芥川賞を受賞したピースの又吉直樹さんによる中編小説『火花』が実写ドラマ化され、林遣都さん、波岡一喜さん、門脇麦さんの3人がメインキャストに決定したことが10月に発表されたのですが、22日に追加キャストが発表され、NMB48兼AKB48の“さや姉”こと山本彩さん、俳優の小林薫さん、田口トモロヲさん、染谷将太さん等が出演することが明らかとなりました。
同ドラマは、世界最大級のインターネット動画配信サービス『Netflix』が独占配信し、全10話の構成で1話は約40~50分の予定で、各話が国内だけでなく一斉に世界配信されます。
『火花』は、11月末にオリコンが発表した2015年の本のベストセラーランキングで推定売上223万部で1位を獲得するほどの大ヒットを記録しており、実写ドラマには大きな注目が集まっているのですが、山本さんが出演する事に対してよく思っていない方が多いようで、世間からは批判的な声が多く上がっています。
山本さんはこれまでに、映画『NMB48 げいにん!THE MOVIE』、ドラマ『マジすか学園』シリーズ(テレビ東京系)ぐらいにしか出演した経験がなく、演技に関してはほぼ素人だとみられ、高い演技力は望めないことから「演技が酷評されているのにこのキャスティングはおかしいだろ」「共演者はみんな演技達者だから、山本の下手な演技が目立っちゃうな」などといった声が。
さらに、『火花』のドラマの制作を手掛けるのは、『吉本興業』と大手広告代理店『電通』ということからゴリ推しを指摘する声も上がっています。
山本さんらNMB48メンバーの多くは、吉本と大手パチンコ・パチスロメーカー『京楽産業.』の合弁会社『KYORAKU.吉本ホールディングス』に所属し、同社がグループの運営事務局となっており、中でも山本さんと渡辺美優紀さんは運営側から猛プッシュを受けているため、山本さんだけがドラマ出演する事に対して「吉本の山本ゴリ押しが酷すぎるわ」といった声が上がっており、一部では「山本を卒業させて、吉本でソロタレント化する計画が急ピッチで進んでいる感じ」といった声も。
また『火花』への出演決定だけでなく、今年の大晦日に放送される『第66回NHK紅白歌合戦』でNMB48が歌唱する曲が、AKB48の楽曲「365日の紙飛行機」に決定したことによってファンからは批判の声が上がっており、「山本がセンターの曲だからって、この選曲は無いでしょ」、「NMBの曲を歌ってほしかったわ。ガッカリ」、「折角の晴れ舞台を、山本だけのものにするなよ」などと不満が噴出しています。
ゴリ押しを指摘されている山本さんですが、大手芸能プロダクション『バーニングプロダクション』の社長で、“芸能界のドン”と呼ばれている周防郁雄社長のお気に入りで、ゴリ押しせざるを得ないという噂も囁かれています。
また、この噂の真偽のほどは不明なのですが、NMB48の解散説が以前よりメディアによって報じられており、NMB48の中でも人気が高い山本さんと渡辺さんは、グループ解散後も活躍に期待されている方のようなので、今のうちに話題作に積極的に出演させて少しでも多くの人気を獲得したいという思いがあるのかもしれません。
しかし、露骨なゴリ押しによってその分アンチが増えてしまう可能性もあることから、演技力が高くないにもかかわらず重要な役に起用させたり、連ドラの主演に起用したりするなどといったことは避けるようにしてほしいものですね。