フジテレビが中居正広に高額損害賠償請求の可能性で自己破産説も。元フジテレビアナとのトラブルで甚大な損害発生し…
フジテレビが5日、中居正広さんと元フジテレビアナウンサー・Aさんの一連のトラブルを巡り、元社長・港浩一さんと元専務・大多亮さんの責任を追求するために提訴することや、元編成幹部・B氏に対する懲戒処分などを発表しました。
また、親会社フジ・メディア・ホールディングスの専務取締役、フジテレビの代表を務める清水賢治社長は同日の会見で、中居正広さんに対しても法的責任を追及する可能性を問われると、「全ての選択肢は残したままとしている」と回答したことで注目が集まっています。
<↓の画像は、フジテレビの清水賢治社長の写真>
そうした中で週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』は、フジテレビは中居正広さんに対して10億円単位の損害賠償請求訴訟を起こすことも考えられ、中居さんの“自己破産説”が囁かれているとしています。
中居正広さんは2023年6月に、情報ワイドショー番組『ワイドナショー』で2021年に初共演して以降、食事会で2度顔を合わせている元フジテレビアナウンサー・Aさんにショートメッセージを送り、自身が所有するマンションで2人っきりになる状況を意図的に作り出し、Aさんの同意を得ず性的行為に及んだことでトラブルになったとみられています。
Aさんはこのトラブルをすぐフジテレビサイドに報告し、同8月に大多亮さんと港浩一さんもトラブルを把握しましたが、「プライベートにおける男女トラブル」という認識のもとで、この問題をコンプライアンス推進室に報告することなく一部の人間だけで対応を協議し、中居正広さんの番組起用を継続するなど不適切な対応を取り続けた結果、一連の大騒動に発展しました。
<↓の画像左から、フジテレビの元社長・港浩一さん、元専務・大多亮さん>
そして、フジテレビの監査役は会社法に基づいて港浩一さんと大多亮さんの提訴を決定、現在は訴訟準備を進めていることを明かし、訴訟を起こす具体的な時期、提訴の内容については未定としながらも、「職務上の善管注意義務違反を問う損害賠償請求訴訟」を視野に検討しているといいます。
清水賢治社長は2人を相手取った訴訟について、「放送収入に大幅な減収がある。そのような(損害賠償請求をする)方向だと思うが、どの程度、因果関係があるのかはっきりと申し上げられず、まだ断定できない」
とコメントしています。
また、中居正広さんに対する責任追及に関しても、可能性はゼロではないと回答しており、Aさんとの一連のトラブルを巡って、中居さん側に付いて様々なサポートをしていた元編成幹部・B氏に関しては、6月2日付けで「降職(4段階)」と「懲戒休職(1ヶ月)」の懲戒処分を下し、4段階の降職の内容については「マネジメント職を解任して(管理職ではない)プレイヤー職になった」と説明しています。
SmartFLASHによると、中居正広さんは芸能界引退前の年収が数億円で、複数の不動産を所有しているとも言われているとし、「港前社長らが10億円超の損害賠償を請求されるなら、中居氏も同等、あるいはそれ以上の額を請求されてもおかしくはありません」「フジテレビ以外にも、CMに出演していた企業から巨額の違約金を求められる可能性もあり、さすがの中居氏でも払い切れないのではないかとの見方もあります」
と芸能記者が語っています。
そのため、中居正広さんもフジテレビから損害賠償請求訴訟を起こされた場合、自己破産となる可能性もあるとしているのですが、これに対してネット上では、
- フジテレビが中居氏に請求するの? なぜ? スポンサーは被害者だと思うが、フジテレビは違うよね。むしろ共犯のイメージが強いのだが。
- フジは中居の行動を助長させた当事者でもあり、億単位の損害請求は無理でしょう。しかしスポンサーは容赦しないでしょうね。
- 中居さんつべこべ言うなら堂々と出て来て戦ってほしい。雲隠れや言い訳は元グループの一員として恥ずかし過ぎる。たとえ復帰しなくても頑張ってほしい
- スポンサーが中居氏を訴えるのは分かるけど 一番中居氏とズブズブの関係を築いたフジテレビが中居氏を訴えるのはおかしい。
大物芸能人に女子アナアテンドしたり忖度してた会社が何を被害者振ってるのかよく分からない。 - ケチで有名だった中居正広氏、、まさか、こんなことで全財産を奪われるとはね。因果応報だけどさ、、切ないね~
- 賠償問題は仕方ない。これだけの問題を起こし、女性にも配慮がない行動はそれに値するもので、フジテレビは本気度が試されるときだと思う。
株主総会を逃すとスポンサー問題は長期になりそうなので一気に取り組んでほしい
などの声が上がっています。
中居正広さんが起こしたトラブルがきっかけで、フジテレビは80社以上のスポンサーが撤退し、広告収入は従来予想から約233億円減少する見通しで、フジ・メディア・ホールディングスの2025年3月期の決算では201億円の赤字を計上しており、1997年に上場して以来では初の最終赤字になっています。
これによってフジテレビは体制を一新して立て直しを図ることになり、こうした大きな損失が生じる主因を作ったのは港浩一さんと大多亮さんで、そして会社法における善管注意義務違反などで訴えられるのも当然の流れではあります。
そして、清水賢治社長は中居正広さんを訴える可能性も否定しませんでしたが、中居さんは騒動のきっかけを作ったのは間違いないものの、ここまで深刻な騒動に発展した責任を中居さんに問うことができるのかは不明です。
ただ、中居正広さんが起こしたトラブルが原因で、元『V6』の岡田准一さんのMC就任が決定していた番組『だれかtoなかい』は、昨年12月の放送をもって急遽打ち切り終了となり、そしてAさんは中居さんからの性暴力によって2023年6月から休職の末に退職しているので、それに関連してフジテレビが行った対応などに対して損害賠償を請求する可能性はあると思います。
中居正広さんに対しても10億円単位の賠償請求をする可能性は低そうな気がしますが、もしAさんに対する不法行為を理由に損害賠償請求をし、それが裁判所に認められた場合には、自己破産をしたところで非免責債権(自己破産をしても借金の返済義務が免除されない債権)によって支払いは免除されない可能性があります。
そのため中居正広さん側は、フジテレビからの高額な損害賠償請求を回避するために、フジテレビの第三者委員会から「業務の延長線上で発生した性暴力で、重大な人権侵害行為に当たる」と認定されたことに強く反発し、反論を開始したとの見方もあります。
果たして、フジテレビは中居さんに対しても損害賠償請求訴訟を起こすのか否か、引き続き動向を見守っていきたいです。
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- https://smart-flash.jp/entame/349133/
- https://www.news-postseven.com/archives/20250203_2021447.html
真面目にフジテレビで働いている社員からしたら中居と一部社員がした事でこんなにも叩かれて利益もなくなりたまったもんじゃないよね。訴えるのは当たり前では?誰も性犯罪しろなんて頼んでないし