NMB48兼AKB48のメンバーで、“みるきー”の愛称で親しまれていた渡辺美優紀さんの卒業コンサート「最後までわるきーでゴメンなさい」が3・4日の2日間にわたって開催され、渡辺さんの卒業シングルとなる『僕はいない』(8月3日発売)に収録の山本彩さんとのデュエット曲『今ならば』、渡辺さんのソロの卒業曲『夢の名残り』を初披露しました。
デュエット曲『今ならば』は、NMB48結成当初より渡辺さんと2枚看板でグループを支えてきた山本さんが志願して作曲し、渡辺さんに贈った曲となっており、その他に最終公演には卒業生たちも登場し、1期生だけでNMB48の『卒業旅行』を熱唱し、山本さんは涙をこらえられずに歌うことができず、ファンの涙を誘っていたといいます。
<↓の画像は、渡辺さんの卒業コンサートで撮影された写真>
渡辺さんの劇場卒業公演、卒業日についてはまだ発表されておらず、どのタイミングでグループから離れることになるのか現時点では定かにはなっていないのですが、これまで同グループでトップクラスの人気を誇っていた渡辺さんがグループを離れるのは確かなことで、NMB48の今後に心配の声が寄せられています。
そうした中で、6月21日発売のDVD-BOX『NMB48 Arena Tour 2015 ~遠くにいても~』が売れていないと話題になっているといい、この作品はNMB48として初となるアリーナツアーを収録しているのですが、オリコンの週間DVD音楽ランキングで初登場7位という微妙な結果で、高橋優さん、K-POPグループの防弾少年団やiKON、関ジャニ∞、Ken Yokoyama等に敗れています。
なお、このDVDには特典が付けられており、3回まで使用可能な握手会のクーポン券、生写真3枚が付いており、これに対してアンチからは「酷いドーピング」だと批判されていたのですが、初日の売上枚数は3,500弱と、特にドーピングによる効果も無く残念な結果に終わっています。
NMB48は今月27日には、DVD-BOX『NMB48 リクエストアワーセットリストベスト100』を発売。
こちらにも初回プレス盤限定で、来年3月末までに開催される全国握手会で3回まで使用可能な全国握手会クーポン券というものが付いているのですが、こちらも同様にコケてしまうのではないかと早くも懸念する声が上がっています。
NMB48は2010年に誕生して2011年7月にシングル『絶滅黒髪少女』でデビューを果たし、2013年に『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たすと、それから3年連続で出場しており、知名度も高いグループではあるのですが、シングルの売り上げ枚数は徐々に下がっており、4月発売の14枚目シングル『甘噛み姫』については、初日、初週の売り上げ枚数がピーク時の半分以下ということから、ファンもこの落ちっぷりに危機感を抱いているといいます。
- 『絶滅黒髪少女』公式MV(YouTube)
『甘噛み姫』の累計売り上げ枚数は約29万枚で、他のアーティストに比較すると、十分な売り上げ枚数を記録しているわけですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』によれば、これはAKB48などと同様で、「“口パク”グループのライブ映像は、ファンにとっても観返す価値がないのでしょう。」といい、渡辺さんの卒業によって今後更なるファン離れが心配されるとのことです。
他のグループについても、ピーク時に比べて売り上げ枚数も落ちている状況にあるわけですが、NMB48の人気の下降具合は他グループよりも顕著ということから、心配の声が上がるのも当然でしょうね。
6月28日には、NMB48に5期生として加入が決定した10名がお披露目され、現役メンバーの上西恵さん、昨年4月にグループを卒業した山田菜々さんの妹が加わり、今後の活躍に期待されています。
ファン離れを止めるのはそう簡単なことでは無く、今後も人気が下がり続ける可能性は十分考えられるのですが、これからNMB48を支えていく若手メンバーの躍進に注目をしたいですね。