タモリさん司会の音楽番組『ミュージックステーション』(通称:Mステ テレビ朝日系 金曜20時)の6代目サブMCが発表され、弘中綾香アナウンサー(ひろなか・あやか 27歳)の後任は、今年入社の新人・並木万里菜アナウンサー(なみき・まりな 22歳)が抜擢されたことが明らかになりました。
並木万里菜アナは19日20時から放送の2時間スペシャルより6代目サブMCとして登場し、タモリさんの隣で生放送の番組進行を担当するのですが、18日に行われた会見に出席した並木アナは、「自分にできることを精一杯やって、謙虚にまっすぐに、生の音楽の楽しさをお伝えできれば。まずは明日の本番を無事に終えられるように頑張ります」
と意気込みを語っています。
会見には、1996年4月以降にサブMCを務めた歴代のテレビ朝日アナウンサーも出席し、2000年4月~2004年3月までサブMCを務めた武内絵美アナは並木アナについて、「歴代の中でも声のトーンが丸くて、低くていい声。今の良さを出すアナウンスメントで曲紹介、アーティスト紹介をしてもらいたい」とアドバイスを送っています。
<↓の画像が、会見に出席した『Mステ』歴代サブMCの写真>
(左から下平さやかアナ、堂真理子アナ、弘中綾香アナ、並木万里菜アナ、竹内由恵アナ、武内絵美アナ)
下平さやかアナウンサー(1996年4月~2000年3月・入社2年目)
武内絵美アナウンサー(2000年4月~2004年3月・入社2年目)
堂真理子アナウンサー(2004年4月~2008年9月・入社1年目)
竹内由恵アナウンサー(2008年10月~2013年9月・入社1年目)
弘中綾香アナウンサー(2013年10月~2018年9月・入社1年目)
並木万里菜アナウンサー(2018年10月~・入社1年目)
前任の弘中綾香アナは、「今緊張していると思うし、明日から本番で本当に私でいいのか迷うときは絶対にくると思います。心が折れそうなときは開き直る!私しかこの椅子には座れない、と自信をもって明日からサブMCとして頑張って」とエールを送り、並木万里菜アナはこうした先輩たちの言葉を受けて、「一つ一つの言葉に重みしかない。アーティストの方への敬意。タモリさんへの敬意。番組に関わってくださった方すべてに感謝してあすの放送を迎えたい」としています。
また、すでにタモリさんとも対面し挨拶をしたそうで、タモリさんの第1印象については「仙人のようだなと。それぐらい遠い存在だった方と、次からお仕事させていただくので本当に光栄。黄色い温かいオーラが出ていました」と説明し、「タモリさんから『向上心はいらない、反省もしなくてもいい』という深いお言葉をいただきました。その言葉の意味がまだ分からないのですが、これから経験していく中でその意味を汲み取っていけたら」と語っています。
なお、並木万里菜アナが初登場する19日放送の2時間SPに出演するアーティストは、嵐、King & Prince、BUMP OF CHICKEN、Superfly、E-girls、MONKEY MAJIK×サンドウィッチマン、HYDEさん(L’Arc~en~Ciel)、ジェジュンさん(JYJ)、加えて俳優の佐藤健さん、高橋一生さんも登場します。
そして、並木万里菜アナが新サブMCを務めることに対してネット上では、
- 堂アナあたりから可愛い系のアナを並べてますね
- 歴代サブMCと比較すると、なんとなく並木アナだけ毛色が違うように思う。顔が派手なのかな?
- 弘中アナは上手くならないまま終わったな。欅坂の平手さんを濃ゆい感じにした新人さんだね。
- テレ朝アナウンサーの登竜門的になっているけど、タモリさんも70超えているし体力的に考えてもおそらく彼女が最後のサブMCになるのかなと思ってしまう。
- これだけ歴代の女子アナが辞めもせず、フリーにもならず在籍してるって事はテレ朝は企業としても良い企業ってことなのかな。
などのコメントが寄せられています。
『Mステ』はテレ朝を代表する人気音楽番組で、他局などではこうした番組に新人アナを起用するということはあまりないのですが、下平さやかアナ以降は入社から2年目以内の新人が起用されており、堂真理子アナに至っては入社から8日目に『Mステ』のサブMCに起用されており、高い期待が寄せられていたことがうかがえます。
そうした流れを受けて『Mステ』の6代目サブMCに抜擢された並木万里菜アナは、東京都葛飾区出身で、成蹊大学経済学部経済学科に在学中の2015年に、ミスコン「ミス成蹊2015」でグランプリを受賞しています。
入社後はバラエティ番組『お願い!ランキング』(月~木曜24時55分)のリポーターを務めるなどしているのですが、担当番組数はまだまだ少ない新人です。
これまで視聴者として見てきた『Mステ』のアシスタントに就任し、タモリさんの隣で毎週様々なアーティストと接しながら番組を進行するという大事な役割を務めるので、しばらくは緊張が続くかと思いますが、これから番組で経験を重ねて成長していってほしいなと思いますね。