昨年4月末をもってフジテレビを退社し、フリーアナウンサーに転身した“カトパン”こと加藤綾子さん(31)が、フジテレビ退社後初めてフジテレビ以外のテレビ番組に出演することが明らかとなりました。
加藤さんが出演するのは、4月3日21時から放送のトークバラエティ番組『しゃべくり007 2時間SP』（日本テレビ系）。
フジテレビの看板アナウンサーだっただけに、水面下では民放各局から番組出演オファーが殺到していたそうなのですが、好きな番組の1つだという『しゃべくり007』で他局の番組出演を解禁したといいます。
スペシャルゲストとして番組に登場した加藤さんは、「（自分のことを）しゃべりまくります！」と宣言し、フリー転身後の生活の変化やプライベートの様子、テレビであまり演奏したことがないというピアノの腕前も披露。
退社までの4年間の生活については、「（『めざましテレビ』の司会を務めていたため）夜は午後9時ごろに寝て、午前3時に起きる生活。3、4時間しか寝られないときもあり、平日は飲みに行けなかった。友だちとは、ちょっとずつ疎遠になっていきました」と明かし、フリー転身後は「すごく寝ています。『今夜、飲みに行ける？』と誘われても、行ける！」と生活の変化を明かしています。
＜↓の画像は、『しゃべくり007』で他局の番組解禁した加藤綾子さんの写真＞
休日については、「基本、家から出ないでテレビを見たり、同期入社の友人と一緒に家で食べたりしています」と明かし、その理由については早朝に乗車したタクシーの運転手から「（普段は）そういう（テンションの低い）感じなんですね」と言われ、それ以降は外出する際にも「カトパンぽくしなきゃ」「（常に）元気にしていなければいけない」と気を張るようになり、外出することが減ってインドア派となってしまったようです。
そんな加藤さんは、国立(くにたち)音楽大学附属高校、国立音楽大学音楽学部音楽教育学科・幼児教育専修卒業で、これまでほとんど公開したことがないという幼少期から続けているピアノの腕前を披露。
ショパンの『子犬のワルツ』を演奏し、見事な演奏にしゃべくりメンバーたちからは「すごい！」と拍手が送られていたとのこと。
＜↓の画像は、ピアノ演奏を披露している加藤綾子さんの写真＞
また、バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系 水曜21時)で約7年半共演している明石家さんまさんとの秘話なども明かし、収録後に加藤さんは、「他局初出演、さらにゲストというこれまで経験したことのない環境からかものすごく緊張しました！」「まるで新入社員に戻ったような感覚で…どんなことを言ったのかあまり覚えていないのが正直なところではありますが、緊張感の中でもたくさん笑ったことはハッキリと覚えております！放送日までドキドキは続きそうですが、楽しみに待ちたいと思います」とコメント。
将来の夢については、「（結婚して）いずれ出産したら、（平日帯の）ニュース番組も担当したい」と語っています。
そして、加藤さんの他局解禁に対してネット上では、
- フジのアナウンサーという看板が外れたら、一気に普通になったなぁ
- アナウンサーよりCM出たりテレビのゲストとかこういう方がやりたかったんだね。
- なんかフリーになってから、容姿も言動も安っぽいんだよね。こんな感じだったっけ？
- もうアナウンサーじゃく単なる芸能人
- なんか、タレント気取りが腹が立つ。アナウンサーをやっていた頃は、それほどではなかったのに。フリーになると、変わるものだ。
- フリーとは言え、アナウンサーならアナウンサーらしい仕事をしてください。
など、批判的なコメントが多く寄せられています。
昨年9月にニュースサイト『アサ芸プラス』が報じていた記事によると、業界内には「女子アナが局を退社した場合には、1年間は他局に出演しない」という暗黙の了解があるそうで、そのためフリー転身から1年後に他局の番組に初出演となったようです。
加藤さんはフリー転身後、様々な番組やCMに出演し活躍しており、28日放送の特番『アレがあるから今がある！』では、バナナマンの2人とMCを務め、アナウンサーを目指したきっかけは当時交際していた彼氏に、「将来、音楽の先生になろうかな」と話したところ、「魅力がない。アナウンサーがかっこいいじゃん」と言われたことから、テレビ局のアナウンサー試験を「受けてみた」「大好きだった彼を喜ばせるため」だったと衝撃告白をしていました。
こうした発言やフリー転身後の活動によって、局アナ時代と比べてかなりアンチが増えているように感じられるのですが、ついに他局の番組出演を解禁し、これからどこまで仕事を増やしていくのか注目したいですね。