11日付でNHKを退局し、『ホリプロ』所属のフリーアナウンサーに転身した“麿”こと登坂淳一アナ(とさか・じゅんいち 46歳)が、新人女性キャスターの体を触るなどのセクハラ行為をしていたと25日発売の週刊誌『週刊文春』がスクープしています。
登坂淳一アナは、4月からフジテレビ系でスタートする夕方の報道番組で司会を務めることが決定しており、これからの活動に注目が集まっている中で、出鼻をくじくセクハラスキャンダルを『週刊文春』は報じており、登坂アナのセクハラが問題となったのは、約6年半前の2011年6月のことだとしています。
<↓の画像は、フジテレビの新報道番組でメインキャスターを務める報道局解説委員長・反町理さん、登坂淳一アナの写真>
登坂淳一アナは2010年3月に、NHKの東京アナウンス室から北海道の札幌放送局へと異動となり、赴任早々に北海道のローカルニュース番組『ネットワークニュース北海道』のメインキャスターに就任しました。
それから1年後の2011年6月に、取材のためにNHKの某ローカル局を訪れた登坂淳一アナは、番組収録後に行われた打ち上げに参加し、その2次会でトラブルが発生したそうです。
2次会は北海道の地方都市にある飲食店で行われ、当時NHKの新人キャスターだった田中知子さん(仮名)は登坂淳一アナの隣に座ったといいます。
田中知子さんから当時相談を受けていた学生時代の友人によると、登坂淳一アナは田中さんの膝を撫で回すように触ってきたそうで、登坂アナはお酒を何杯か飲んでいたものの、酷く酒に酔っていたというわけではなかったとのことです。
登坂淳一アナは田中知子さんの体に触れながら耳元で「一緒に抜け出さない?」と囁き、田中さんは「初対面なのにベタベタ触ってきて嫌だな。この人は女性を見下しているな」と感じ、対応に困った末にトイレへ逃げたそうです。
すると、登坂淳一アナは田中知子さんを追っていき、トイレ前の廊下で登坂アナは「君のこと、いつもテレビで見ているよ~」と言いながら執拗にボディタッチし、こわばった表情を浮かべている田中さんに登坂アナは覆いかぶさり、何度も無理やりキスを迫ったといいます。
これに対して田中知子さんは「やめてください!本当に嫌なんです!」と拒否していたものの、登坂淳一アナは聞き入れることなくキスを迫り、行動はさらにエスカレートしていき、ブラウスに手を入れて胸を触ったり、スカートをまくり上げて下半身に手を伸ばすという行為もしていたとのことです。
そして、登坂淳一アナのこれらの言動は後日、ローカル局から札幌放送局へセクハラ事案として報告されたといい、アナウンス室関係者はこの件について、「NHKの局内調査の結果、登坂アナは『大変申し訳ないことをした』と事実関係を認め、上司から厳重注意の処分を受けています」と証言しています。
また、田中知子さんの代理人弁護士は「ご指摘の事案については確かにありましたが、NHKで適正な対応・処分をして頂きました。過去のことでもありますので、お話をすることは差し控えさせて頂きたいと考えています」と、登坂淳一アナのセクハラ行為を認める回答をしています。
その一方で、登坂淳一アナは『ホリプロ』の顧問弁護士を通じて、「NHK在籍時に一切処分は受けておりません。事実と異なるご指摘があり、大変困惑しております」としているのですが、登坂アナのセクハラ疑惑報道に対してネット上では、
- そもそも麿は人気あったから、普通ならば出世路線で東京に戻れるはずがどんどん島流しになって、何らかのお咎めがあったとウワサがあったような。NHKでおとなしくしていればよかったのにねぇ。承認欲求が強いのかな?
- どっか札幌とかでも酔っ払ってる画像みたことある。麿イメージからは遠い印象を受けました。NHKは英断でしたね、話題がそこそこ低い程度に地方に飛ばしてたんだから。
- 確か地方に飛ばされたのも不倫か何か問題を起こしたからだよね。だったらセクハラすんのも納得。
- ずいぶん前の話だけど、このタイミングでのセクハラ疑惑報道ってなんだかすごく嫌な感じ。麿どうする?どうなるの?
- 地方に飛ばされていた理由が分かりました。フジテレビは、ジョーカーを引いたのでは。
などのコメントが寄せられています。
登坂淳一アナが札幌放送局へ異動になった際、同局は登坂アナが笑顔を見せている写真をポスターに使用し、地下鉄の駅構内に多数掲示するなどのプロモーション活動を行ったほか、赴任から間もなく『ネットワークニュース北海道』のメインキャスターにするなど、局側から猛プッシュされていたのは明らかでした。
<↓の画像が、札幌放送局に異動後の登坂淳一アナの写真>
そして、札幌放送局にある程度所属した後、再び東京へ戻るという形で出世コースを歩んでいくものとみられていたのですが、2014年4月には大阪、2017年には鹿児島に異動と、地方支局でたらい回しにされていたのですが、その原因というのも、札幌時代に起こした女性問題にあるという話を2015年にニュースサイト『ビジネスジャーナル』が報じていました。
この噂の真相は定かではなかったのですが、『週刊文春』が今回報じたセクハラがもし事実であれば、やはり出世街道を外れてしまったのは女性問題が原因という可能性は高そうです。
そんな登坂淳一アナは、4月からフジテレビの新報道番組でメインキャスターを務めることが決定しており、何があろうとセクハラを認めることなく番組を続けていくのではないかと思います。
また、業界大手の『ホリプロ』に所属していることから、今後もフリーアナとして様々な仕事をしていくと思いますが、世間からは冷ややかな目で見られることになるかもしれないですね。