平日放送の情報ワイドショー番組『大下容子ワイド!スクランブル』で、メインキャスターを務めている大下容子アナウンサー(おおした・ようこ 49歳)が、課長待遇から役員待遇となることが明らかになりました。
14日に開催された『テレビ朝日ホールディングス』の取締役会で決定したもので、6月26日からコンテンツ編成局の「エグゼクティブアナウンサー」の肩書きになるとのことです。
大下容子アナの他にも役員待遇の新任者には、深夜バラエティ番組『アメトーーク!』『ロンドンハーツ』『テレビ千鳥』『霜降りバラエティ』など、現在も多くの人気番組を手掛けている総合編成局制作1部所属のエグゼクティブプロデューサー・加地倫三さん(かぢ・りんぞう 51歳)。
<↓の画像は、“加地P”こと加地倫三さんの写真>
ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』『BG~身辺警護人~』『必殺仕事人』『家政夫のミタゾノ』などを手掛ける総合編成局ドラマ制作部のゼネラルプロデューサー・内山聖子さん(うちやま・まさこ 55歳)等も名を連ねています。
<↓の画像は、ドラマプロデューサーの内山聖子さんの写真>
役員待遇のエグゼクティブアナウンサーとなる大下容子アナは、父親と兄が広島で内科医院を営み、慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後の1993年にテレビ朝日へ入社、同期入社は角澤照治アナと坪井直樹アナ、丸川珠代・参議院議員。
1998年から『ワイド!スクランブル』の2代目女性MCを務め、2002年~2017年までは『SmaSTATION!!』でサブMCを務めるなどしています。
テレビ朝日の中では女性アナウンサー最年長となっており、これまでアナウンス部の課長待遇として、テレビ番組への出演だけでなく他の職員の管理指導なども行っていました。
そんな大下容子アナが6月から、役員待遇のエグゼクティブアナウンサーに昇進することが明らかとなりネット上では、
- 感じもいいし、嫌みもないよね 役員になっても頑張って
- 人柄も言動・立ち居振る舞いも立派な人。尊敬してます。
- すごく感じのいい方ですよね。人柄がこちらに伝わってきます。これからも頑張ってください。応援してます。
- 今までの一アナとしての実績が評価されたのですね。おめでとうございます。
女性活躍の時代ですので良い思考ですね。今後も役員目線でなく女子アナ目線での報道を願います。 - 他の役員なんかより、局に大いに貢献してるもんね。これまでも色んな番組で出しゃばらず、品ある雰囲気で華を添えてくれる人。
女子アナというコンパニオン的な存在ではなく、女性アナウンサーというプロフェッショナルな肩書がぴったりの方です。いつまでも現場で頑張って欲しい。 - 使い捨てじゃなく、アナウンスを極めれば昇進するというモデル確立はフリー化に歯止めが掛かるかも。
などの声が上がっています。
NHKでは2017年に、武田真一アナや阿部渉アナ等がアナウンサーとして最高位のエグゼクティブアナウンサーに昇進し、NHKの場合は「部長級から局次長級への昇格」とされています。
業務内容はアナウンサーとしての通常業務に加えて、「経営的な目線での業務、アナウンサー全体、放送業界全体に目を向けることも求められる」とされ、テレビ朝日はまた違った業務内容かもしれませんが、仕事に対する責任などがさらに増すことになるでしょうね。
昇進が決まった大下容子アナは、安定感のある高いアナウンス力だけでなく好感度も非常に高く、2016年にはオリコン調査の『好きな女性アナウンサーランキング』で初の9位にランクイン、2017年は3位、2018年は7位、2019年は4位とTOP10常連となっています。
大下容子アナはこれといって悪い評判も無く、後輩たちからも慕われているとみられることから納得の昇格人事で、役員待遇のエグゼクティブアナウンサーに昇進して以降も、変わらず『大下容子ワイド!スクランブル』などの番組で活躍する姿を見せてほしいですね。