8月31日・9月1日放送のチャリティー番組『24時間テレビ47』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーが未だに発表されておらず、その理由を巡って様々な情報が飛び交う中で、週刊誌『女性自身』が新たに、今年はメインパーソナリティーを“廃止”する方針になったと伝えています。
24時間テレビのメインパーソナリティーは例年、放送の約3~4ヶ月前には発表されているのですが、今年は6月下旬になって番組のテーマが「愛は地球を救うのか?」に決定したことや、チャリTシャツのデザインを『スタジオジブリ』の宮崎吾朗監督が手掛けることが発表されました。
同時に、今年も総合司会を務める“ミトちゃん”こと水卜麻美アナウンサーが日本テレビを代表して、昨年に系列局の日本海テレビ(鳥取)で発覚した局員によるチャリティー募金の着服事件を謝罪しました。
それから1ヶ月近く経った現在もメインパーソナリティーの発表はなく、一部メディアは番組の放送当日にメインパーソナリティーと、今年も開催するチャリティーマラソンのランナーを発表するとの情報を伝えていました。
また、ジャニー喜多川さんの性加害問題により、毎年メインパーソナリティーに起用されていた旧ジャニーズ事務所のタレントたちは、今年起用されないとも複数のメディアが伝えていました。
このように様々な情報が飛び交う中で、今年はメインパーソナリティーを廃止する方針だと女性自身が報じており、記事では芸能関係者が、「メインパーソナリティを無くす代わりに、24時間を24人で繋ぐような番組構成になるそうです。日本テレビの番組によく出演している女性フリーアナウンサーや、男性アイドル、ベテランお笑いタレント、長寿番組のパネラーが内定しているといいます。また総合司会に上田晋也さん(54)が加わり、羽鳥アナ、水卜アナと共に番組を仕切ると聞いています」
と明かしています。
<↓の画像は、水卜麻美アナ、羽鳥慎一アナ、くりぃむしちゅー・上田晋也さんの写真>
『くりぃむしちゅー』の上田晋也さんを番組のメインに据えるとの情報は、ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』も5月に報じており、上田さんは日本テレビで放送の『しゃべくり007』『上田と女が吠える夜』『Going!Sports&News』など複数のレギュラー番組を持ち、各番組の視聴率も良いことから局内での評価が高く、白羽の矢が立ったとのことでした。
ちなみに、上田晋也さんは27日(日本時間)に開幕するパリ五輪の中継で、日本テレビのスペシャルサポーターにも抜擢されています。
そんな上田晋也さんが総合司会に加わり、そして今年はメインパーソナリティーに代わって、24人のタレントたちが番組を繋いでいく形式になるとのことですが、コロナ禍に実施したマラソン企画もリレー形式をとっていました。
毎年、旧ジャニーズタレントを起用していたメインパーソナリティーを廃止することにより、今年は肝心の募金額が激減すると予想されているほか、局員による募金の着服といった最悪の問題発覚によって番組のイメージはさらに悪化し、それによって視聴率の大幅な低下も懸念されていますが、このリニューアルによってどういった結果になるのか見ものですね。