日本テレビのエース・藤井貴彦アナウンサー(52)が今春に日本テレビを退社し、フリーに転身することが判明し話題になる中で、後輩の上重聡アナウンサー(かみしげ・さとし 43歳)も3月で退社しフリーに転身することが分かりました。
上重聡アナのフリー転身は『スポーツ報知』や『サンケイスポーツ』が報じており、このタイミングでフリーに転身する理由について関係者は、「スポーツ取材を通じて触れたアスリートの挑戦する姿に刺激を受け、自らも組織を飛び出して新境地で戦うことを決意した」
と明かしたとしています。
すでにごく近しい知人などには退社の意向を伝えているといい、先輩のフジ貴彦アナのフリー転身とタイミングが偶然重なっただけで、2人の日本テレビ退社に関連性は無いそうです。
この報道を受けてネット上では、
- まだ日テレにいたんだ
- タニマチおるしな
- ABCマートの社長に高級マンションや車を提供してもらってたよね
- 上重アナは自身がやらかした不祥事もありますけど、ずーっと日テレで働くのかなと思ったらフリーアナ転身は衝撃
- この人の場合は日テレに居場所ないんか?と思ってしまう
- あの一件がなければ日テレのエースになれたのにな 日テレもそのつもりで取っただろうにもったいなかったな
などの声が上がっています。
上重聡アナは高校野球の強豪校だった大阪・PL学園高校出身で、高校時代にはエース投手として活躍し、1998年夏の甲子園準々決勝では同級生の松坂大輔さん擁する横浜高校と対決し、延長17回までもつれ込んだ末に敗戦となりました。
高校卒業後はスポーツ推薦で立教大学のコミュニティ福祉学部に進学、大学でも野球を続けていましたがプロではなくアナウンサーの道に進み、2003年に鈴江奈々アナ、森麻季アナ、右松健太アナ等と共に日本テレビに入社しました。
日本テレビ入社後はスポーツ中継を担当したり、ニュース・情報番組などを数多く担当し、2010年には『ズームイン!!サタデー』の総合司会に就任、2015年に降板後は『スッキリ』のサブ司会に起用され、当時は日本テレビを代表するエースアナと呼ばれていました。
しかし、『スッキリ』の司会に就任した直後に週刊誌『週刊文春』によって、上重聡アナが高級タワーマンションの1室を購入時に、スポンサーでもある靴の小売りチェーン『ABCマート』の創業者から無利息で1.7億円の融資を受けていたことや、イギリスの高級車・ベントレーを無償で借り、就業規則で禁じられているマイカー通勤をしていたことが明らかにされ、この利益供与問題が大騒動に発展しました。
<↓の画像は、週刊文春撮影の高級車・ベントレーを乗り回す上重聡アナの写真>
このスキャンダルで上重聡アナのイメージは悪化し、わずか1年でスッキリを降板、それ以降は『シューイチ』『バゲット』などの番組を担当していましたが、以前に比べてテレビへの出演量は減少しています。
そうしたこともフリー転身を決意した大きな理由の1つなのではと思いますが、今もなお過去のスキャンダルが尾を引いていて、イメージが良い藤井貴彦アナとは違ってフリーに転身したところで、仕事量はそこまで大きな変化はなさそうな気がするものの、上重アナは交友関係が広く有力なタニマチもいますし、フリー転身後は新たにどういった活動を行っていくのかに注目したいです。