ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ『カントリー・ガールズ』のプレイングマネージャーで、史上最強アイドルなどとも呼ばれていた“ももち”こと嗣永桃子さん(24)が5日、来年6月末をもってグループを卒業するとともに、芸能界からも引退することを電撃発表しました。
この発表は大きな反響を呼んでおり、嗣永さんがアイドルとしていかに多くの方から支持され、応援されていたかが分かりますが、そんな嗣永さんとSMAPの木村拓哉さん(43)は「共演NG」だったといいます。
本当に2人は共演NGだったのか、なぜ共演NGになってしまったのか、その理由が気になるところですが、ニュースサイト『リアルライブ』が報じている記事によると、事の発端は、2013年1月1日に放送された新春特番『さんタク』(フジテレビ系)だったそうです。
この年の番組のテーマは「日本男児背水の陣!女性のイラ立ちに全て答えます!」となっており、女性ゲストたちが男性に対して抱えるイラ立ちを、木村さんと明石家さんまさんにぶつけるトークをしていくという企画があり、この企画に嗣永さんはゲスト出演。
嗣永さんと木村さんはこの番組で初共演したそうなのですが、さんまさんによれば「ももちは木村が一番嫌うタイプ」とのこと。
案の定、収録現場の廊下には不穏な空気が流れていたといい、嗣永さんはお手製の紙芝居風の自己紹介ボードを使用し、番組収録前にあいさつ回りするのが習慣となっているそうなのですが、嗣永さんは初共演の木村さんにいつも通り「ももちですー。よろしくですー。許してニャン」とあいさつ。
これに対してあいさつなどに厳しい木村さんは、テレビと変わらない嗣永さんの振る舞いに対して怒りをあらわにし、「なんすか、あの廊下で開く女、あれ」とさんまさんに不快感を訴え、「絶対許さないっすよ」とブチギレ激怒していたことを明かし、「木村は一番嫌いなタイプやからな、挨拶は。縦(上下関係)はビシッとしてるから」と2012年12月放送のラジオ番組『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)でさんまさんは語っていました。
また、嗣永さんが木村さんの怒りも気にせず、「木村さん怒ってるにゃ~ん!」とキャラを貫き通していたといい、さんまさんはその姿を見て「あの女、すごいな、逆に。(木村の不興を買っても)こたえないのが」と感心したことも明かしていました。
その後2人は、2014年12月に放送された『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)で再共演しており、その年のテーマは「さんま&SМAPの過去20年の”黒い噂”を大検証」で、「木村拓哉の共演NGアイドルMとは?」として嗣永さんが出演。
木村さんは嗣永さんのあいさつに対して怒りをあらわにし、それが原因で嗣永さんのことを嫌いになったことを認めていました。
そうした中で登場した嗣永さんは、紙芝居パネルを持ってハイテンションで「みんなのアイドル、ももちでーすっ」「木村さん、お久しぶりでーす、ももちでーすっ」とあいさつ。
さらに、嗣永さんは木村さんの似顔絵を描いて木村さんに渡し、「さっぱり忘れて仲直りするためにコラボしましょう」と提案。
そして、木村さんも仕事ということで割り切り、「ももちですっ」「たくちですっ」「ももちとたくちはおとももち!イエーイ」と言ってハイタッチをしていました。
<↓の画像が、『さんま×SMAP』で共演した際のももちとたくち>
これ以降2人は共演しておらず、その後2人の関係はどうなっているのか、本当に共演NGなのかどうかは不明なのですが、嗣永さんは『さんま×SMAP』で共演してから半年以上が経った昨年6月放送の『ヤングタウン土曜日』にゲスト出演した際に、木村さんが実際にはそこまで怒っていなかったことを明かしています。
さんまさんが話を面白くするために盛ったことから、話が大きくなり騒動になってしまったそうで、実際にはそこまで関係が悪かったということでもないようです。
2人が共演する姿をまた何かの番組で観たい気もしますが、嗣永さんは来年6月末に芸能界引退となってしまうため、2年前の共演が最後となるのでしょうね…。