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渡邊渚の病気はPTSDと膠原病か。フジテレビ退社、アナウンサー引退の理由説明。パリ五輪観戦巡り疑問の声も…

元フジテレビアナ渡邊渚が病名公表しPTSDを告白。膠原病も発症か。病気治療終え活動再開を宣言

8月末をもってフジテレビを退社した元アナウンサー・渡邊渚さん(わたなべ・なぎさ 27歳)が1日、昨年から闘病を続けている病名の1つを公表し、「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を患っていることを明らかにしました。

渡邊渚さんは昨年7月から体調不良を理由に療養を続け、そのまま仕事復帰することなく今年8月末をもってフジテレビを退社しました。

その原因となった病名については伏せており、これまでに様々な憶測が飛び交っていたのですが、フジテレビ退社から1ヶ月が経ち更新したインスタグラムで、「長く向き合ってきた病気の専門治療が、予定より少し早く終了しました。やっといろんなことが終わって、ホッとしています。これまで消化器内科・皮膚科・膠原病科など、様々な科にお世話になりました。中でも、長い時間をかけて治療した原因は、【PTSD 心的外傷後ストレス障害】を患っていたからです。」と、治療していた病気の1つを公表しています。

PTSDを発症した原因は伏せつつも、「PTSDとは、生命を脅かされるような出来事によって引き起こされる精神疾患です。フラッシュバックや回避・解離、過覚醒、パニック発作など、様々な症状がありました。」と明かしています。

PTSDなどの発症により、思うように体を動かせなくなったことで精神状態が不安定になり、「死んだ方が楽」「なぜ生きなければいけないのか」と考え続け、苦しい日々が続いたとしています。

病気の手術などを終えて退院後も一進一退の状態が続き、今年5、6月には再びパニック発作が悪化し、「乗り物に乗れるのか、人がたくさんいるところに行けるのか。少しずつ距離を伸ばして、身近な人がいない状態でどこまで耐えられるのか、毎日小さな目標と実験を繰り返してきました。そして先日PTSDの専門的な治療(持続エクスポージャー)が終わり、やっと日常生活に不安がなくなって、笑顔で過ごせるようになりました。」としています。

ちなみに、渡邊渚さんは8月にフランス・パリに渡り、現地でパリ五輪を観戦したことを報告していて、この時点で体調はかなり回復をしていた様子です。

<↓の画像は、パリ五輪の中継に映り込んだ渡邊渚さんの写真>

フジテレビ退社を決断したのもPTSDによるものだったとし、「心と頭からトラウマを消すことは一生できないけれど、生死と向き合って学んだことがたくさんありました。恐怖のない普通の生活、どこにでも自由にいけて、友達や家族と笑ってご飯を食べられる… 当たり前の幸せにたくさん気づいて、大事なものが透き通って見えるようになりました。」と綴っています。

そして、これまで支えてくれた人たちに感謝の言葉を綴ったうえで、「これからは私がパワーを送る番です! 私はこれからもずっと、病気と闘ったり、生きづらさを感じたりしている方たちの味方です。(中略)これからは、自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できればと思っています。」と、前を向いて新たな活動を開始すると宣言しています。

最後に、「※複雑性PTSDではありません。両親から虐待されたなどの事実もありません。」「完全には無くならない病気だと思っているので、波はあるし、まだまだ通院は続きますが、現状とっても元気です」と綴っています。

このように病名を公表した渡邊渚さんに対してネット上では、

などの声が上がっています。

PTSDの主な発症原因として、戦争、交通事故、自然災害、強盗、銃撃、誘拐、虐待、性的暴行被害などがあり、命の危険に直面するなどして強い恐怖感を抱いた際に発症する精神病です。

過去には、性的暴行を受けたり、銃撃事件を目の当たりにした元女優・若林志穂さんが複雑性PTSDの発症を公表しており、グラビアタレント・熊田曜子さんは元夫からDVを受けて、一時的にPTSDを発症したと裁判で語っていました。

渡邊渚さんは一体何が原因でPTSDを発症したのか原因は不明ながら、昨年に発症した病気が原因で、死をも考えるほど非常に辛い状態にあったことを明かしていたので、それが原因で発症したとも考えられます。

そして、渡邊渚さんは今回インスタグラムでさらっと「消化器内科・皮膚科・膠原病科」にもかかっていたことを明かし、自己免疫疾患「膠原病(こうげんびょう)」を発症していたことを示唆しています。

膠原病とは、自己免疫システムの異常によって、全身の様々な部位に慢性的な炎症をもたらす病気の総称です。

膠原病は症状が皮膚のみに現れる場合や、筋肉、骨、血管、内臓に炎症をもたらすこともあり、昨年末に急死した演歌歌手・八代亜紀さんは膠原病の一種で、指定難病の「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」などを発症し73歳で亡くなりました。

渡邊渚さんはこれまでに、体の強い痛みを訴えたり、複数回手術を受けていること、指が上手く動かなくなり、手に力が入らずにペンやスプーンなども握れない状態になっていたことで、自助具・介護用品を使用していることも明かしていたことから、膠原病を患っているのではないかとの憶測が以前から出ていました。

こうした病気の症状も現在は落ち着き、一番症状が深刻だったPTSDの専門治療も無事終了したというのは何よりですが、5、6月にもパニック発作が悪化したそうで、今後また新たな活動をしていくとしているものの、あまり無理はせずに少しずつ活動の幅を広げていってもらいたいです。

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