SKE48の松井珠理奈さん(19)が主演の深夜ドラマ『死幣-DEATH CASH-』(TBS系 水曜深夜0時10分~)が7月14日からスタートしたのですが、視聴率が低迷し大コケしており、0%台の数字を記録する可能性も出てきています。
松井さんが連続ドラマで主演を務めるのは今回が初めてで、どれほどの数字を獲得できるのかに注目が集まっていましたが、初回の平均視聴率は2.3%、第2話は1.6%、第3話は1.7%、3日に放送された第4話で1.2%にまでダウン。
『死幣』が放送されている『テッペン!水ドラ!!』枠は、昨年10月から放送の連ドラ枠で、1発目に放送されたオダギリジョーさん主演の『おかしの家』は初回2.8%を記録し、その後およそ2%台で推移して最終回で3.5%を記録。
今年1月期に放送されたムロツヨシさん主演の『悪党たちは千里を走る』は、初回2.3%、第2話で最高の3.0%を記録し、その後もほぼ2%台で推移。
また、今年4月期に放送された元AKB48の前田敦子さん主演の『毒島ゆり子のせきらら日記』は、初回2.1%、第3話で同枠史上最高の3.6%を記録し、第4話でも3.4%の数字を記録して2~3%台で推移していました。
同枠で放送されたドラマは、これまでに1%台の数字を記録することもありましたが、概ね2%台で推移。
その一方で、『死幣』は第2話で早くも1%台にまでダウンし、第4話で同枠史上最低の視聴率となる1.2%を記録。
『死幣』は、お金が欲しくてたまらない人のもとに突然届けられる呪われた1万円札「死幣」を使った人が、謎の死をとげていくというホラー・サスペンスドラマ。
<松井さんが主演のホラードラマ『死幣-DEATH CASH-』>
松井さんが演じている主人公・南由夏は、他人の死が見えるという第六感を持ち、友人の死を目撃してしまったことをきっかけに、周りで起こる不可解な事件に巻き込まれていき、俳優の戸次重幸さん演じる死幣の謎を追っていく正義感溢れる刑事・若本猛役とともに、呪いの真相に迫っていくというストーリー展開。
このドラマは「今後主演を張るだろう若手俳優が毎週1人ずつ殺されていく」という斬新なコンセプトとなっており、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』に出演している元AKB48の川栄李奈さんと白洲迅さん、昨年上半期放送の朝ドラ『まれ』に出演の中村ゆりかさんと葉山奨之さん、昨年下半期放送の『あさが来た』に出演の吉岡里帆さんと清原果耶さんら若手俳優が多数出演しているものの、第2話で白洲さん、第3話で吉岡さん、第4話では川栄さんが殺されてしまいました。
ファンの間では話題になっているドラマなのですが、ファン以外の間ではほとんど話題になっておらず、第4話で同枠史上最低となる数字を記録。
松井さんはSKE48の顔と言える存在で、2008年にSKE48が誕生して以来グループを牽引し、AKB48が毎年開催している『AKB48選抜総選挙』の上位常連で、今年の同選挙では自己最高となる3位に輝きました。
しかし、ドラマへの出演経験がまだまだ少なく、AKB48グループのメンバーが出演している『マジすか学園』シリーズの他にレギュラー出演したことがある連ドラは、今年4月期放送の『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)のみ。
また、このドラマは、SKE48の活動拠点である名古屋を含む東海地区(CBCテレビ)では放送されておらず、これが数字の低迷に繋がっているという声もありますが、松井さんはゴリ押しなどと揶揄されるほど、運営と総合プロデューサーの秋元康さんから猛プッシュされているメンバーで、その割にはあまりにも寂しい数字となっています。
松井さん本人は「アイドルも女優のお仕事もしっかり両立させていきたい」と語り、今後もアイドル、女優として活動をしていくと意気込んでいるのですが、果たして今後女優として活躍できることは出来るのでしょうか…。