週刊誌『週刊文春』によるスクープから1ヶ月が経ち、各スポーツ紙が20日にフジテレビの“クジパン”こと久慈暁子アナウンサー(くじ・あきこ 27歳)が、4月末をもってフジテレビを退社することや、現在担当している全ての番組を降板することなどを報じました。
関係者によれば、本人の希望で入社から5年で退社することが決まったとし、今春をもって担当している『めざましどようび』、『めざまし8』、『さんまのお笑い向上委員会』を降板することも決定したとのことです。
各スポーツ紙は久慈暁子アナのコメントも伝えており、フジテレビからの退社理由は「気付けば27歳。何か新しいことにチャレンジしてみたい気持ちが大きくなりました。」とし、「入社してからは、アナウンス室、番組に関わる皆さんが温かく、居心地の良い場所となり、毎日早朝出勤でも楽しい日々でした。」「5年という短い年月ではありましたが、いつもテレビから見守ってくださった視聴者の皆さん、さまざまなチャンスを与えてくださったフジテレビの方々、何も出来ない私に一から教えてくださった先輩方やスタッフの皆さん、全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです」
と感謝の言葉を述べています。
気になる今後については週刊文春も報じていた通り、芸能活動を続けていき、アナウンサーに限らずモデル・女優など幅広い活動を目指するそうです。
『東京スポーツ』(東スポ)が新たに報じている記事によれば、2017年に入社してからたった5年での退社に対して、フジテレビでは円満ムードが漂っているといい、両者の間で“密約”を交わしているとの情報もあるとしています。
久慈暁子アナについて東スポは、「天然キャラで偉ぶることもなく、スタッフからは愛されていた」とした上で、アナウンス力がなかなか向上せずに本人も「私はアナウンサーに向いてない…」などと漏らし、そこに追い打ちをかけるように週刊文春によって“ステマ”疑惑を報じられて猛バッシングを浴び、退社することを決断したようです。
そんな久慈暁子アナについてフジテレビ関係者は、「フジとしても『アナウンサーに向いてなかった』という判断のようで、むしろ退社後を応援する円満ムードなんですよ。日テレを蹴ってフジに入社させた手前、他局が使いづらい状況も理解しています。フジのドラマで女優デビューするという“密約説”も囁かれていますよ」
と証言しています。
また、「局内のスタッフからは、結婚間近と言われ、昨年6月に破局が報じられた、ヤクルトの原樹理選手との復縁を疑う声もあるが、さすがにそれが退社の由なら不義理すぎる。結婚とかはないでしょう」
と、同関係者が語っています。
東スポはこのように、久慈暁子アナは円満退社だと伝えているのですが、一方でニュースサイト『サイゾーウーマン』は、「女子アナが退社を正式発表した時点で、その後の展望をスポーツ紙までもが明確に報じるのは前代未聞だけに、フジと久慈は深い確執があるのではないか」「フジへの不満を口にしていたとあって円満退社と考える関係者は皆無」
だと伝えています。
久慈暁子アナの今後についても、以前から元TBSでフリーの宇垣美里アナ(うがき・みさと 30歳)への憧れを口にしていたとし、宇垣アナも2014年にTBSへ入社して以降、次期エースとして大きな期待が寄せられていたものの、奔放な言動が原因で局内でもトラブルを起こし、入社から5年後の2019年3月をもってTBSを退社、同4月から芸能事務所『オスカープロモーション』に所属し、女優業にも進出しています。
<↓の画像は、元TBSの宇垣美里アナの写真>
芸能プロダクション関係者は、「久慈アナは宇垣アナの“幅の広さ”を目指しているといいます。ビジュアルやキャラクターだけでなく、サブカル面への造詣の深さなど、アナウンサーに限らず様々な強みを持っていることが、『今後の時代で活躍するための術』と考えているのでしょう」
と語っています。
久慈暁子アナはフジテレビ入社前の2013年に芸能界入りし、ファッション誌『non-no(ノンノ)』の専属モデルとして活躍していた方で、アナウンス力は酷評されている一方、ルックスは抜群なことから、それに加えて何か特技があれば、アナウンサー時代よりも仕事が増える可能性はあるのかもしれないですね。
<↓の画像は、『さんまのお笑い向上委員会』で金髪ギャル姿を披露し話題になった久慈暁子アナの写真>
ちなみに、週刊文春によれば、久慈暁子アナがフジテレビ退社後に所属する事務所は決まっていて、元局アナが所属するような事務所ではないとの情報もあるとしており、宇垣美里アナも女優・モデルが多く所属するオスカーに入ったほか、元フジテレビの“カトパン”こと加藤綾子アナは退社後、篠原涼子さん、谷原章介さん、ユースケ・サンタマリアさん、芳根京子さん等が所属する『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』に所属し、活動の幅を広げています。
現時点では、久慈暁子アナのフジテレビ退社に対しては厳しい声が多く上がっていて、今後の活躍に期待する声は少ないのが現状ですが、一度全てのレギュラー番組を失い、今後新たにどういった仕事を獲得していけるのか注目ですね。