来年3月22日にデビュー20周年を迎える『KAT-TUN』が3月末をもってグループを解散し、亀梨和也さん(38)がSTARTO ENTERTAINMENTを退所することが同時に発表され、ファンから悲鳴や困惑の声が上がる中で、こうした決断に至った裏側、理由をスポーツ紙が伝えています。
KAT-TUNの解散と亀梨和也さんの退所は12日夜に発表され、STARTO ENTERTAINMENTは昨年4月にKAT-TUNと契約を結び、約1年にわたってメンバーたちと話し合いを続けてきたことを明かしたうえで、「2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断いたしました。」
と解散の理由を説明しています。
また、メンバー3人はファンクラブサイトで発表した連名コメントで、「様々な環境の変化もある中で、これからのグループ活動についてメンバー3人で1年半以上にわたり話し合いも重ねてきました」
と、旧ジャニーズ事務所が2023年に、ジャニー喜多川さんの性加害問題で大騒動に発展していた最中から協議していたことを明らかにしています。
<↓の画像は、3月に解散するKAT-TUNの上田竜也さん、亀梨和也さん、中丸雄一さんの写真>
『スポーツ報知』や『スポーツニッポン(スポニチ)』が関係者らに取材したところ、2023年に入って亀梨和也さんが事務所独立の意向を申し出たといい、そこから話し合いを重ねたものの、事務所側がこれ以上グループ活動を続けることは困難だと判断して解散が決まったそうです。
ただ、「亀梨の退所決断だけが直接的に影響しているわけではない」とし、3人で今後について色々と話す中で、このような決断に至ったといいます。
また、スポニチは上田竜也さんと中丸雄一さんはSTARTO社に残る一方、亀梨和也さんは退所、独立することを決断した理由について、「(STARTO社の)福田淳社長へのシンパシーがない中で契約を結んだが、退所への思いが次第に強くなっていったようだ」
と音楽関係者が明かしたとしています。
<↓の画像は、STARTO ENTERTAINMENTの代表・福田淳社長の写真>
さらに、今年1月に週刊誌『フライデー』が報じた福田淳社長と年下恋人の路上キス報道に触れ、「タレントや社員も困惑し、亀梨さんも呆れ果てた1人だったと聞いている。退所の決め手となった可能性もある」
と推測しています。
テレビ局関係者も、「事務所に対してどうこう思うというより、社長の福田さんを受け入れるのが気持ち的に難しかったようです。目立った実績もないのに私生活での“路上キス報道”など、アイドル事務所の社長として自覚に欠ける部分があったのは事実ですから」
と語り、福田淳社長の言動も独立を後押ししたとみられるようです。
気になる亀梨和也さんの今後については、「亀梨さんは事務所の社員を伴うことなく独立するそうです。」と、1人で独立して個人事務所を立ち上げるようで、現在出演しているスポーツニュース番組『Going!Sports&News』(日本テレビ系)などでのキャスター継続を強く希望しているといいます。
事務所独立が番組出演に直接影響を与えることはないというものの、「作品ごとの出演になる俳優業に比べると、番組の顔となるキャスター業はイメージや事務所のバックアップが大きな意味を持つ」「スポーツ関連の仕事を今以上にするのは難しくなるのでは」
とスポニチは伝えています。
これらの報道を受けてネット上では、
- ジャニーの一件があれほど騒がれなかったら、まだKA-TUNとして第一線で活躍していたのかも知れないと思うと複雑
- 1年前から話し合いってことは、中丸の結婚も影響してそうだな
- グループとは名ばかりで、1人で他のメンバー食わせてやってるようなものでしたからね。
- 上に立つ人と合わなければ辞めたくなるだろうね。退所後はタッキーのTOBEに行くのかな?
- 中丸くんがあんなことをしでかして、戻ってきて三人でと言うのは正直想像できなかったので、収まるところに収まった印象
- 亀梨は独立してスポーツキャスターとして中居の後釜狙いだね
- 社長は直接的には関係ないと思う。KAT-TUNの内部事情が最初にくる原因だと。次に会社との相性や個人的な夢。
どちらにしても年齢的に先の人生を考え悩むのは当然。頑張って欲しい。 - パッと見で何かやらかしそうだと見えた亀梨さんと上田さんが一番真面目で、いろいろ起きた中よく頑張ってきたと思う。
野球が大好きな方だし、スポーツキャスターとして今後も飛躍されることを願う
などの声が上がっています。
スポニチには亀梨和也さんが独立を決断した背景には、福田淳社長の路上キス報道もあるのではないかとしていますが、この記事が今年1月のことですし、亀梨さん自身は2023年時点で旧ジャニーズ事務所に退所を申し出ていたそうなので、直接的な影響を及ぼした可能性は低いと思います。
亀梨和也さんは2023年5月のインタビューで独立を匂わす発言をしており、KAT-TUNのデビュー15周年まではグループ活動を最優先に考えていたそうですが、今後は個人的な活動に力を注いでいきたい意向を示し、「40歳以降の自分を想像した中で、色々考えている」「経験や感覚を捨てるわけではなく、掲げてきた美学を見直してもいい時期」「これまで触れてこなかった文化や、色々な刺激や角度のお話も聞きたい」
といった発言もしていました。
そして、2023年10月には個人のYouTubeチャンネル(登録者数:110万人)を開設し、続いてソロプロジェクト『Inside 23(インサイドミー)』を始動させて配信ライブやグッズ販売などを行うなど、個人で様々な活動を展開し、そして2020年に旧ジャニーズ事務所から独立した“山P”こと山下智久さんとも共演しており、2人のユニット『亀と山P』の完全復活も近いのではないかと注目を集めていました。
一方でKAT-TUNは、2023年2月リリースの11枚目アルバム『Fantasia』を最後に新譜を出しておらず、国内でのライブ活動も同年5月が最後になっていました。
STARTO社に移籍後はグループ活動がほとんどない中で、昨年1月に元日本テレビの笹崎里菜アナウンサーと結婚した中丸雄一さんが、同8月に『週刊文春』によって女子大生との“アパホテル密会”をスクープされ、今年1月3日まで芸能活動を自粛しており、こうしたスキャンダルもグループ解散の大きな要因になった可能性はありそうです。
亀梨和也さんは昨年1月に、元TBSアナウンサーの田中みな実さんとの熱愛交際が報じられ、ファン等の間で物議を醸しましたが、グループに大きな迷惑をかけるようなスキャンダルはほとんど無く、KAT-TUN結成から現在まで中心的な存在としてグループを牽引してきたことから、独立に対しては理解を示す声も多くみられます。
また、スポーツキャスターとしてもまずまずの評価を受け、引き続き『Going!Sports&News』などでの活躍に期待する声が上がっているほか、結婚説が浮上している田中みな実さんとの今後にも大きな注目が集まっていますが、3月末をもってKAT-TUN解散、そして事務所を退所後にどういった動きがあるのか、引き続き動向を注視していきたいですね。