情報ワイドショー番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系 平日13時55分)の視聴率が低迷し、大ピンチを迎えていることを週刊誌『週刊新潮』が報じています。
『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』によれば、大阪・読売テレビが制作する『ミヤネ屋』は関東だけでなく関西でも視聴率が低迷しているといいます。
<↓の画像は、『情報ライブ ミヤネ屋』司会の宮根誠司アナ、アシスタントの林マオアナの写真>
『ミヤネ屋』はかつて、関東地区でも平均7~8%の視聴率を記録し、同時間帯のトップ争いを繰り広げていましたが、2015年には東海3県で放送していたTBS系CBCテレビ制作のローカル番組『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)が関東などに進出したほか、同年にはフジテレビ系で新たに『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)の放送も開始し、平日午後の情報ワイドショー番組の熾烈な視聴率争いが始まりました。
<↓の画像は、『直撃LIVE グッディ!』の写真>
それでも当初は『ミヤネ屋』がトップをキープしていましたが、2017年10月には『ゴゴスマ』が関東地区で初の1位を獲得、昨年5月には『グッディ』にも視聴率を抜かれました。
<↓の画像は、『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』の写真>
そして、吉本興業の闇営業問題が勃発し、ここで『ミヤネ屋』の数字も上昇するかと思いきや見事に惨敗しており、吉本興業の岡本昭彦社長が会見した22日(月曜)の関東地区での平均視聴率は、『グッディ』が第1部視聴率が8.1%(第2部が8.4%)で同時間帯トップ、23日は『グッディ』が6.9%(同6.6%)、一方の『ミヤネ屋』は6.2%でした。
関西ではさらに大きな差を付けられており、『グッディ』が9.0%(同9.1%)だったのに対して『ミヤネ屋』は7.5%と、関西でも番組の視聴率が大幅にダウンしています。
『ミヤネ屋』の視聴率が低迷続きの理由について民放プロデューサーは、「やっぱり隠し子騒動が、そもそものきっかけでしょうね。12年1月に『女性セブン』の報道で隠し子がいることが発覚し、番組で陳謝。この時にはワイドショーなどに後追いされることもなく済んだのですが、17年11月には『週刊文春』が、隠し子の母の告白を掲載した。宮根の女性に対する軽薄な言動が明らかとなり、完全に主婦を敵に回してしまいました。」
と語っています。
隠し子スキャンダルによって、司会の宮根誠司アナウンサーは発言の説得力や信用を失い、世間からは「お前が言うな」「どの口で言う」といった声が上がるようになったほか、以前から大手芸能事務所の問題には忖度した発言が目立ち、コメントの歯切れが悪くなる部分も不評を買っています。
また、宮根誠司アナは今年1月に、周囲から左目まぶたが下がっているという指摘を受けて、まぶたを上げるプチ整形手術を受けており、整形後の顔の評判も悪く、営業からも「CMの枠が全然売れない」という悲鳴が上がっていると前出の民放プロデューサーが語っています。
その一方で、宮根誠司アナが司会を務めている『Mr.サンデー』(フジテレビ系)の視聴率は悪くないそうですが、その理由は競合番組が無いこと、フジテレビ全体の視聴率が他局に比べて低いことを要因として挙げ、局内でそこまで問題視されていないのではと分析しています。
この報道に対してネット上では、
- この人嫌いだから番組は見ない
- 気象予報士の蓬莱さんに対する態度がとても嫌い。
- 宮根は相手が話し終わらない内に話し出す。あれは気になる。
- コメンテーターに話を振っても、相づちなど一切しない独特のスタイルが苦手
- リポーター遮って、しょーもない事を真剣そうに質問したり発言する所が嫌い
- うっとうしいだけだし、強い者にはなびいてる計算高い感じで好きでは無いな
- 宮根が1番喋りたがるのが良くないと思う。解説者やレポーターの話を遮って、宮根が喋ってしまう。
観てる側も解説を聞きたいのに、宮根の意見ばかり聞かされて嫌になってると思う。 - もう、宮根誠司も番組を降板したほうが良い。マンネリ感が前々からある。大した司会も、やっていない。すべては、やしきたかじんから始まった。
この人の司会業は、つまらない。降りたほうが良いと思う - いつ観てもレポーターの話が終わる前に食い気味に宮根が喋り出す。レポーターと会話が最後はグチャグチャのグタグタで終わるのが多い。観ててもまたかと思うし聴いてても心地よくない。
- 関西ではミヤネ屋と同時間帯に『ちちんぷいぷい』が放送されている。ちちんぷいぷいには曜日別に吉本の芸人・タレントが毎日出演している。
だからこの話題を知りたいのなら関西人はちちんぷいぷいを見る。そういう人はミヤネ屋はまず見ない。グッデイなどは頭の片隅にもない。 - 宮根はリポーターが伝えている最中に必ず被してくる。視聴者はリポートを知りたいのに、宮根が話しの腰を折ってしまうのでたどたどしくなり状況が伝わらない。
ひるおびの恵と一緒。これでは視聴者離れになるに決まってるよ。ゴゴスマのmcはクセがなく耳障りが無いのが良いと思う。 - 大阪でも人気はありません。私の回りも『あのコテコテな感じが嫌』『馴れ馴れし過ぎる感じが嫌』『謙虚さがない』、読売テレビは好きだけど宮根が出たらチャンネル変えます。ミヤネ屋に変わる番組を望みます。
などと厳しいコメントが多々寄せられています。
宮根誠司アナはフリー転身前は大阪・ABC朝日放送テレビに所属し、『おはよう朝日です』などで司会を務めて注目を浴び、大阪で絶大な人気を誇っていた歌手・タレントのやしきたかじんさんのサポートを受けて2004年4月にフリー転身、たかじんさんの番組などにレギュラー出演していました。
その後2006年7月末に冠番組『ミヤネ屋』がスタートし、関西だけでなく関東でも知名度を上げていき、関東でも様々な番組に出演するなどし全国区のフリーアナとなったのですが、関西色の強いトークや自身を中心とした番組進行、大手芸能事務所に忖度した発言などが視聴者から不快の声が上がっていました。
そうした中で2015年には、2011年からアシスタントを務めていた川田裕美アナが読売テレビを退社、フリー転身を機に番組を降板したことも、番組の視聴者離れを引き起こすきっかけになった気がしますし、2017年11月には2012年1月に発覚した隠し子問題に関する新たな話が出てきたことで、番組視聴率も低迷し始めた感じですね。
番組スタート当初から酷評されている『グッディ』に数字を抜かれるということは、番組の問題だけでなく宮根誠司アナの存在も大きいとみられ、宮根アナは大手芸能事務所『バーニングプロダクション』系列の事務所に所属していることからそう簡単に番組降板とはならないとみられます。
しかし、しばらく視聴率が低迷していることから、そろそろ番組終了などを検討する必要があるのかもしれないですね。