AKB48の初代総監督を務めた“たかみな”こと高橋みなみさん(25)が8日、AKB48劇場で開催の卒業公演をもって卒業するにあたり、バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では「高橋みなみ AKB卒業記念スペシャル」として2時間SPが放送されたのですが、関東地区の平均視聴率が8.2%と低視聴率を記録していたことが明らかとなりました。
高橋さんはAKB48が結成された2005年より活動し、前田敦子さんらとともにグループを支えてきた方で、番組にはゲストとして同期の前田さんや小嶋陽菜さん、峯岸みなみさんが出演。
再現VTRやAKB48グループの総合プロデューサー・秋元康さんらのインタビューを交え、高橋さんがどのように成長していったのか、さらにメンバーとの友情や解散危機など、知られざる苦悩が紹介されました。
また、放送当日にAKB48劇場で行われた卒業公演の中継もあるという内容で、かなりお金をかけ、宣伝もかなりしていたわけですが、結果は2ケタに届かず、レギュラー放送よりも低い数字となっています。
ちなみに、1日放送の3時間スペシャルは14.2%、3月18日のレギュラー放送は10.9%、同4日は14.0%、2月12日は14.3%、1月29日は17.9%と、同番組は2ケタを下回ることはほとんどない好視聴率番組。
しかし、高橋さんの卒業スペシャルは8.2%という結果になっていたわけですが、同時間帯に放送されていた番組の数字を見てみると、NHKの『ニュースウォッチ9』は11.1%、フジテレビ系で放送された米倉涼子さんが主演のスペシャルドラマ『かげろう絵図』は8.3%、日本テレビ系で放送のアニメ映画『名探偵コナン時計じかけの摩天楼』は8.8%、テレビ朝日系で放送の『金曜 ロンドンハーツ&アメトーーーーク!姉妹番組4時間SP!!』が13.7%、テレビ東京系で放送の『たけしのニッポンのミカタ! SP』は9.4%となっており、この日の時間帯で最低の視聴率を記録。
こうした結果によって、いかに高橋さん等AKB48が数字を持っていないかが分かると指摘されており、さらに視聴者からは内容に対して「なんでも美談にしようとウザい」、「また握手会襲撃事件かよ」、「薄っぺらい、この女は『金スマ』出るほど面白い人生じゃない」などといった批判が寄せられていたといいます。
録画して視聴する方も多くいるかと思いますので、この数字だけで高橋さんの人気の低さを証明できるわけではないのですが、今年に入ってからの数字と比較して明らかに8日放送分だけがガクッと下がっており、さらに卒業のタイミングでもそこまで大きな話題になっていなかったことから、世間の興味・関心度が低いと見て間違いないのかもしれないですね。
そんな高橋さんですが、秋元さんら運営側からの寵愛を受けていたことで知られており、心配されていた卒業後の活動は順調そのもので、ラジオ番組が新たにスタートしたり、CMに出演したり、T.M.Revolutionの西川貴教さんが設立した法人会社の特別顧問に就任したりと、数多くの仕事を抱えており、しばらくはこれまでとあまり変わらない活動量となりそうです。
しかし、AKB48という肩書を失ってしまったことで今後どうなるか分からず、もしかすると他のメンバーのように徐々に仕事が減り…ということも考えられるのですが、これからどのようにして生き残りを図るのかに注目したいですね。
お涙頂戴のAKBには今さら感なんだよ。