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情報プレゼンターとくダネ!が東京五輪前に打ち切り、最終回放送日も決定。小倉智昭が勇退で生活情報番組がスタートへ

とくダネ!今年3月終了で小倉智昭がコメント。終わる理由と後番組の内容は…視聴者から労いの声相次ぐ

フリーアナウンサー・小倉智昭さん(おぐら・ともあき 73歳)が司会の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系 平日午前8時)が、3月26日をもって終了することが正式発表されました。

『とくダネ!』の終了決定を受けて小倉智昭さんはフジテレビを通じて、マイク生活50年のうち、『とくダネ!』の22年間は貴重な財産となりました。毎朝3時起きで、大病もありましたが、長く続けられたことに自分でも驚いています。視聴者、出演者、スタッフ、家族、友人、皆さんが私を支えてくれました。まだ、すべてをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです。とコメントしています。

続けて、「私個人としては、まだ心が動かされるものがたくさんあります。それらに時間を費やしながら、許されるなら、マイクの前に立ちたいと思います。長きにわたり『とくダネ!』をご覧いただきありがとうございました。もうちょっとだけお付き合いください」と視聴者に呼び掛けています。

また、13日放送の番組最後に『とくダネ!』終了を自らの口で視聴者に伝え、次の世代の人にキャスターというポジションを譲って、新たなる番組がスタートするといいのかなと思った。最近は口先が弱くなってですね。やや保身に走るきらいがあり、病気してからネット情報を見るようになった。そしたら『老害じゃないか』とか『ボケているんじゃないか』と。そういう言葉はキツいもんなんですよ。お年寄りの政治家を見ると『年を取るとダメだな』と少しずつ思うようになりました。そんなこともあって、私はそろそろいいのかなと。でも、残りはありますから!騒ぎます!と語っていました。

『とくダネ!』は1999年4月に、17年続いた情報ワイドショー番組『ナイスデイ』(1982年4月~1999年3月)の後番組としてスタートし、放送開始当初から総合司会を小倉智昭さんが務め、サブ司会には笠井信輔アナと佐々木恭子さんが起用されました。

<↓の画像は、『とくダネ!』スタート当時の笠井信輔アナ、小倉智昭さん、佐々木恭子アナの写真>

その後はサブ司会を中野美奈子アナ、女優・菊川怜さん、梅津綾子アナ、伊藤利尋アナが務め、現在は山崎夕貴アナと立本信吾アナが務めています。

<↓の画像は、現在出演中の山崎夕貴アナ、小倉智昭さん、立本信吾アナの写真>

2016年7月には、「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」の放送回数最多記録を更新し、13日現在の放送回数は5594回となっており、現在も記録更新を続けています。

番組スタートから11日までの世帯平均視聴率は8.0%(関東地区)、現時点での過去最高の平均視聴率は2011年7月に記録した16.4%となっています。

『とくダネ!』の終了理由について『日刊スポーツ』は、理由はいくつかあるとした上で、「新型コロナ禍の影響によるテレビ局の経費削減も、番組終了に拍車を掛けたとみられる。広告収入が減り、番組制作費を削ることが必達となった。視聴率が悪くなくても経費削減で打ち切られる番組がある中、年間のギャラが大きい小倉キャスターの『とくダネ!』は、降板ではなく番組終了という形で終わりを迎える。」と伝えています。

そして、『とくダネ!』の終了発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

『とくダネ!』が終了するとの噂は何年も前から出ていましたが、昨年7月に『日刊ゲンダイ』や『週刊文春』が2021年3月をもって番組が終了すると報じました。

このタイミングでの終了となった理由については、小倉智昭さんが「東京五輪までは番組を続けたい」と常々話していたことから、番組サイドと東京五輪終了後の2020年9月に終了するかどうかで話し合いを重ねていた中で、新型コロナウイルスによって東京五輪の延期が決定、さらに広告収入の大幅減少を受けてフジテレビが番組制作費削減に着手したことで、東京五輪の開催を待たずに2021年3月で終了することになったとされています。

『週刊文春』によれば、小倉智昭さんに『とくダネ!』の終了決定が伝えられたのは昨年7月で、小倉さんは「フジが大変なのだったら」と言って東京五輪を前に勇退することを決めたとのことです。

『とくダネ!』は、小倉智昭さんの言動が度々物議を醸しながらも、独自の視点による切れ味鋭いコメントなどが視聴者から支持され、競争が激しい平日朝に20年以上にもわたって放送が続き、何だかんだ言って放送が終了となると寂しい気持ちになります。

ただ、小倉智昭さんも今年5月で74歳となり、2016年に膀胱ガンの切除、2018年には膀胱全摘出手術を受けて療養するなどして体力も落ち、コメントのキレも以前に比べて落ちてきていましたし、視聴率も低迷していたことから、いいタイミングでの終了とも思います。

気になる後番組については様々な情報が飛び交っていますが、13日付の『サンケイスポーツ』は、「出演者を一新し、ニュースや生活情報を伝える生活情報番組に生まれ変わる」としています。

また、小倉智昭さんはフジテレビの東京五輪スペシャルキャスターを務めることが決まっているといいます。

後番組の司会者についても様々な名前が挙げられていますが、現時点で誰に決まったとの情報は特に出ていません。

TBSでは、現在放送中の落語家・立川志らくさん司会の『グッとラック!』を3月で終了し、後番組には麒麟・川島明さん司会の生活情報番組『SUNNY(仮)』がスタートすると報じられていますが、『とくダネ!』の後番組はどうなるのか引き続き注目していきたいですね。

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