芸トピ

テレビ朝日の視聴率至上主義に批判噴出。日曜プライム廃止で2時間ドラマや映画が再び消滅…

サンデーステーション放送時間変更&長野智子アナ降板発表で物議。視聴率低迷で撤退の過去、ポツンと一軒家効果に期待?

2017年4月スタートの報道番組『サンデーステーション』(テレビ朝日系 日曜16時30分)が今秋リニューアルし、元フジテレビでフリーの長野智子アナウンサー(57)が番組を降板するほか、放送時間帯が2年半ぶりに21時台に戻ることが明らかになりました。

<↓の画像が、降板が決まった長野智子アナの写真>

テレビ朝日はリニューアル後の『サンデーステーション』について、「日曜夜ならではの人生を豊かにするエンタメ・カルチャーやスポーツ、新しい生き方を考えるアフターコロナ時代に向けた企画など、バラエティー豊かに、幅広い世代の好奇心を喚起する全国ネットの生番組となります」としています。

また、リニューアルに伴い番組開始からメインキャスターを務めた長野智子アナが降板し、後任には『報道ステーション』(平日21時54分)でメインキャスターを務めている小木逸平アナ(こぎ・いっぺい 46歳)、森川夕貴アナ(もりかわ・ゆうき 26歳)を起用するとしています。

なお、現時点では10月以降の日曜夕方の番組は未定とされています。

<↓の画像が、『サンデーステーション』の新キャスター・小木逸平アナ、森川夕貴アナの写真>

『サンデーステーション』は『サタデーステーション』(土曜20時54分)と共に2017年4月からスタートし、土曜日は元フジテレビの“アヤパン”こと高島彩アナがキャスターを務めています。

『サンデーステーション』は放送開始後、早々から視聴率獲得に苦戦しており、2018年4月には放送時間帯が日曜16時半に移動、そして放送時間が元に戻るとともに、長野智子アナは降板が決定しました。

『東京スポーツ』(東スポ)はこの改編について、「テレ朝にとってはかなりの大胆改革になります。テレ朝の上層部内でも『すべての夜にニュースを』は一つの目標だった。今回、『サンステ』を再び夜に移すことで、その体制が整う。いよいよ、ライバルの日テレを追撃する構えが出来上がった」としています。

日曜21時台には日本テレビ系で『行列のできる法律相談所』、TBS系ではドラマ枠の『日曜劇場』、フジテレビ系では2時間のノンフィクション枠『日曜THEリアル!』、テレビ朝日では2時間の特番枠『日曜プライム』を放送中で、熾烈な視聴率争いを繰り広げています。

日テレとTBSがトップ争いを繰り広げており、『サンデーステーション』はその争いに食い込むとができず、わずか1年で夕方に時間移動となったのですが、日曜20時台に放送中の『ポツンと一軒家!』が強力な援軍になると東スポは伝えています。

『ポツンと一軒家!』は同時間帯に放送の『世界の果てまでイッテQ!』、NHK大河ドラマなどに差をつけ、ダントツトップの高視聴率を記録しており、直近の5日放送回も関東地区の平均世帯視聴率が18.8%、関西地区は19.5%をマークし、20%超えも珍しくありません。

『サンデーステーション』はこの恩恵を受け、視聴率争いに食い込む可能性は十分あるようですが、放送時間の変更や長野智子アナの降板に対してネット上では、

などの声が上がっています。

テレビ朝日は『サンデーステーション』と『サタデーステーション』をスタートさせるにあたり、2時間ドラマ枠『土曜ワイド劇場』、映画・ドラマや特番の放送枠『日曜エンターテインメント』を廃止しました。

テレビ朝日は、6年連続で年間視聴率・三冠を獲得している日本テレビの牙城を崩すべく、視聴率獲得を最優先とした編成を行っており、金曜19時台に放送していた『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』を土曜夕方に枠移動させるなどし、多くの視聴者から反感を買っています。

今回の『サンデーステーション』を21時台に戻すことに対しても批判の声が上がっており、以前と同様に視聴率獲得に苦戦する可能性もありますが、平均20%超えも珍しくない『ポツンと一軒家』からの流れで、どれほどの視聴率を記録するのか注目ですね。

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