山本賢太アナウンサーが番組から消えた原因をフジテレビ発表、サン!シャインやすぽると!等降板へ?

フジテレビ入社5年目の“ヤマケン”こと山本賢太アナウンサー(27)が、オンラインカジノを利用していたことをフジテレビが発表しました。

フジテレビは11日に公式サイトで声明を発表し、「当社社員の山本賢太が、過去にオンラインカジノを利用していたことが判明しました。疑義が生じた段階で社の判断として出演を見合わせてきましたが、今後も関係機関に相談しながら当社としても事実関係を確認し、社員就業規則に則り厳正に対処してまいります。」としています。

山本賢太アナもコメントを発表し、「様々な情報をお伝えする立場にある者として極めて不適切な行動であったことを、深く反省しております。自らの浅はかな判断によって、信頼を損なう結果となり、言葉では尽くせぬほどの後悔と恥ずかしさを感じております。今後、同じ過ちを繰り返すことのないよう、自らを厳しく律してまいります」としています。

山本賢太アナは現在、『ぽかぽか』、『サン！シャイン』、『すぽると！』、『発掘！ スタートアップ ヒロミのおはようミーティング』など複数の番組を担当しているのですが、先月下旬から理由の説明もなく全ての番組を欠席しており、インスタグラムも5月17日を最後に更新が停止していました。

8日放送の特番『オールスター合唱バトル2025』には、「歌ウマアナウンサー合唱団」のメンバーとして出演が発表されていましたが、後に番組の公式サイトから名前や顔が写った写真が突如削除され、そしてオンエアでも山本賢太アナの顔が映らないように不自然な編集をしていたほか、テロップで「3月14日に撮影したものです」と表示していました。

『オールスター合唱バトル2025』には、今月5日に週刊誌『週刊文春』によってコンビニでの万引きトラブルを報じられ、活動休止を発表した『LDH』所属のコーラス・グループ『DEEP』のリーダー・TAKAさん(42)も出演していたため、テロップ表示はTAKAさんが出演していたからなのではとの声も上がっていますが、TAKAさんが活動休止を発表したのは放送翌日のことでした。

そのため、山本賢太アナは何か大きなトラブルを起こしたのではないかとの憶測が飛び交う中で、『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が10日に、山本アナがオンラインカジノで違法賭博行為をした疑いで、警視庁の事情聴取を受けたとの情報を伝えていました。

また、週刊女性PRIMEの取材に対してフジテレビは、「関係機関に相談するなどして事実関係を確認中であり、現在は会社の判断で出演を見合わせております」と回答し、否定はしませんでした。

今年に入って芸能界やスポーツ界でも、オンラインカジノでの違法賭博行為の摘発が相次いでおり、吉本興業では複数の芸人がオンラインカジノを利用し、賭博行為をしていたことが判明し、『M-1グランプリ2024』のファイナリスト『ダイタク』の吉本大さん、『キングオブコント2024』のファイナリスト『ダンビラムーチョ』の大原優一さんらは略式起訴され、罰金10万円の有罪判決が下され、3ヶ月以上にわたって活動を自粛していました。

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ただ、オンラインカジノを利用していたとしても賭博罪の公訴時効（3年）が成立していれば、『令和ロマン』の高比良くるまさんのように警視庁の事情聴取で賭博を認めても罪に問われることはないのですが、情報・報道番組などに携わるアナウンサーが賭博をしていたというのは問題です。

フジテレビはただでさえ、中居正広さんのトラブルを端に発した一連の騒動で現在も深刻なスポンサー離れが続いている状況で、過去の行為だったとしても全ての担当番組を降板したり、しばらく活動を自粛などの厳しい対応を取るのが妥当だと思いますが、具体的にどういった処分を下すのかにも注目したいですね。

ちなみに、フジテレビでは先月に社員2人が、過去にオンラインカジノで賭博行為をしたことが判明したとして、懲戒処分の中で最も軽い「戒告」の処分を下しています。

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