日本でも高い人気のK-POPグループ『TWICE(トゥワイス)』のメンバーで、日本人のサナさん(本名=湊﨑紗夏 みなとざき・さな 22歳)が、TWICEの公式インスタグラムに投稿した内容が韓国で物議を醸し、この話題を各メディアが報じたことで日本と韓国の間で論争が巻き起こる事態となっています。
1996年(平成8年)生まれのサナさんは4月30日にTWICEの公式インスタグラムを更新し、「平成生まれとして、平成が終わるのはどことなくさみしいけど、平成お疲れ様でした!!!令和という新しいスタートに向けて、平成最後の今日はスッキリした1日にしましょう!#平成ありがとう #令和よろしく #FANCYもよろしく」
と投稿しました。
<↓の画像が、TWICE・サナさんのインスタグラム投稿写真>
すると、この投稿に対して韓国の一部ネットユーザーからは、
- 日本のグループと錯覚しているのではないか。歴史は終わったのではなく、現在進行形ということを分かってくれればいい
- 3・1節と光復節には言及もないのに、日本の天皇退位の知らせを何故知らせているのか
- 韓国グループか日本のグループか分からない
- 公式アカウントに日本語で年号変更心境を掲載するのは正しくない
- 天皇の名前にちなんだ元号自体が日本の国粋主義・民族主義と大きく関連しているため、TWICEの公式アカウントにこうしたことを書き込んだのは慎重さに欠けている
などといった批判の声が上がり、さらに韓国の一部メディアが、「サナが天皇の退位に対する心境を打ち明け、さみしいけどお疲れ様でしたと述べた」などと報じたことで大きな騒動に発展したようです。
『朝日新聞』によると、韓国のメディアはここ数日、天皇陛下や元号にまつわる話題をかつての日本支配と結びつけて報じていたといい、こうしたメディアの報道も背景にあり、韓国の一部ネットユーザーが過剰に反応したようです。
そして、この騒動に対して日本のネットユーザーからは、
- 何が変なの?何がいけないの?
- 深く考え過ぎでは??この内容で非難浴びてしまうのは気の毒
- 仮に天皇皇后両陛下へ感謝の気持ちを込めてコメントしたら、何か問題なのかと思います。物議する意味がわからない。
感謝を述べていたらバッシングするとでも言うのでしょうか。だとしたら本当に愚かとしか言いようがない。 - この子は日本人でしょう。天皇陛下に感謝の気持ち書いちゃいけないの?何か問題でも?
天皇陛下の最後のお言葉に、我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。ってあったが韓国の人は世界の人々には入らないのかな? - このコメントは特に問題ないと思うが、K-POPメンバーに入った時からそれなりの覚悟は必要だったと思う。まあ、頑張って。
- 拡大解釈をして、重箱の隅をつつくように何かとすぐに非難したがる人たち。
日本人メンバーは、そういう国で、いま、活動しているのだということを、再認識できたのでは?
その国でやっていくからには、十分な注意力や警戒心が必要でしょ。
などのコメントが寄せられています。
韓国系メディアの報道を見ると、サナさんの投稿に対して過剰に反応しているのは一部のユーザーのようで、韓国内でもサナさんの投稿に対しては擁護の声も多いといい、「20世紀から21世紀に移るときに感じたように、平成から令和に移り変わる世代の変化に対する感情を表出しただけ」と冷静に指摘するコメントもあると紹介されています。
今に始まったことではありませんが、韓国はちょっとしたことでも政治などと絡めて非難してくることが多く、こうしたことで日本との間で様々な問題が発生しています。
そのため、韓国で活動するからには言動に気をつけるべきという声もありますが、今回の投稿に関してはサナさんには全く非がなく、完全なイチャモンとしか思えないので、今後この件について韓国で言及することがあったとしても謝罪などはせずに、発言の意図を説明するなどして、理解を得てもらう形にしてほしいですね。