俳優・谷原章介さん(50)がMCを務める情報番組『めざまし8』(フジテレビ系 月~金曜午前8時)で4月7日から、モデル・タレントのトラウデン直美さん(23)と、同い年で入社2年目の岸本理沙アナウンサー(23)が「金曜MC」に就任することが発表され、ネット上では物議を醸しています。
『情報プレゼンター とくダネ!』の後番組として2021年3月末からスタートした『めざまし8』では、谷原章介さんとMCを務めていた永島優美アナが3月末をもって番組を降板します。
永島優美アナの後任については今月1日に、入社3年目の小室瑛莉子アナ(24)が月~木曜のMCに就任することが発表され、金曜MCは後日発表するとしていました。
<↓の画像は、4月から月~木曜MC担当の小室瑛莉子アナの写真>
そして、金曜MCが今日正式に発表され、水曜スペシャルキャスターを務めているトラウデン直美さんが、岸本理沙アナと共に務めることが明らかになりました。
<↓の画像は、4月から金曜MC担当のトラウデン直美さん、岸本理沙アナの写真>
4月から金曜は谷原章介さん、トラウデン直美さん、岸本理沙アナの3人体制となり、トラウデンさんは生活情報や企画取材コーナー等を担当、岸本アナはニュースコーナーを担当するそうで、番組の内容や雰囲気が他の曜日とは異なるスペシャルな演出になるとのことです。
15日放送の『めざまし8』では2人の金曜MC就任発表に加えて、月~水曜の情報キャスターを担当していた堤礼実アナ(29)が、この日をもって番組を卒業することも発表され、堤アナは4月から深夜の報道番組『FNN Live News α』で月~木曜のメインキャスター(金曜は海老原優香アナ)を担当します。
金曜MCに抜擢されたトラウデン直美さんはフジテレビを通じて、「驚き、緊張とともに、とてもワクワクしています。これまではSPコメンテーターとして番組に関わらせていただいていましたが、これからはMCとして社会のこと、番組のこと、自分自身のことをより一層深く考えていけたらと思います。金曜日の忙しい朝の時間、皆さんにもうひと踏ん張り頑張ろうと思ってもらえるよう気持ちのいい朝をお届けします!」
と意気込んでいます。
番組のチーフプロデューサーを務める情報制作センターの渡邊貴部長は、トラウデン直美さんを金曜MCに起用した理由について、「トラウデン直美さんには、これまでSPキャスターとしてさまざまな現場で取材をしてもらってきましたが、取材者として本質を突くような質問や、スタジオでの鋭いコメントに感心させられておりました。MCとして番組を進行することができたら、新しいトラウデンさんの魅力を引き出し、金曜日をスペシャルな内容にしてくれるのではないかと考えお願いすることになりました。」
と説明しています。
この発表を受けてネット上では、
- 谷原さん含め3人のMCって多くない?
- フジって人選からほんとセンス悪いけど、炎上狙いなのか?
- トラウデン直美が苦手 番組の終わりの始まり
- トラウデンは、金曜の日経ニュースプラス9にも出てるが、コメントが薄い
- トラウデンの鋭いコメント?そんなの聞いたことがない。いつも周りに流され薄っぺらいコメントばかりという印象。
- トラウデンは人の意見を変にアレンジして強め口調で言ってるだけ。中身ない。環境に適した素材か?と店頭で聞くのもヒク。自分勝手で只々印象悪いお嬢様。谷原もトンチンカン。
- 替えるべきは谷原だと思う。あとコメンテーター、偏った持論をコメントする人が多過ぎる。
特に旧統一教会、三浦瑠璃は今になって教団と近かったと判明したり、仲の良い古市憲寿も論点ずらしてたし、橋下徹もずらしてたよね。 - この番組、司会者はじめコメンテーターとズレた人選ばかりだよね トラウデンもなんだかね…
などの声が上がっており、特にトラウデン直美さんの金曜MC起用に対して否定的な反応が多く上がっています。
トラウデン直美さんは、京都大学の人間・環境学研究科でドイツ語やドイツ文学を教えているドイツ人の父親と、アメリカ大使館に勤務していた日本人の母親を持ち、自身は13歳でモデルデビューを果たし、同志社国際高校を卒業後の2018年4月に慶應大学法学部政治学科に進学(昨年3月卒業)しました。
慶應大学に進学後は数々の情報・報道番組に出演し、コメンテーター・キャスターとして活躍の場を広げており、2019年には天皇陛下・即位パレード「祝賀御列の儀」のNHK特番にゲスト出演し、「両陛下がお示しになられたように、令和は一人一人が寄り添って協力する時代になってほしい。日本が平和というものを追求していって、尊敬される国になれればいいなと思うので、そういう時代を担っていける世代になれれば」
などとコメントし、ネット上では絶賛の声が相次ぎました。
こうしたコメントなどで評価を高めたトラウデン直美さんは、2020年に「環境省プラごみゼロアンバサダー」に就任、2021年からは「環境省サスティナビリティ広報大使」を務めているほか、「厚生労働省 コロナ禍の雇用・女性支援プロジェクトチーム」のメンバーになるなど、政府関連の仕事もしています。
そんなトラウデン直美はこれまでに、上から目線な言動などを巡って度々物議を醸しており、2020年には菅義偉前首相らも出席した環境問題に関する政府の会合で、「一例に過ぎないですが、『この商品は環境に配慮していますか』と一言聞くだけで、お店の人は『あ、そうか、お客様は環境に配慮したものを求めているんだ』という意識に繋がると思います。」
などと発言し、これに対してネット上では「店員に言っても迷惑なだけ」「ただの面倒くさい客」「店員に余計な負担をかけるな」などの批判が噴出、炎上状態となっていました。
こうした過去の炎上騒動も尾を引き、トラウデン直美さんに対してあまり良いイメージを持っていない視聴者も多く、『めざまし8』の金曜MC就任は大きな波紋を広げています。
トラウデン直美さん自身も、コメンテーター業には自信が無いと告白しており、2月放送の占いバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した際には、「コメンテーターのお仕事がすごく多くて楽しいなとは思うんですけど、『なんで私に聞くんだろう』と思うことも多くて。『私が偉そうに物を言っていいんだろうか』という葛藤もある」
と涙ながらに語りつつ、仕事のオファーがあるため、今後もコメンテーター業を続けていくとしていました。
過去に何度か炎上騒動を起こしているトラウデン直美さんをMCに起用するというのは疑問で、今後さらに世間の風当たりが強くなること必至ですが、情報番組のMCを務めるからには、正確な情報を視聴者に分かりやすく丁寧に伝えられるよう努めてほしいですね。