“麿(まろ)”の愛称で親しまれている登坂淳一アナウンサー(とさか・じゅんいち 46歳)が11日付でNHKを退局し、16日付で大手芸能事務所『ホリプロ』所属となり、4月からフジテレビ系でスタートする夕方の報道・ニュース番組(タイトル未定 平日16時50分~19時00分)のメインキャスターに起用されたことが正式に発表されました。
登坂淳一アナは1997年にNHKへ入局し、東京アナウンス室に所属していた2004~2005年にかけては『NHKニュースおはよう日本』、2005年~2010年にかけては『NHKニュース』といった全国ネットの定時ニュースを担当し、その上品な外見や語り口から一部視聴者の間では“麿”の愛称で親しまれていました。
2010年3月には東京から北海道・札幌放送局へ異動となり、2014年4月には大阪放送局、昨年4月からは鹿児島放送局に所属していたのですが、11日付でNHKを退局しました。
<↓の画像が、『NHKニュース』を担当していた頃の登坂淳一アナの写真>
そして、16日付で『ホリプロ』所属となり、フリーアナウンサーに転身したことが今回発表されると同時に、フジテレビが4月から新たにスタートさせる報道番組のメインキャスターに登坂淳一アナを起用したことが正式に発表されました。
登坂淳一アナはフジテレビを通じて「2018年。私は“1(NHK)”から“8(フジテレビ)”に転身し、新しく挑戦しながら元気の出る放送を温かくお届けしていきます! 忙しい夕方の時間、春から、一緒に過ごしてみませんか? よろしくお願いします」
とコメントしています。
フジテレビ系の平日夕方には、1998年3月~2015年3月にかけて安藤優子さんらがメインキャスターを務める『FNNスーパーニュース』が放送され、2015年3月末より、同局の伊藤利尋アナらがメインキャスターの『みんなのニュース』がスタートしました。
<↓の画像は、『みんなのニュース』で現在メインキャスターを務めている伊藤利尋アナ、島田彩夏アナの写真>
しかし、視聴率低迷によってテコ入れが何度も行われており、ついに4月から番組内容をリニューアルすることが決定し、フジテレビは新たにスタートする報道・ニュース番組について、「フェイクニュースが問題になるなど情報が氾濫する現代社会において、『プライム(最高)なニュース』をお届けするというコンセプトの下、さらに信頼される『ファクト』(事実)に基づいたニュースを提供します」
と番組をアピールしています。
フジテレビとBSフジは、昼・夕方・夜の報道・ニュース番組を『プライムニュース』というブランドで統一してリニューアルするといい、夕方の『プライムニュース』では登坂淳一アナと共に、『BSフジLIVE プライムニュース』(BSフジ)で現在キャスターを務めているフジテレビ報道局解説委員長・反町理(そりまち・おさむ 53歳)もメインキャスターを務め、フジテレビ報道センター編集長・鴨下ひろみさんも出演するといいます。
また、新たに『BSフジLIVE プライムニュース』のメインキャスターとして、フジテレビ報道局ワシントン支局長・松山俊行さん(49)を起用したことも発表しています。
<↓の画像が、フジテレビ・BSフジの『プライムニュース』でメインキャスターを務める3人の写真>
(左から反町理さん、登坂淳一アナ、松山俊行さん)
そして、今回の発表を受けてネット上では、
- 登坂アナはフジテレビのイメージと合わない
- フジか…。ちょっと残念だな。違う局だったら期待出来たのに
- フジは登坂アナの個性を生かせるかな?登坂さんが無理して合わせるとおかしな感じになっちゃうと思うし。
- 今時ならNHKにいた方が安泰なのに、退局しようと思った何かがあったんでしょうか
- 客寄せパンダ扱いだな。すぐに飽きられるだろうし、本人の黒歴史になると思う。
- 反町さんも、BSの方がいいのになぁ。。今のプライムニュース好きだから、地上波に行って居なくなるの残念。
- 不倫で鹿児島に左遷されて出世コースから外れた麿より、反町氏を軟派な地上波に使うのは宝の持ち腐れ。彼にスズメバチ駆除や格安バスツアーにコメントさせてどうする。反町氏にはBSや新報道2001などのちゃんとした報道番組をやって欲しい
- フェイクニュースに翻弄され、真偽を確認しなかったのは報道局の体質。アナウンサーが変わったからといって、それはただのイメチェン。
- 報道姿勢の問題であって、アナウンサーが変わっても根本が変わらないと意味ないと思う。ここらへんやっぱフジってずれてる。
などと、番組のリニューアルに対して否定的な声が多く寄せられており、現時点で期待する声はほとんど見られません。
登坂淳一アナはNHKに20年務めていたベテランで、これまで報道・ニュース番組を担当してきたことから安定感があり、見た目や語り口から番組の重厚感が増し、しっかりとした報道番組というイメージを視聴者に植え付けられるのではないかと思います。
さらに、『BSフジLIVE プライムニュース』の反町理さんとタッグを組むことによって、他局で同時間帯に放送されている報道・ニュース番組との差別化も図れると思いますし、この布陣でどのような番組となるのか楽しみではあります。
しかし、ニュース番組にもバラエティ要素を入れることが多いフジテレビだけに、堅いイメージのある登坂淳一アナらを起用し、果たして大丈夫なのだろうかなどと心配の声が上がるのも分かります。
また、夕方ではなく23時台のニュース・報道番組に起用した方がいいのではないかとも思うのですが、4月から大幅にリニューアルした番組内容や視聴者の反応、そして視聴率はどれほど獲得出来るのか注目していきたいですね。
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この人、そのうちアウトデラックスにでそう。