元フジテレビのフリーアナウンサー・長谷川豊さん(41)が9月19日に、自身のブログに『自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!』という過激なタイトルの記事を投稿(後にタイトル変更)し、人工透析患者を中傷しているとして大きな問題となり、レギュラー出演していた『ニュースリアルFRIDAY』(テレビ大阪)、『上沼・高田のクギズケ』(読売テレビ)から相次いで降板となっていましたが、2014年4月より月~木曜のMCを務めていたワイドショー番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)についても、4日の出演を最後に降板していたことが明らかとなりました。
これは5日に放送された番組内で発表されたもので、番組冒頭にアシスタントを務めている元日本テレビのフリーアナ・阿部哲子さん(37)が、「今日はまずこちらからお伝えします」と切り出し、「バラいろダンディのMCを務める長谷川豊さんが、昨日の放送をもって番組を降板しました」と長谷川さんの降板を発表。
<長谷川豊さんがMCを務めていたTOKYO MXの『バラいろダンディ』>
その後阿部さんは、「番組放送開始の2014年4月よりMCとして活躍され、番組内でも『ガセ川』、『ガセの極み豊』などのニックネームで親しまれました。2年間この番組を切り盛りしてくださったのですけれども…お疲れ様でした」と語り、「私個人としては、今回のブログの件は長谷川さんが100%悪いと思いますし、フォローの余地は一切ないんですけれども、バカヤローと言いたい気持ちです。ただ、チームとして頑張ってきた仲間がいなくなってしまうのはすごくさびしい思いがします」と、語気を強めながら複雑な心境であることを明かしていました。
ちなみに、阿部さんによると、長谷川さんの降板を聞いたのは1時間前だったとのことです。
今回番組からの降板が発表された長谷川さんは、3日に放送された番組冒頭に1人で登場し、「個人的なブログ内で書きました、人工透析患者に関する記事にまつわりまして、大変多くの方に多大なるご迷惑をおかけしております。大変申し訳ございませんでした」「深く傷つける表現をしてしまったことに関して全面的に私のミスです。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。心よりお詫び申し上げます」などと謝罪。
しかし、この謝罪に対してもネット上では批判的な声が多く上がっており、番組出演を継続していたことから、「東京MXはなぜ降板させないのか?」「MXもさっさとクビ切れ」「MXは長谷川にけじめも取れないのか」という声も多く上がっていました。
そうした中で、長谷川さんは4日にも自身のブログ上で、問題となった過激な記述を謝罪、その経緯を説明するとともに、長谷川さんのブログに対して抗議していた一般社団法人『全国腎臓病協議会』に対し、9月25日に更新したブログでは「謝罪と訂正を断固拒否する。」としていたものの、4日に更新したブログには「改めて謝罪の文章をお送りする予定です。どうぞ私の謝罪の気持ちを伝えさせていただきたく、よろしくお願いいたします。」と綴っていました。
そして、最終的には全てのレギュラー番組からの降板が決定したわけなのですが、これに対してネット上では、
- 自業自得としかいいようがない。完全に干されるだろうな。
- この人仕事無くなるわ。と思ってたら本当に無くなった。レギュラー週8本をなめるなよ。とか言ってたけど。上から目線で偉そうで嫌い。
- こいつ好き放題コメントしとったから、この降板劇は愉快痛快やな
- 全て仕事を失って、また犯罪行為をしないか心配だ
- 長谷川豊は言葉でテロを行うテロリストだ。テレビに映してはいけない人間。
- 毎度のようにブログが炎上していたが、とうとう自身が燃え尽きたようなだな。ざまぁねぇな
などのコメントが寄せられています。
長谷川さんはブログが大炎上している最中の9月27日にブログで、「私、フリーアナウンサーなのに『ネット上の花火師』とか『炎上芸人』とか言われているの……なんでなのでしょうね……(苦笑)。」などと綴った上で、誇らしげに「炎上で稼がなきゃいけないほどお金に困ってません(断言)。テレビレギュラー週8本をなめんなよ。」などと綴っていたのですが、それから1週間ほどで全てのレギュラー番組からの降板が決定したわけですね。
長谷川さんがブログに綴っていた内容は明らかに問題があったことから、この結果は自業自得でしょう。
長谷川さんは今になって謝罪の言葉を繰り返し、ブログの過激な記述部分を削除したり、修正するなどしているのですが、これまでの過激な言動などから本当に自分の非を認めて謝罪をしているように感じられないですし、この状況から脱するためにとりあえず謝罪しておけばいいと考えているようにしか見えません。
長谷川さんは人間的にかなり問題があることが今回の件でよく分かり、テレビに出る人として相応しくないことから、出来れば今後テレビ復帰はしてほしくないですね。