうで、なにより
- しんどい時期もあったようだけど、こうして表舞台に戻ってこられて良かった。いつか博多大吉さんのPodcastに出演する日が来るかな?
- 金曜たまむすび降板の顛末を赤江珠緒が話す時に泣いてたのと、玉袋が「バカヤロー」と弱りながら話してたのが印象的だった。
結局何があって降板だったのか?NEWS23も大抜擢だった筈なのに。メンタルかな? - 時間が解決する病気もあるでしょうからね。自分のやりたいことができてるのならよかった
などの声が上がっています。
小林悠さんはTBSを退社する直前まで、『報道特集』『Nスタ』『たまむすび』など複数の番組を担当していた人気アナウンサーの1人で、2016年春からはTBSの看板報道番組『news23』のメインキャスターに就任予定でした。
<↓の画像は、昨年3月終了のラジオ番組『たまむすび』出演者との写真>
しかし、2月に入って公式ブログを削除したり、ラジオ番組を欠席するなどの異変がみられ、2016年3月3日に「健康上の理由」によって『news23』への出演取り止めが発表され、翌日には依願退職しました。
その裏側を巡って様々な報道が飛び交う中で、小林悠さんは週刊誌『週刊文春』のインタビュー取材に応じ、「心身ともに臨界点を超えていました」「心療内科に行ったところ、『適応障害』と診断されました。そこで初めて自分が病気だと気が付きました」
と、ストレスが原因で心の病気を発症していたことも初告白していました。
それから早8年経ち、もう2度と表舞台には復帰しないのだろうと思っていただけに、突然のメディア復帰にはかなり驚きましたが、復帰にあたっても週刊文春の取材に応じ、退社直前に『週刊ポスト』にスクープされた男性と結婚したことや、TBSを退社直後には命にも影響を与えていた可能性もある大きな病気が見つかり、手術を受けたことを初告白しています。
そして、これらの病気がきっかけでアロマテラピーを学び、インストラクターの資格などを取得して第2の人生をスタートさせたといい、夫との間に子供はいないそうで、「今、夫と大型犬のリリーちゃんと3人暮らし。365日、朝晩にリリーちゃんの散歩をする毎日で、近所では『リリーちゃんのママ』として知られています。アナウンサーの過去を知っている人はいないんですよ」
と語り、現在は家族と幸せな生活を送っているとしています。
また、夫の会社が手掛けるアプリで表舞台に復帰することも明かしたうえで、「久しぶりに自分自身の名前で仕事をすることに怖さもある」と語っているのですが、女優・深田恭子さん等も発症した適応障害は、一度治っても再発する可能性もあるため、今後も決して無理はせずにマイペースに芸能活動も行っていってほしいと思います。