民放各局の入社式が3日に行われ、今年も様々な経歴を持った方がアナウンサーとして入社しています。
TBSには、元ミス・インターナショナル日本代表で実践女子大学卒の山形純菜アナ(22)のほか、東京大学・野球部の正捕手だった喜入友浩アナ(23)、青山学院卒で女子大生時代からタレント活動していた山本里菜アナ(22)が入社。
<↓の画像左から喜入友浩アナ、山形純菜アナ、山本里菜アナ>
テレビ朝日には、「2014ミス鎌倉」に選出された聖心女子大学卒の林美桜アナ(22)、法政大学卒の三谷紬アナ(22)、慶應大学卒で水上スキー部の主将を務めていた井澤健太朗アナ(22)。
<↓の画像左から三谷紬アナ、井澤健太朗アナ、林美桜アナ>
日本テレビには、『AbemaNews』(AbemaTV)で学生キャスターを務めていた日本女子大卒の後呂有紗アナ、慶應大卒の佐藤梨那アナ、ほか男性アナ2名。
<↓の画像左が後呂有紗アナ、右が佐藤梨那アナ>
テレビ東京は、「2014ミス慶応グランプリ」を受賞している慶應大卒の角谷暁子アナ(22)。
<↓の画像が、角谷暁子アナの写真>
フジテレビには、学生時代に『2014年旭化成グループキャンペーンモデル』、ファッション誌『non-no』の専属モデルを務めていた青学卒の久慈暁子アナ(22)、「2015年ミス学習院大グランプリ」「ミス・オブ・ミス2016準グランプリ」を受賞している学習院大学卒の海老原優香アナ(23)、東京大学大学院卒の安宅晃樹アナ、法大卒の黒瀬翔生アナ(しょうい 22)が入社。
<↓の画像左が久慈暁子アナ、右が海老原優香アナ>
また、アナウンサーではないもののフジテレビには今年、元プロ野球選手で野球解説者・馬主の“大魔神”こと佐々木主浩さんの長男が入社しており、今年は非公開で行われた入社式には、佐々木さんと妻・榎本加奈子さんの姿があったそうなのですが、この採用に対してネット上では、
- 入社試験に落ちた就活生はアホらしいだろうな
- 福祉大でゴルフやってたんじゃない?またコネかよ、フジテレビ
- フジはこんなことばっかりやってるから、つまらない番組しか作れないんだよ
- 能力無いの採用するから視聴率ダダ下が
- 佐々木の息子とかどういう使いみちがあるんだよ
- 会社の利益になるコネならまだしも、フジがやってるのは、お友達(藤井フミヤ、大魔神佐々木)の子供を優遇するだけの行為だからな。こんなことやってるから衰退するんだよな
- 電通もコネ入社すごいんだろうな。テレビ局もだけど、一般で入った優秀な人に全部しわ寄せが行くんだよね
- こういう有名人やら金を持ってる人とコネを増すことが、フジの発展に繋がると思ってるんだよな。とことん権力者や人気者にすり寄る体質 それがフジ
- こんな感じで完全縁故採用を何十年と続けた結果業界全体が沈没してしまったでござる。才能があってもコネがない人は完全排除してるし名調子と言われるアナウンサーとか面白い番組作れる製作者とかもう日本では出てこないんだろうな
などといった批判の声が上がっています。
佐々木さんの長男は、元歌手の前妻・清水香織(49)との間にもうけた子供で、2005年に離婚後は、2人の子供(長男と長女)の親権は佐々木さんが持ちました。
夕刊紙『日刊ゲンダイ』によれば、佐々木さんの長男は“コネ入社”なのかどうかは不明ではあるものの、有名人の息子ということから採用の際に、「忖度(そんたく)」(意味:他人の気持をおしはかること)が働いたことは間違いないといいます。
フジテレビには今年度、新たに27人が入社しているのですが、今やフジテレビの新入社員のうち「6、7割がコネ入社」だと言われているといいます。
アナウンサーとしての素質があり、美人だとしても、入社するためには「何かしらの口利きがないと厳しい」そうで、試験でいいところまでいったものの落ちてしまった方は、人事部などで拾われることから、人事部は美女で溢れかえっているとフジテレビ関係者は語っています。
こうした採用に対して、現在はアナウンス室部長を務めている佐藤里佳アナ(50)が疑義を唱えていたことを、『日刊ゲンダイ』と週刊誌『女性セブン』が報じています。
<↓の画像は、佐藤里佳アナの写真>
今年1月23日に行われた各部署の幹部たちが集まる戦略会議の席で佐藤アナは、「2018年4月入社新人アナ内定男2女2、毎年現場で推薦した学生が役員の好みでひっくり返る。今年は誰に選ばれたか(現場は)まだ分かっていない」「最近のアナウンサー採用は役員の好みで変わることが多い」と発言したといいます。
フジテレビ幹部によれば、佐藤アナは普段人当たりがよく、会議の席などでも特に目立った発言はしないタイプとのことなのですが、ここ数年のアナウンサー採用試験では、役員クラスによる最終面接でそれまで評価されていなかった女子学生が採用になるケースがいくつもあったそうです。
さらに、来年度の採用試験(2018年度入社)で、最終的にどの学生が採用されたのかをアナウンス室に知らされなかったため、佐藤アナは苦言を呈したのではないかとのことです。
なお、『女性セブン』の取材に対してフジテレビの企業広報部は「アナウンサーを含む社員の採用は適切に行なっております」と回答したとし、役員面接が不適切なものだったのかどうかは定かではないものの、佐藤アナの発言に対して局内からは「よくぞ言ってくれた」という声が上がっているといいます。
フジテレビ局員は、同局が最近採用している女子アナはミスコンのグランプリ受賞者や元モデルなど、ビジュアル的には申し分ないものの、「中にはアナウンス技術が低いまま努力もしない子がいて、現場スタッフから『あの子は使えない』『どんな基準で採用しているんだ』という疑問の声が上がっていた」と明かしています。
このように、近年の採用基準に対して疑問の声や不満の声が上がっているそうなのですが、佐藤アナの発言が外部に漏れていたことに対して同局の亀山千広社長や遠藤龍之介専務は、「誰が漏らしたんだ」と激怒しているらしく、局内では犯人捜しが行われているとのことです。
フジテレビには昨年、シンガーソングライター・藤井フミヤさん(54)の長男である藤井弘輝アナ(25)が入社しており、世間からは疑問の声や批判的な声が殺到していました。
<↓の画像は、藤井弘輝アナの写真>
その他にも、俳優・竜崎勝さんの長女である“アヤパン”こと高島彩さん、高橋英樹さんの長女・高橋真麻さん、永六輔さんの次女・永麻理さん、元プロ野球選手・田淵幸一さんの長男・田淵裕章アナ、元サッカー日本代表の永島昭浩さんの長女・永島優美アナ、俳優・生田斗真さんの弟・生田竜聖アナらがアナウンサーとして入社。
また、陣内孝則さんの長男(『とくダネ!』ディレクター)、宇津井健さんの長男・宇津井隆さん(事業局長)、かまやつひろしさんの長男・釜萢太郎さん(2011年に退職)、遠藤周作さんの長男・遠藤龍之介さん(専務取締役)など、数多くの有名人の子供がフジテレビに入社しています。
フジテレビ以外のテレビ局などにも有名人の子供らは入社しており、コネも実力のうちだとも言われてはいるのですが、フジテレビは2世の採用があまりにも露骨なことから非難されている様子。
また、フジテレビは近年番組の視聴率が著しく低下しており、その原因が社員らの実力不足にあると言われているため、このような人事を行っていることに対して多くの批判を浴びているとみられますが、フジテレビの役員らはそろそろ、これまでのようなやり方ではダメだということに気付くべきで、同じことを続ける限りフジテレビの低迷は続く事になるかもしれないですね。