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フジテレビのスポンサー撤退止まらず花王や日産もCM出稿停止。女性アナウンサー接待要員扱い、港浩一社長が定番化させ問題発生か

フジテレビ編成幹部A氏が中居正広&被害者X子の出会いに関与。接待を悪用、タレントに上納し深刻なトラブルの疑い

中居正広さん(52)の女性トラブルで、中居さんと被害女性・X子さんが知り合ったきっかけが、編成幹部・A氏(52)が主催した食事会だったことなどを『スポーツニッポン(スポニチ)』が新たに伝えています。

中居正広さんは2023年6月に、当時フジテレビの社員だったX子さんと2人っきりで食事後、深刻な性的トラブルが発生し、高額な示談金を支払って問題を解決したとされていますが、スポニチの取材によれば、中居さんとX子さんはトラブル発生の約2年前に、A氏が主催した食事会で知り合ったとのことです。

2021年ごろに行われたその食事会についてスポニチは、「出席者は渦中の編成幹部が声をかけており、中居や人気タレントがいた。そこに呼ばれたのが被害女性で、フジの女性アナの姿もあった。女性は当時、中居の仕事先の会社に勤務しており、この会で親睦を深めて以降、中居との仕事が舞い込むことになった。当時から女性は仕事上、編成幹部の指示に従わなければいけない関係にあった。食事会で中居と編成幹部の親密な姿を見て、2人の関係を壊してはいけないとの思いを抱えて仕事を続けた。そして、女性は中居から『性被害を受けた』と訴えるようなトラブルに見舞われた。」としています。

<↓の画像は、フジテレビの編成部長・A氏と中居正広さんの写真>

なお、複数の報道からX子さんと推測されている元女性アナウンサーは、A氏が手掛けていた『ワイドナショー』で2021年10月からアシスタントを務め、2022年に3回放送の特番『タイムリミットバトル ボカーン!』で中居正広さんと共演していました。

<↓の画像は、『タイムリミットバトル ボカーン!』出演者の写真>

(左から) 平成ノブシコブシ・吉村崇さん、中居正広さん、渡邊渚アナウンサー

X子さんは久代萌美アナの後任でワイドナショーに初登場時には、『嵐』の櫻井翔さんと相葉雅紀さんが同時に結婚を発表した話題を取り上げた際、ジャニーズの世代について問われると「中学生の時にキスマイさんとか。Sexy Zoneさんとか。嵐の曲とかは運動会のイメージ。『走り出せ』とか。SMAPさんの音楽も幼稚園の運動会」と答えていました。

それから半年後にX子さんは『タイムリミットバトル ボカーン!』で中居正広さんと共演し、最後に2人が共演したのは2022年12月末の放送で、その半年後にトラブルが発生という流れになっています。

フジテレビは2023年6月初旬に発生したトラブルについて、A氏の関与をキッパリと否定していますが、X子さんは週刊誌『週刊文春』の取材に対して、「最初の会食は、Aさんから誘われて行ったし、その後もそうです。(事件当日は)Aさんはその場にいなかったですけど、何が起きるのか、わかっていたでしょう。フジは否定していますが、(トラブルに発展した当日は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」「なぜ今までフジは、Aさんのやっていることを止めてこなかったのか。見て見ぬ振りをしてきたのか。私と同じような被害に遭っている子がいます。」と答えています。

『週刊ポスト』の取材に対しては、「関与を認めない姿勢にはビックリしますが、“そういう会社だよな”という諦めの気持ちが強いですね」と語っていました。

スポニチや週刊文春によると、女性アナを同席させる食事会はフジテレビの港浩一社長(72)が定番化させたといい、港社長は1980~1990年代にかけてプロデューサーとして、『とんねるず』らが出演の『夕やけニャンニャン』、『オールナイトフジ』、『とんねるずのみなさんのおかげです』などフジテレビ黄金期のバラエティ番組や、後にシリーズ化される新人女性アナが司会の『「パン」シリーズ』の第1弾『チノパン』(司会:千野志麻アナ)を手掛け、そうした番組制作の裏で女性アナを接待要員として扱っていたとしています。

<↓の画像が、フジテレビの港浩一社長の写真>

ただ、スポニチの取材に広告代理店関係者が当時を振り返り、「80年代のフジのスローガン『楽しくなければテレビじゃない』を象徴するような楽しい会で、番組のアイデアもどんどん生まれて有意義だった。何かトラブルが起きたとは聞いたことはない」と証言しています。

それから時を経て、大物タレントを取り入れるために女性アナをタレントに“上納”していた等と、疑われても仕方がないような行為をしていたと指摘されているのがA氏とし、A氏主催の接待に参加したことがあるテレビ局関係者は、「女性アナが出席者に名刺を配っていた。ただの飲み会ではなく、業務で来てるんだなと思った」とも証言しており、フジテレビが組織ぐるみで女性アナを接待要員として扱い、タレントたちに上納していた疑いがあるとしています。

こうした報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

女性アナが接待に参加するというのはフジテレビに限ったことではなく、テレビ東京の元エースでフリーの大橋未歩アナも3年前に『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、局アナ時代の忘年会や接待について言及し、「やっぱセクハラ、パワハラがあった時代なので…」と振り返ると、マツコ・デラックスさんから「もう今は少なくなったのかな。接待の席とか呼ばれるでしょ?」と問われると、「そうなんですよ…」と認めていました。

これに対してマツコ・デラックスさんから「可哀想!と思って見てた」と同情されると、「言葉は悪いですけど、本当に生贄(いけにえ)だと思ってた時期もありました。営業さんのおかげでご飯を食べられているわけだし…っていうふうに(思って我慢)…って時もありましたけど」と告白していました。

また、『ライブドア』の元社長である“ホリエモン”こと堀江貴文さんも、「テレビ業界の人たち、エロプロデューサー的な人は何人も知っております」と明かし、2006年に証券取引法違反容疑で逮捕される直前に、日本テレビの社員から「うちの女子アナと合コンしましょうよ!」と誘われ、六本木の店に行ったところ日本テレビの女性アナが3人来たと振り返り、「テレビ局員はゲスい、色んな意味で。女子アナを使ってクライアントをたぶらかそうとか、タレントに接待しようとか、そういうツールとしか見てねえんだろうなって(と思った)」と明かしています。

週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』の取材に某タレントも、「出演者との飲み会に女性アナウンサーが参加するのは昔から枚挙にいとまがありません。フジテレビに限ったことではないですよ」と証言したとしています。

そのため、他のテレビ局も対応に動き始めている様子で、TBSの「コンテンツ戦略本部アナウンスセンター 役員待遇 エキスパート職」を務める安住紳一郎アナは、今日放送の『THE TIME,』でこの後に話し合いが行われることを明かしていました。

今後他局にも波及する可能性がある女性アナを使った接待、上納疑惑についてですが、現在問題視されているフジテレビの編成幹部・A氏は特に目に余るものがあったと指摘されていて、それを見て見ぬふりして放置していたフジテレビに大きな問題があります。

そして、すでに深刻なスポンサー離れが始まっており、早急に問題を調査して膿を出していくことが必要な状態になっています。

18日までにフジテレビへのCM出稿停止を発表した大手企業は、『NTT東日本』、『トヨタ自動車』、『日本生命』、『明治安田生命』、『アフラック生命保険』で、さらに『第一生命』、『JR東日本』、『三井不動産』、『KDDI』、『サントリー』、『資生堂』、『花王』、『日産自動車』、『スズキ』、『ダイハツ』、『日本マクドナルド』、『セブン&アイ・ホールディングス』、『ローソン』、『はなさく生命』、『なないろ生命』が続き、20日午前の時点で少なくとも20社が一連の報道を受けてCM差し止めを発表しています。

フジテレビのイメージ悪化により、ナショナルスポンサーと呼ばれる大手企業は延焼を懸念して次々にフジテレビでのCM放送を停止し、かなり深刻な状態となっています。

こうした状況もあり、20日放送の『めざまし8』では司会の小室瑛莉子アナが、「真面目な社員・誠実な社員が自信を持って情報を届けられるような会社になってほしい」「生まれ変わってほしい」との思いを明かし、情報キャスターの酒主義久アナは涙ながらに「好きな会社をもっと良くするためにも、調査であったりとか説明を今後しっかりとしてほしい」などと訴えており、問題の調査にあたっては第三者委員会を設立し、局全体で変わろうとする姿勢を見せてほしいものです。

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