タレント・伊集院光さん（いじゅういん・ひかる 本名＝篠岡建 53歳）が週刊誌『女性セブン』によって、ラジオ番組『伊集院光とらじおと』（TBSラジオ 月～木曜午前8時30分）で共演中の元TBSでフリーの新井麻希アナウンサー（あらい・まき 39歳）に対するパワハラ疑惑を報じられ、ネット上では賛否両論となっています。
30年にわたって放送された『大沢悠里のゆうゆうワイド』の後番組として、2016年4月からスタートした『伊集院光とらじおと』では、2017年10月から新井麻希アナが月曜アシスタントを務めているのですが、9月20日をもって番組を降板することが決定しています。
＜↓の画像は、20日をもって番組降板の新井麻希アナの写真＞
そんな新井麻希アナが、番組内だけでなく本番以外でも伊集院光さんからパワハラを受けていた疑いを『女性セブン』は伝えており、8月から異変がみられていたとしています。
8月末には番組冒頭で、新井麻希アナが2週間にわたって夏休みを取ると伊集院光さんが発表し、理由は東京パラリンピックが開催期間中のためとしていたものの、新井アナはその他の番組には生出演するなど、明らかにおかしい夏休みだったそうです。
新井麻希アナが8月末から2週間、夏休みと称して番組を休んだ理由についてラジオ局関係者は、「新井さんが『伊集院さんと顔を合わすことがもうできない』と、SOSを出したのです。確かに昨年春過ぎころから、トーク中に『やっぱ、俺分かんねぇわ。俺は寄り添おうと思ってるんだけどさ』とダメ出しをされて、新井さんが話しづらくなる場面がありました。さらに、本番以外の場面で伊集院さんが『新井の話は“デマベース”なんだよ！』『新井は何を考えて話してるんだよ！』といった指摘が増えていた」
と明かしています。
＜↓の画像は、『伊集院光とらじおと』で共演の新井麻希アナ、伊集院光さんの写真＞
そうした中で決定打となったのは、8月23日放送の番組内での発言だったといい、「伊集院さんが『いま新井は降板スレスレのラインだからな！』と怒鳴ったんです。フリーアナウンサーにとって“降板”は、仕事を失うと同じ意味で、これ以上ないほど重い言葉。積み重なったストレスが頂点に達し、新井さんが番組関係者に相談をしたのです」
と同関係者が語っています。
今年3月には“LINE事件”も勃発していたといい、それは番組スタッフが伊集院光さんに対する愚痴を、伊集院さんも閲覧できるLINEグループに“誤爆”してしまったというもので、このエピソードは伊集院さんが番組内でネタにしており、「本人は笑い話にしようと彼なりの気遣いでオチを付けていましたが、スタッフ側にしてみれば“公開処刑”と取る人もいて、笑いがひきつっていた。今回のパワハラ騒動についても、彼自身、どこまで重く考えているのかは分からない。」
としています。
そんな伊集院光さんはテレビでは見せない厳しい顔があるとし、「彼は賢くて、理論武装に隙がありません。仕事への情熱がそうさせるのですが、逆に、そのレベルに達していないと思うや、叱咤激励の意味を込めて論破してしまうところがあります。実は若手局員も、『育休する社員の穴埋めで』という名目で伊集院さんの番組から離れることになっています」
と、番組から離れるスタッフもいると明かしています。
こうした状況を受けてTBSラジオは状況の改善に当たっているそうで、「思っていた以上に根が深いと判断したのでしょう。伊集院さんにも急遽、入れ替わりで2週間の夏休みを取ってもらい、その間に新井さんを一時的に復帰させ、2人が顔を合わさない方法で最後のあいさつを済ませ、降板する流れが決まった」
とのことです。
そして、『女性セブン』は新井麻希アナの降板についてどう思っているのか、伊集院光さんの思いを聞くために直撃取材を敢行したところ、「イレギュラーな事が起こると色々想像するのも分かるけど、そういうことは一切無い」と、新井アナへのパワハラ疑惑をキッパリ否定したそうです。
続けて、「新井は新井で言いたいこともあるでしょうし。あとはラジオを聞いてもらわないと」と話したとしています。
一方、新井麻希アナにも直撃し、伊集院光さんのパワハラ疑惑について聞いたところ、表情をくもらせながら「番組に関することはTBSラジオにお願いいたします」と答えるのみで、否定も肯定もしなかったそうで、TBSラジオにもパワハラや新井アナの降板について問い合わせると、「個別の件に関しては、かねてからお答えしておりません」との対応だったそうです。
『女性セブン』はこのように、伊集院光さんが新井麻希アナにパワハラしていた疑惑、番組降板の裏側などについて報じているのですが、これに対してネット上では、
- 双方の言い分をちゃんと聞かないと何とも言えないな
- 言った側にその気がなくても、受け止め側にパワハラと思われてしまえばそれまで。難しい世の中になった。
- 自分の看板背負ってる番組を少でも良くしようとしたら、それぐらいの文句も言うだろ。何でもパワハラにすんなよ。
夏休み中のこの期間に言うのがセコいな。犬も飴鞭LINEも関係ないでしょ。 - プロについていけないアマチュアが降りるだけ。それがダメというなら伊集院さん降ろして、新井さん残せば。誰も聞かなくなると思うけど。
- こんなものはパワハラじゃないよ。単純にちゃらんぽらんなアシスタントに対して、締めるところは締めてくれと言っているだけだよ
- この人は厳しいというより細かい。それを口に出せる人で、どちらかというと陰キャ。口に出せるうちはまだいい。ため込むと爆発して手遅れといった感じ。
ハレモノ感はありますが、特にラジオとなると、それを軽んじる(そう見える)人間には非常に厳しい。
それだけラジオに賭けてるしプライドを持ってやってる。どうしても付いていけない人は出てくるでしょう。
でも聞いてるほうは彼のそこがいい。今日も病んでるなぁ…ってトークがまたいいよ。私は擁護派。丸くなっては面白くない。そのまま行ってください。 - あらいちゃんは「伊集院ありきのTBSの番組」が雇ったアシスタントで、オーディションを開いて彼女の採用を決定したのも伊集院本人の意見が大きかったはず。
深夜のラジオでその時の様子や決定した経緯なども語っています。
つまり伊集院は上司でも師匠でもなく、彼女のクライアント同然。客の要求に答えられなければ、当然雇用されるワケないよね。
パワハラ？というのはちょっとズレていると思います。 - 火曜アシスタントの竹内香苗アナは、日曜日の秘密基地の時からアシスタントで、日本に帰ってきて満を持してアシスタントになり、今も続いている。アシスタント歴は一番長いと思われる。信頼しているのがよくわかる。
水曜の安田美香さんも、この番組開始当初からずっと続いている。自分はリスナーだが、伊集院ラジオのアシスタントになる人はそれなりの覚悟が必要。
この人はこだわりが多い故、要求が細かいのだと思う。 - 面倒な性格では間違いなくあるし合わない人は合わないだろう。新井さんのような人はなおさらなのかも。
でも、降板スレスレだからってのは受け取り方はあるだろうけど、親心な気もするけどね。
ラジオの大御所ならそんなイエローカードみたいなの出さなくても、一発レッドにできるだろうし。
個人的には、ただ聞く分には伊集院新井ペアは良いバランス取れてた気もするし、番組降板は残念
などの声が上がっています。
伊集院光さんの番組リスナーからは擁護の声が多く上がっており、伊集院さんが番組内などで言い放った言葉も、あくまでも叱咤激励でパワハラにはあたらないのではないか、伊集院さんの発言だけを取り上げて問題視するのはおかしい等の指摘が相次いでいます。
また、『伊集院光とらじおと』は伊集院光さんの冠番組ということから、伊集院さんと反りが合わないのであれば、降板もやむなしといった声も多いのですが、どのような理由があるにせよ、実際にパワハラまがいの行為があったのだとしたら問題ですね。
『女性セブン』によれば、新井麻希アナだけでなくスタッフも番組から離れるといい、伊集院光さんの言動にも問題があった可能性は十分ありそうですが、もし伊集院さんのパワハラが事実ならば、今後また同様のトラブルが起こる恐れがあるので、ウヤムヤにせずに局側がしっかりと対応をする必要があるかと思います。
とりあえず、新井麻希アナが最後の番組出演となる20日に、番組降板についてどのようなことを語るのか、伊集院光さんのパワハラ疑惑報道に触れるのか否かに注目したいですね。