元フジテレビでフリーの“カトパン”こと加藤綾子アナウンサー(かとう・あやこ 32歳)が、4月15日からスタートする嵐・二宮和也さん(にのみや・かずなり 34歳)主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系 日曜21時)にレギュラー出演することが明らかになりました。
加藤綾子さんが連続ドラマにレギュラー出演するのは初めてで、『ブラックペアン』で本格的な女優デビューを果たします。
『ブラックペアン』は、医師で作家の海堂尊さん(かいどう・たける)の小説『ブラックペアン1988』を原作としたドラマで、“オペ室の悪魔”と呼ばれる一匹狼の天才外科医・渡海征司郎(二宮和也さん)が、嫉妬などが渦巻く大学病院という巨大な組織に立ち向かっていく姿を描いた医療エンターテインメントドラマです。
現時点で発表されている主要キャストは、竹内涼真さん、小泉孝太郎さん、内野聖陽さん、市川猿之助さん、倍賞美津子さん、葵わかなさんとなっています。
<↓の画像は、『ブラックペアン』出演者の写真>
(左から二宮和也さん、竹内涼真さん、葵わかなさん)
(左から倍賞美津子さん、小泉孝太郎さん、内野聖陽さん)
そして、本作で本格的な女優デビューを果たす加藤綾子さんは、元看護師で現在は治験コーディネーターとして、新薬の機器開発を行う治験の窓口を務めている木下香織役を演じます。
木下香織は自身の信念を貫いて医療業界を牽引し、“神の手”を持ち絶対的権力を保持する東城大学医学部付属病院の心臓外科医・佐伯清剛教授(内野聖陽さん)や、今作の主人公・渡海征司郎ら医師たちと対等なやり取りをしていきます。
<↓の画像が、『ブラックペアン』で本格女優デビューを果たす加藤綾子さんの写真>
また、東城大に手術用最新医療機器「スナイプ」を導入しようとする帝華大学病院出身の新任エリート講師・高階権太(小泉孝太郎さん)に接触するなど、ストーリーに大きく関係する重要なキーマンです。
そんな重要な役どころを演じる加藤綾子さんは、「新しいことにこのタイミングで挑戦させて頂けることは本当にありがたいことで、がむしゃらに新人のつもりで吸収できるものはすべて吸収して取り組みたいと思います。木下香織という役は内に秘めた強さがあり、しっかりとした女性だと思いますので、その香織のイメージをしっかり表現したいです。」
と意気込みを語っているのですが、加藤さんがストーリーの鍵を握る役を演じることに対してネット上では、
- う~ん、何だかなぁ・・・。色んな意味でちょっと違う気がする。
- 迷走してる感じがスゴイ。アナウンサーに徹する方が良いと思う
- 役者って誰でも出来るほど簡単なものなんだな。歌手や声優もそうだけど、テキトーな芸能人にやらせすぎで何だかな。
- たまに上手い人もいるけど、芸人とか本職じゃない人を使うドラマって、それだけで一気に格が下がるし興醒めするんだよね。
- 俳優としての演技の勉強とか訓練とかはしているのかな?女優というからには、見た目はもちろんだが、それ以上の色々なことが必要だと思うけど。
- 最初からアナウンサーというよりCMとか女優とかの方がやりたかったんだと思う。
- 最近は話題になるようになんでもする。頑張っている本業の方がかわいそう。まぁオファーする方が悪いけどね。
などのコメントが寄せられています。
アナウンサーが女優デビューすることは現在珍しいことでは無くなっており、加藤綾子アナと同じフジテレビ出身の女子アナでは、八木亜希子アナ、高島彩アナ、平井理央アナなどが女優業に挑戦し、他局の女子アナたちもこぞってドラマに出演しています。
特にテレビ局を退社後、女優業に本格的に挑戦する方が非常に多く、中でも八木亜希子アナはフリー転身後に様々なドラマや映画などに出演し、女優としても比較的評価されている方だとは思いますが、女優として成功している方はほんの一部です。
ちなみに、昨年6月に亡くなった女優・野際陽子さんも、1958年~1962年までNHKのアナウンサーを務めていました。
加藤綾子アナはフジテレビを退社後、フリーアナが多く所属する『セント・フォース』や、元フジテレビの八木亜希子アナ、小島奈津子アナ、中野美奈子アナ、本田朋子アナらが所属する『フォニックス』などではなく、ユースケ・サンタマリアさん、篠原涼子さん、谷原章介さん、千葉雄大さんら多くの俳優が所属する『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』に移籍しています。
同事務所を選んだ理由については、女優業への進出を狙ったものだとも噂されているのですが、加藤綾子アナはアナウンサーとしての仕事だけでなく、ファッション誌のグラビアを飾るなど幅広い活動を行っています。
現在フリーアナは飽和状態にあるため、生き残りを掛けて幅広い活動を行っていく必要があると言われているので、かつてフジテレビのエースと呼ばれた加藤綾子アナも芸能界で生き残るために、『ブラックペアン』で本格的に女優デビューを果たし、今後さらに仕事の幅を拡げていきたいという思惑があるのだろうと思いますが、果たして女優としてはどのような評価を受けるのか今後に注目していきたいですね。