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夏目三久アナ司会番組『あさチャン』終了目前? ZIP!、めざましテレビの視聴率に完敗で打ち切り説も…

あさチャン!視聴率低迷で打ち切り危機か。夏目三久アナの人気低迷も要因? 放送時間短縮、テコ入れで変化に期待も…

元日本テレビでフリーの夏目三久アナウンサー(なつめ・みく 35歳)が司会の情報・ニュース番組『あさチャン!』(TBS系 平日午前5時25分)が、来年1月6日から午前6時スタートに変更となり、放送時間が約30分短縮となることが先日発表されました。

また新たに、今年入社した新人の篠原梨菜アナが月・火曜、昨年入社の宇賀神メグアナが水~金曜に出演するほか、天気予報のパワーアップ、東京五輪に関する新企画のスタートなど、より内容を濃く、テンポアップして情報を伝えていくというテコ入れも明らかになりました。

<↓の画像は、『あさチャン!』出演の藤森祥平アナ、夏目三久アナ、加藤シルビアアナの写真>

こうしたテコ入れが年明けから実施される背景には、どうやら番組の視聴率低迷があるようで、週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』によると、番組打ち切りも視野に入る2%台が目前の状態にあるといいます。

『あさチャン!』は2014年3月末から、みのもんたさん司会の『朝ズバッ!』の後番組としてスタートし、放送開始から半年後の10月は平均視聴率2.6%まで低迷し、2015年4月に行われたリニューアル後は徐々に数字が回復、昨年6月には平均9.6%を記録し、同時間帯に放送の『ZIP!』(日本テレビ系)を超える数字となっていました。

また、今年6月には7.4%を記録するなど好調を維持しているかに思えたものの、11月25日には今年最低となる3.0%までダウンし、12月11日にも3.2%を記録するなど最近また3%台を連発、全盛期と比べて3分の1程度まで落ち込んでいます。

この平均視聴率は世帯ごとの視聴率なのですが、個人視聴率(個人単位の視聴数)ではもっと酷いと『週刊新潮』は伝えており、世帯別では3.2%を記録した12月11日を例に見ると、F1層(20~34歳女性)が※印(視聴率が0.1%未満の意味)となっており、F2層(35~49歳女性)は0.1%という散々な結果で、一方の『ZIP!』はF1層が4.6%、『めざましテレビ』は同3.2%で、大きな差があるとしています。

こうした『あさチャン!』の低迷要因として、まず司会を務める夏目三久アナの人気低迷を挙げており、夏目アナは2011年1月末に日本テレビを退社、フリー転身後は『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)、『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)などに出演し、2013年の好きな女子アナランキング(オリコン調べ)で10位初登場し、その後もTOP10常連となり、2016年には自己最高の3位まで上昇していました。

しかし、2017年以降はTOP圏外にまでランクダウンしており、夏目三久アナは2016年3月末をもって『マツコ&有吉の怒り新党』を降板したほか、同年には有吉弘行さんとの交際・結婚疑惑をめぐる騒動などがありました。

<↓の画像は、『マツコ&有吉の怒り新党』出演の夏目三久アナ等の写真>

これらも夏目三久アナの人気低下に大きな影響を及ぼしたとみられ、現時点での出演番組が低視聴率の『あさチャン!』に加えて、『真相報道 バンキシャ!』、今年2月スタートの深夜番組『ポルポ』(テレビ朝日系)となっており、『バンキシャ!』の視聴率は好調をキープしているものの、若い層からの人気を獲得しづらい状況が続いているようです。

ちなみに、TBSは現在ノンプライム帯(6時~19時・23時~24時)の視聴率が民放5位にまで落ちているといい、テレビ東京よりも数字が低く、厳しい状況にあると11月に行われたTBSが定例会見で明かしていました。

そのため、『あさチャン!』にも打ち切り説が浮上してもおかしくないのですが、『週刊新潮』によれば夏目三久アナは業界大手の芸能事務所『田辺エージェンシー』所属で、来年4月からスタートするドラマ『半沢直樹2』で主演する堺雅人さんも所属しており、「少なくとも番組がなくなることはないでしょう。スタッフも安心しているんじゃないですか。」と、他局のプロデューサーが語っています。

この報道を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

『マツコ&有吉の怒り新党』からの降板などによって、一時期に比べるとバラエティ番組への出演が減り、親しみやすさを感じにくくなっているのは間違いないとは思いますが、夏目三久アナはアナウンサーとしての能力は高い評価を受けています。

今年6月には『あさチャン』の平均視聴率が7%台まで上昇するなど、そこそこの数字を取っていたということは、単に出演者側に問題があるというわけではなく、番組内容に視聴者が不満を持ったことで視聴者離れが起きてしまった可能性も十分ありそうです。

前番組の『朝ズバッ!』は、放送開始から半年後には平均10%を超える日も出てくるなど、好視聴率をマークしており、放送から1年半後の2006年10月には平均視聴率が民放トップとなりましたが、2011年になると『ZIP!』の数字上昇に伴って民放3位以下までダウン、番組終了半年前には民放4位、最終回の平均視聴率は5.2%となっていました。

こうした悪い流れもあって『あさチャン!』はしばらく低迷を続け、これまで何度もテコ入れが行われており、年明けには放送時間が約30分短縮、番組出演者や内容もリニューアルされ、これでも数字が低迷を続けるようだとやはり打ち切りは避けられない状況になるかと思います。

来年のテコ入れによって数字が少しずつでも上向きとなり、好調を取り戻すことに期待したいですが、果たしてどのような結果となるのか、引き続き数字の推移を見守っていきたいですね。

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