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鹿児島で開催発表のアイドルフェスで詐欺疑惑騒動、SKE48やSTU48も被害に…主催者が週刊誌に言い訳や逆ギレで反省ゼロか

SANUNITフェスで大騒動。26組のアイドル出演辞退トラブルの裏側を週刊女性報道。主催者はブッキング担当に責任転嫁

鹿児島で開催予定のアイドルフェス『SANUNIT(サンユニット)フェス in かごしま』で、大トラブルが勃発していることを1日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。

『SANUNITフェス in かごしま』は2月11~13日までの3日間、鹿児島市内の公園「鹿児島ウォーターフロントパーク」で開催することが発表されており、出演者として『SKE48』『STU48』『SUPER☆GiRLS』『ZOC』『つばきファクトリー』『まねきケチャ』『ラストアイドル』など、合計37組のアイドルグループの他に、元『HKT48』の村重杏奈さん、元『NMB48』の矢倉楓子さんがメインMCを務めることが発表されていました。

<↓の画像が、当初発表されていた『SANUNITフェス in かごしま』出演者の写真>

しかし、主催者側からSANUNITフェスのブッキング依頼を受けていたとする『一般社団法人 芸能研究生(芸研)』が1月21日に、会場を管理している鹿児島地域振興局建設部に問い合わせたところ、会場の利用許可を1月19日まで得られずに、主催者側が利用申請を取り下げていたことを明らかにしました。

それにも関わらずチケット販売を継続していること等も含めて、ブッキング担当の芸研と『ASUM 株式会社』に相談や連絡は一切無かったとし、この問題によって37組中26組のアイドルが出演取りやめになったことを公表、これを受けて出演者サイドも続々と「出演辞退」を発表しました。

この声明に対して主催者側はツイッター上で、主催者として、皆様に先日の一般社団法人芸能研究生(東京Flavor)についての件は24日夕方に発表します。また、私は一般社団法人芸能研究生につきましては、ブッキングを頼んだことは事実ですが、令和3年12月28日に信頼がもてないために解除しました。とのコメントを出しました。

1月24日にはツイッターに文書を投稿し、フェスの開催を巡る騒動を謝罪した上で、鹿児島県や各関係機関と協議をした結果、新型コロナウイルスの影響も考え、縮小しての開催にさせていただくことになりましたとし、会場を鹿児島ウォーターフロントパークから「鹿児島県県民交流センター 県政記念公園」に変更すること、チケットの払い戻しも準備が整い次第、対応すると発表しました。

さらに、芸研にブッキングの依頼をしたことは事実と認めた上で、芸研の担当者が所属先について虚偽の説明があったことを理由に昨年末で取引を停止したとし、芸研側が出演取り止めと告知した各グループについては、出演については話合いの段階であり、順次事務所から発表していただく予定でした。その他のことに関しましても事実無根です。と反論しました。

その後、主催者のS氏が自身のツイッターアカウントを削除したり、フェスに関連するツイートを削除するなどの動きに出たことで、より多くの批判が寄せられる事態となっていたのですが、このトラブルの裏側を週刊女性が伝えています。

記事では、キャスティング担当の企業から相談を受けていた芸能プロダクション幹部がトラブルの経緯について、「簡単に言えば、主催者のSにキャスティング担当の企業が騙されたんです。よくよく調べれば分かることなのに…」「芸研はアイドルが所属する芸能プロダクションで、昨年11月にSから『イベントに出演して欲しい』と依頼が来たのです。そこで他の出演者がまだ決まっていないことを聞き、芸研は『他の出演者を紹介しましょうか?』と言ったのです。するとSは『有名どころを呼んで欲しい』と言うので、予算を聞くと『助成金や協賛金があるので1億円』と言ったとか。そこで芸研は実績があるASUMにブッキングのお願いをしたのです」と明かしています。

『SANUNITフェス』のチケット販売がスタートした昨年12月20日には、ASUMの担当者が鹿児島でS氏と会ったといい、「契約書を渡すと言うので、Sが住む鹿児島へ行ったそう。しかし、3日間滞在したけれど、結局Sは契約書を渡さなかった。すでにブッキングを済ませていたので、各事務所に出演料や足代で計4,000万円を支払わないといけない。そのため12月末に必ず支払いをするよう、Sと約束を取り付けた」と語っています。

しかし、12月23日にS氏から「支払いは2月末にします」と、支払日変更の連絡があったといい、それに驚いてS氏に連絡したところ「信頼できないので取引を停止する」と一方的に告げられ、その後は全く聞き耳を持たないS氏に対して芸研とASUMサイドは弁護士を立て、話合いをしようとするも回答が得られなかったそうです。

さらに、12月末時点で複数のアイドルの出演取りやめが決定していたにも関わらず、主催者側が元日に出演者のタイムテーブル等を発表し、その間もチケット販売が継続していたため、会場を管理する鹿児島県に問い合わせたところ、会場の使用許可を得られず、申請を取り下げていたことが判明したとのことです。

週刊女性は真相を確かめるため、芸研に今回の騒動について取材したところ、「降板を公表したのは、コロナによる不可抗力を理由にイベントを中止して、Sがチケット代金を返金しない可能性があると思ったため。今回は主催のSと私どものトラブルであり、出演者様には何の責任もありません。チケットを購入してくださった皆様、出演者様には本当に申し訳ありません」と話すのみだったといいます。

S氏にも電話取材を行い、SANUNITフェスは開催されるのか聞くと、規模を縮小して行う予定です。今回のトラブルの発端は昨年12月28日に、芸研が『うちはもうできない』と言ってきたんですよ。何より芸研はウソばっかりと語ったそうです。

会場の申請を取り下げた理由については、県の窓口に行ったら、すでに取り下げの書面が準備されていて『サインして下さい』と言うので、名前を書きました。おかしいでしょ?誰かが仕組んだんですよと説明したとのことです。

ただ、週刊女性が鹿児島県に問い合わせたところ、「話合いの中で主催者が申請を取り下げたいと言うので、こちらで書面を準備し、サインをいただきました」との説明を受け、これについてS氏に確認すると「きっと芸研が偽造書類を出したと思うんです。おかしいですもん」と語ったといいます。

また、会場の使用許可を得ていない状態でのチケット販売については、許可はもらっていないけど、許可をもらうように動いていましたから。そもそもアイドルヲタクを鹿児島に呼ぶイベントをするつもりはなかったんです。ブッキングも芸研がやると言ったんですからと語ったそうです。

新型コロナを理由にイベントを中止にし、代金を得ようとしていたのではと問い詰めたところ、電話が切られてしまったといい、週刊女性が1時間にわたって電話取材する中でS氏が激昂し、デカデカと誌面に書きなさいよぉ!イベント開催出来なかったって。あなたたちが何に掲載しようが、負けるつもりはないので!!と、怒鳴り散らす場面もあったといいます。

週刊女性がS氏について取材を進める中で、昨年にもS氏が企画したイベントを巡ってトラブルになっていたことが判明したといい、大手食品卸の広報が取材に対して、「昨年もSはイベントを企画していましたが、弊社の名前を勝手に協賛に入れていたんです。本当にいい迷惑でした。確か、そのイベントはコロナで中止になったはずです」と明かしたとしています。

このように以前からトラブルを起こしていたようですが、SANUNITフェスの実行委員会名義で24日に出した声明では、SANUNITフェスの会場を県政記念公園に変更し開催するとしているものの、この公園では「野外コンサートは不可」となっています。

さらに、5月3~5日にかけて鹿児島県内の天文館公園で『天文館アイドルまつり』を開催するとし、SANUNITフェスのチケットを使用することも可能だとしているのですが、このイベント会場とする天文館公園では、「公園での入場制限や営利目的のイベントは許可しない」と市の公式サイトに明記されています。

そうしたこともあって、主催者側の説明は一切信用できないとして批判の嵐となっているのですが、主催者側は完全スルーを続け、SANUNITフェスの公式ツイッターでは1月末以降、チケットの払い戻し案内のみ行っています。

S氏は週刊女性の取材に対して、一連の騒動の原因は芸研側にあると主張し、「そもそもアイドルヲタクを鹿児島に呼ぶイベントをするつもりはなかった」と言ったり、会場の申請取り下げを巡っても「きっと芸研が偽造書類を出した」として、全ての責任を擦り付けようとしているのが驚きですね。

色々と言い訳をしていますが、複数のアイドルグループの出演辞退が決定していた中で、その事実を公表することなくタイムテーブルやMCの発表をしたり、チケット販売を継続していたことなども大きな問題で、アイドルファンたちから「詐欺だ」との声が噴出するのも当然で、言い訳ばかりするのではなく、主催者として誠意ある対応をしてほしいものです。

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