昨年6月に中居正広さん(52)と元フジテレビ局員の20代女性・A子さんとの間で、“深刻な性的トラブル”が発生していたことを26日発売の週刊誌『週刊文春』などが報じ、これによって一部の番組収録を見合わせるなど、仕事にも影響が及び始めていることが分かりました。
中居正広さんとX子さんのトラブルは19日に『女性セブン』が第一報を報じ、中居さんと親しい間柄のフジテレビ編成幹部・A氏が昨年に、中居さんや芸能関係者のX子さんに声をかけて食事会をセッティングしたものの、直前になってA氏がドタキャンしたことで2人っきりで食事し、そして深刻な問題が発生して警察沙汰寸前のトラブルに発展したとのことでした。
その後、双方が弁護士を入れて協議し、中居正広さん側が9,000万円ほどの示談金を支払い、問題を解決したといいます。
女性セブンの取材に、中居正広さんの個人事務所『のんびりなかい』は弁護士を通じて、「本件については、以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください。お互いに守秘義務がありますので、対外的にお答えすることはありません。相手様への取材などは充分にご配慮を頂きたいと思います」
と回答しました。
この報道に続いて『スポーツニッポン(スポニチ)』はトラブルについて新たな情報を伝え、「問題は昨年6月ごろに発生。中居と女性が参加した食事会の後にトラブルが起きた。女性は当時放送局に勤務していた。トラブル後、中居と女性側との間で代理人を介した話し合いの場が持たれ、中居は慰謝料など8,000万~9,000万円の示談金を支払った。」「女性はトラブルから1年経った今夏、放送局を退社している」「女性が勤務していた放送局の幹部が関わったとの情報もある」
などと報じ、これによって中居さんとトラブルになったX子さんは、フジテレビの社員だったことが明らかになりました。
スポニチは26日にも新たな情報を伝え、トラブルは会食後に発生し、X子さんは「性被害を受けた」と主張しているといい、X子さんは勤務していた放送局にも性被害を報告していたとのことです。
今年8月にフジテレビを退社した渡邊渚アナウンサー(わたなべ・なぎさ 27歳)も、昨年6月に起きた“生命の危険を感じる衝撃的な出来事”によって「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を発症したこと、その出来事はフジテレビも関係していることをインタビューで明かしており、被害を訴えたのは渡邊アナなのではとの憶測も飛び交っています。
<↓の画像は、元フジテレビの渡邊渚アナウンサー>
そして、一連の報道を受けて各テレビ局は対応に動き、「今後の収録などについて本格的に協議を始めた。26日に予定していたスタジオでの収録を見合わせることにしたテレビ局も出てきている。」
としています。
『ピンズバNEWS(双葉社)』も同様に、26日に予定していた来年放送分の番組収録や、番組の打ち合わせを取り止めたなどの情報が飛び交っているとし、昨年からCMイメージキャラクターに起用している『ソフトバンク』は、新CM撮影を中止したという情報もあると伝えています。
一方、中居正広さんの弁護士は『デイリースポーツ』の取材に対して、今後の活動への影響について「今後の活動は予定通りです」と回答し、活動休止などの可能性を否定したそうです。
『東京スポーツ(東スポ)』の取材によれば、中居正広さんとX子さんのトラブルは、X子さんがフジテレビ退社後の今年秋になって水面下で拡散していたといい、東スポも情報を掴んで10月に、事情に詳しい関係者に話を聞いたところ、「一連のトラブルを知る人物が周囲に打ち明け、それが業界中に拡散していきました。中居さんと共演経験のあるタレントは『その話、知っていますよ』と口にしたほど。有名フリーアナは中居さんのレギュラー番組への出演オファーを受けたけど、事務所側が『中居さんは問題を抱えているんですよね』として、やんわり断っています」
と明かしたといいます。
また、この話を聞いたある関係者は激怒し、「ある女性が中居さんとトラブルに遭い、9000万円を支払われた。絶対に許せない! 彼女は非常にショックを受けている」
などと訴えていたそうです。
そして、女性セブンがこのトラブルを報じ表沙汰になったことから、各テレビ局の情報番組スタッフは騒動になることを見越して、中居正広さんが出演した番組の映像など、過去の素材集めに奔走しているとも伝えています。
このように関係各所が対応に追われる中で週刊文春は、【中居正広9000万円S〇〇スキャンダルの全貌 X子さんは取材に「今でも許せない」と…】と題して、中居正広さんとX子さんの間で起きたトラブルを報じ波紋が広がっています。
記事では、X子さんがトラブル直後にフジテレビの幹部3人に被害を訴えていたことや、飲み会をセッティングした編成幹部・A氏は以前から、女性アナウンサーらを接待要員として食事会に呼んでいたことをフジテレビ関係者が証言しています。
さらに、週刊文春はX子さんに直撃取材を行っており、「“加害者”もフジテレビに対しても私は許してないし、怒ってる気持ちももちろんある」などと語り、X子さん以外にも複数の“被害者”がいることも明かしたそうですが、中居正広さんとのトラブルの内容については語らなかったといいます。
一方、中居正広さんの弁護士は取材に対して、X子さんとの間でトラブルがあったのは事実と認め、X子さんに直接の謝罪を拒否されたことも明かしたうえで、「少なくとも当方の認識としては、手をあげたり、暴力を振るうようなことは一切ございません」
と説明しています。
また、A氏との食事会に局員が来ることはよくあったものの、中居正広さんから斡旋を依頼したことはないとしています。
各報道によってA氏がトラブルに関与していた疑いだけでなく、フジテレビの隠蔽工作疑惑も浮上しており、A氏は来年3月をもって終了する『ワイドナショー』と『だれかtoなかい』を手掛けていたことから、トラブルとの関連が疑われ波紋が広がっています。
中居正広さんとX子さんの間では和解が成立していますが、一連の報道を受けてネット上では、活動を続けるのであればフジテレビも含めて記者会見を行い、問題についてしっかりと説明をしてほしいとの声も上がっています。
ある週刊誌は中居正広さんが過去に起こした女性問題を改めて検証し、新たな記事を出す準備を進めているとの情報もあり、中居さんに対する批判は今後さらに激しくなっていくことが予想されます。
それによって、性加害疑惑を報じられたダウンタウン・松本人志さんのように、出演番組やCMに様々な影響を及ぼすことが考えられますが、中居さん自らこの問題について言及するのか、今後の対応を見守っていきたいところです。