新年度がスタートしてから1ヶ月が経ち、日本テレビ系で生放送されている朝の情報番組『スッキリ!!』で「ことしのトンデモ新入社員」と題した特集が1日に放送されたのですが、司会の加藤浩次さん(46)が唐突に「日本テレビでもちょっと、ね、問題児入ってきたでしょ?」と切り出し、その話を振られた周りのアナウンサー達が困惑するという場面があったため話題になっています。
加藤さんは名前こそ出さなかったのですが、「アナウンス部に」と言っていたことから問題児というのは、日本テレビにアナウンサー職での内定をもらっていたものの、ホステスのアルバイト歴があったことで“清廉性に欠ける”として内定を取り消され、その後日本テレビを提訴、和解が成立して今年4月に同社へ入社した笹崎里菜さん(22)のことだと推測され、これまでに笹崎さんのことをイジることはなかったため、加藤さんの切り込みに対して絶賛する声が寄せられているようです。
また、これに対して一部の視聴者は「問題児」というキーワードから、利益供与問題が浮上している上重アナに対して批判を寄せており、「大問題児上重」「加藤さんの隣にとんでも社員が鎮座してる」「上重のようなトンでも社員を突っ込むべきだろう、日テレは」等とまた批判の声が寄せられていたようです。
これにネットでは、
- 日テレも、かなりの問題があるのは間違いないと思うし、清廉性を求める局のとる行動とは思えない。庇うとか、本当に信じられない、テレビ業界っておかしいところだね
- このニュースの内容だと日テレ的に放送事故でしょ。加藤もトンデモ新人に訴えられるかも。
- 上重も加藤に「淫行事件を起こす芸人もかなりの問題児だと思いますが…」ぐらい言えば面白かったのに。
- 問題起こした人間が情報番組やるっておかしいけどなあ。今のスッキリは全くスッキリしないよ
- 新人アナの方は何ら問題ないでしょう。2億近くの利益供与と比べれば少しクラブでバイトしてた位なんでもない。時系列が逆ではあるけど上重をお咎めなしにして新人の方を入社拒否した日テレがおかしい、高度な清廉性が聞いて呆れる
などのコメントがありました。
笹崎さんは入社前に騒動を起こしましたが、これは日本テレビが「高度な清廉性が求められる」といった理由で内定を強引に取り消したのがそもそもの問題だったため、問題児扱いをするのはおかしいのではないかと思うのですが、今年1月に週刊誌『週刊ポスト』によって、笹崎さんがネット上の写真投稿サイトに恋人とのラブラブなLINEのやり取り画面や、ノースリーブのミニワンピース姿でソファに寝そべり、太ももを露わにした状態の写真、20歳の誕生日を迎える半年前にアップした写真のコメントに「昨日の飲み楽しすぎた。久々…」と未成年飲酒を思わせる書き込みをしていたことが明らかにされているため、問題児扱いされてしまうのはしょうがないことなのかもしれませんね…。
また、一部のネットユーザーは問題児なのは上重アナだとの批判が寄せられたようですが、日本テレビの大久保好男社長が4月27日の定例会見にて、特に処分は下さずに口頭注意のみであることを明かし世間から批判が殺到、更に、『スッキリ!!』に今年3月までレギュラーコメンテーターとして出演していたコラムニストの勝谷誠彦さん(54)もこれに対して怒りをあらわにし、
「社長の口頭注意だけとかあり得ない。会社としてのケジメが。あんなヤツが、何をえらそうにオレが座っていたところでしゃべってんの」
「テリー(伊藤)さんも加藤浩次も頭にきてると思うよ。加藤浩次がどこで切れるかというのがすごい気になってる」
「日本テレビの局としての品性が試されていると僕は思う。別に僕が関わった番組だからじゃない。関わった番組でなくても言うよ。メディアとしての品性を疑います」
等と語っていました。
今回加藤さんは笹崎さんのことを問題児扱いしていましたが一番の問題児は上重アナで、加藤さんも心の中ではそう思っているのは間違い無いことでしょうね。