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中居正広の弁護団が第三者委員会の内容を批判、人権救済で性暴力認定の証拠開示や説明要求。名誉毀損訴訟に発展か

中居正広が性暴力否定でフジテレビと裁判へ? 第三者委員会の調査報告書は不公平な内容と主張、泥沼の争いに発展か

今年1月23日に芸能界を引退した中居正広さん(52)の弁護士5人が12日、フジテレビが設置した第三者委員会が元フジテレビアナウンサー・Aさんとの間で起きたトラブルを「性暴力」と認定したことに猛抗議し、中居さんの名誉や社会的地位が著しく損なわれていると訴えており、今後裁判に発展する可能性が取り沙汰されています。

第三者委員会は3月末に、中居正広さんと元アナウンサーAさんのトラブルに対するフジテレビの対応などについての調査報告書を提出し、その中で「業務の延長線上でAさんが、中居氏から性暴力による重大な人権侵害の被害を受けた」と指摘しました。

第三者委員会は性暴力認定にあたって『WHO(世界保健機関)』の定義を用いており、WHOが2002年に公表した性暴力の内容は、「強制力を用いたあらゆる性的な行為、性的な行為を求める試み、望まない性的な発言や誘い、売春、その他個人の性に向けられた行為」「強制力とは、有形力に限らず、心理的な威圧、ゆすり、そのほか脅しが含まれるもので、その強制力の程度は問題とならない」としています。

また、第三者委員会は、中居正広さんとAさんのトラブルについて調査するにあたり、双方の間で結んだ守秘義務の解除を求めたところ、Aさん側からは全面解除に応じる回答があった一方で中居さん側は解除を拒否し、「守秘義務の範囲内の事項についてはヒアリングに応じない」と回答があったと報告しています。

これを受けて双方の弁護士と協議した上で、トラブル当日(2023年6月2日)にAさんが中居正広さんのマンションに入ってから出るまでの内容と、示談契約の内容は明らかにしない形でヒアリングに応じてもらい、2人から直接聞けなかった事柄に関しては、Aさんがフジテレビ関係者に話した内容、Aさんの心身の症状、トラブル前後のAさんと中居さんのショートメールでのやり取り、フジテレビ関係者間の報告内容やヒアリング、客観資料、加えて守秘義務解除要請に対する両者の態度、ヒアリングにおける証言内容と態度から精査し、第三者委員会は「性暴力が行われ、重大な人権侵害が発生した」と認定したと説明していました。

しかし、中居正広さんが新たに弁護を依頼した5人の弁護団は12日に、中居さんから聞き取りを行い、関連資料を精査した結果、「『性暴力』という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」と反論し、そして中居さんは当初、守秘義務解除を提案していたとしています。

さらに、「中居氏は2025年3月9日、守秘義務にとらわれず、約6時間にわたり誠実に第三者委員会のヒアリングに応じましたが、本調査報告書には当該発言要旨がほとんど反映されていません」と訴え、それによって第三者委員会がまとめた調査結果報告書は「中立性・公平性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない(中略)極めて大きな問題がある」と指摘し、中居正広さんの人権救済の観点から性暴力認定に至った根拠、調査報告書の作成に使用したヒアリング記録、そのほか関連する証拠などを26日までに開示するよう求めています。

第三者委員会はすでに解散済みで、中居正広さん側からの要求に対してどのような対応をするのかは現時点で明らかになっていないのですが、スポーツ紙の取材に対して『レイ法律事務所』の河西邦剛弁護士は今後の展開について、期日までに第三者委員会から回答が来なかった場合は「新たな文書を公表し、さらに踏み込んだコメントで反論していく。もしくは、名誉毀損の裁判手続きに入る」と推測し、回答が来たとしても、その内容に納得できなければ調査を委託したフジテレビを名誉毀損で提訴する可能性もあるとしています。

また、一連の騒動を取材してきたベテラン芸能リポーターは『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』の記事で、「中居さん側は当初より暴力的行為を否定していますし、“どうしようか?”などと彼女を誘ったメッセージからも、強制していないとの認識なのでしょう。しかし“性暴力はなかった”と根底部分を否定した以上、騒動は振り出しに戻った感はあり、今後は守秘義務を解除しての全面戦争に訴え出る可能性もある。事と次第によっては中居さんとAさんが、法廷で再会することもありそう」と語り、Aさんを巻き込んで泥沼の争いに発展する可能性があるようです。

ちなみに、Aさんの弁護士は中居正広さんの反論に対して「現時点で被害女性としてコメントすることはありません」としたうえで、「女性アナウンサーに対する臆測に基づく誹謗中傷や悪意の攻撃が再び強まることを懸念しており、メディアの皆さまには特段のご配慮をお願いいたします」と呼び掛けています。

そして、中居正広さんの反論と裁判に発展する可能性に対してネット上では、

などの声が上がっています。

中居正広さんは第三者委員会に対して守秘義務解除を提案していたものの、「2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではない」との回答があり、それを受けて解除には応じない形となったそうですが、この件について『スポーツニッポン』が取材したところ、中居さんは調査報告書が出る数日前に、親しい芸能関係者に電話で「守秘義務解除に応じたが、弁護士にブレーキをかけられた」という趣旨の話をしていたとのことです。

これがもし事実ならば、フジテレビとも密接な関係にあった中居正広さんの前任弁護士の判断に問題があったとも考えられますが、中居さんもトラブル発生後にAさんとのショートメールでのやり取りを削除するなど気になる動きをしているほか、今年1月9日時点では、当事者間で示談が成立済みで問題は解決していると説明し、「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告していたにも関わらず、それから2週間後に芸能界引退を電撃発表しており、「全責任は私個人にあります」などと綴っていました。

もし性暴力にあたる行為をしていないのであれば、その時点で全レギュラー番組から降板が決まってはいたものの、Aさんに対する誹謗中傷が過熱する恐れがあることなども考慮すると、あのタイミングで逃げるように引退するべきではなかったと思います。

また、中居正広さんは弁護士を通じて第三者委員会の性暴力認定に反論しつつも、現時点では会見などを行う予定はないそうで、こうした一連の対応に対して解せないとの声も多く上がっていますが、性暴力認定を巡って今後裁判に発展した場合には、中居さんが裁判に出廷し自分の口でトラブルについて話す可能性もあり、とりあえず今後の展開に注目ですね。

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